ニセ肉まんの報道がニセだったという発表がありました。
笑い話のようですが、中国にとっては、食品だけでなく、報道もイカサマばかりということが世界中に知られ、また大恥をかいてしまいました。
なぜ、中国で、こんな事が起こるのか、分かった様な評論家などは、「高度成長の歪みが…」「法整備が追いついていない…」とか、的外れな回答をしています。
こんな評論家は、歴史や中国人の国民性を知らない事丸出しです。
なぜ、中国で、以下の様な状況がおこるのか、
「工場は、環境破壊しまくり」「交通ルールなど無いに等しく事故多発」「立小便、痰吐きまくり」「日本は、窃盗強盗団が大挙して来る」「公務員は不正・賄賂」「国営ディズニーランド!」「ゲーム・音楽・映画は、ニセモノが9割以上」「デザイン・特許など流用しまくり」…etc
原因は、「高度成長の歪み」「法整備の遅れ…」なんかではない。「中国人の伝統的な拝金主義を伴う規範意識の無さ」が原因です。
中国人差別でいっているのではありません。また、規範意識が無いことがプラスに働くこともありますし…。(何事にもとらわれないとか、…etc)
「法整備」なんて殆どの問題では、中国でも行われています。ただ、幾ら整備しても、法を守るという規範意識が無いのですから、どうしようもない。また、法はあってもその執行者たる、警察官や裁判官がまた規範意識が無く、恣意的な運用をしますから…。
現在の中国の問題の多くは、殆どが、ここに根ざしています。
そして、この問題は、現代だけでなく、伝統的な中国人の国民性(国民的弱点)です。
この規範意識の無さで、中国は近現代において、その発展が50年は遅れたでしょう。
中国(清)が植民地に落ちぶれたのも、この規範意識の無さが災いしました。
かいつまんでいえば、英国は、この規範意識の無さを見越して、アヘンを密輸。当時の清朝関係者は、真面目に取締まるどころか、中国人ブローカーによるアヘン流通の手助けすることで賄賂をもらう輩が続出。結局アヘンは中国人自身の手で金儲けのために(違法なのに)一斉に流通、あっという間に蔓延。清の財政は、疲弊。国民の人心は乱れました。どうしようもなくなった頃、ようやくアヘン戦争を起こしましたが、時既に遅く(そりゃそうだ!)、逆に、植民地が確定しました。
確かに、今思えば英国は、とんでもない奴らだと思います。しかし、当時は清を植民地にしようとしていたわけで、戦争みたいなものですから、アヘンを売って、貿易的に儲けつつ、相手の国の財政も人心も痛めつけるという、非常に合理的な戦術だったと思います。それに比べ、中国人は、こんな簡単な英国の策略に乗っかり、「自分さえ儲かればいい」とアヘンをすごい勢いで自分たちで蔓延させてしまいました。当時もアヘンは違法ですから、規範意識が高ければ、アヘンをシャットアウトすることも出来たでしょう。
可哀相ですが、中国人は自分たちの規範意識の無さで、自国を植民地にしてしまいました。(逆に、幕末の日本の志士たちの志の高さには、奇跡的なものを感じます。だってもし彼らが外人のためにうまく立ち回れば、いい思いができたでしょうに…)
ことほどさように、中国人の規範意識の無さは、伝統的であり、別に「高度成長の歪み」や「法整備」では無いのです。騙されないように!判断誤るよ!


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- 2007/07/18(水) 16:52:50|
- 時事
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