また寂しい話題が、報道されていました。
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教師用「訴訟保険」需要急増、都の公立校では加入者3割強
保護者などから起こされる訴訟に備え、保険に加入する教師が増えている。
大手損害保険会社の大半が教師専用の保険を扱っているほか、公務員全般を対象にした保険を利用する教師も多い。東京都の公立学校では今年、保険に加入する教職員が3分の1を超えた。こうした状況は、学校に対する親の理不尽なクレームが深刻化する中、教師たちが「いつ訴えられるかわからない」という不安を抱いていることを示している。
複数の大手損保によると、教師向けの損害保険が出来たのは2001年前後。損害賠償請求訴訟を起こされた際の弁護士費用や、敗訴した場合の賠償金を補償する。毎月の保険料は200~1000円、補償額は300万~5000万円前後で、現在、大手損保6社のうち5社が、こうした保険を販売している。ある大手損保の担当者は、「口コミで保険の存在が広まっている」と語る。(読売新聞より)
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モンスターペアレンツとか名付けて、親からのクレームをまるで親の側が、いかれたクレーマーかのような風潮です。
しかしながら、その影で、「先生は、必死で、保険に加入している。(それも3割も…)」という今回の報道を読むと、心が暗然となります。
仮に、親のクレームが、的外れで、キチガイじみたものであるなら、裁判になったって、学校や先生が、負けるわけありません。逆に、名誉毀損などで、逆提訴して、賠償がもらえるでしょう。
必死になって、保険に入るということは、自分たちが訴えられると負ける可能性が高いことを認識しているということでしょう。
(・・・ということは、親は、クレーマーでなく、裁判で勝つような、正当な主張をしているということだ。)
モンスターペアレンツとか言って、いかにも親がキチガイクレーマーみたいなことを、喧伝しながら、その実、彼らの正しい主張に、裁判で負け、賠償させられることを恐れ、戦々恐々として先を争って、保険に加入している先生達。
やっぱりそうだと思ってたよ。
確かに、キチガイクレーマーみたいな親も多少は、存在するでしょう。
でも、本当は、今まであまりにも、遠慮していた親たちが、いよいよ正当な主張をし始めているだけだったのだ。
いろいろなイジメのケースなど見ても、親が大きな声を上げて、ようやく解決の糸口が見つかるケースばかりではないか。
それを、最近は、苦情を言う親がキチガイかのように、仕立て上げ、自分たちのことを棚に上げようとしていた。
危なく信じるところだったよ。
さすがに先生、頭はいいね!
自分たちに、有利に世論誘導しながら、裏では、必死に保険に加入しているとは!!
恐れ入りました。しかし、日本の教育は、これじゃ、もうだめだ!



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- 2007/07/24(火) 17:28:25|
- 教育
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- 2008/12/02(火) 22:29:44 |
- by jp & Blog-Headline