頭がイカれた死刑反対派弁護士の登場で死刑の是非について目が向けられています。
死刑反対論者は、「死刑は反人道的な刑罰、冤罪の可能性、犯罪抑止効果はない、死刑廃止は世界の趨勢でアムネスティも勧告・・・。」といったことをしたり顔で語ります。
しかしながら、彼らは、もうひとつの世界の世界の常識(趨勢)はまったく語りません。
欧米先進諸国は、確かに死刑廃止している国は多くなっています。アムネスティなどの機関への配慮・国家としての人権意識の表明のためもあるので制度としては、死刑廃止しているのです。
では欧米先進国では、凶悪犯も殺されることなく、みんな天寿を全うしているのでしょうか?
実はそんなことは無いのです。欧米先進国でも、凶悪犯・テロリストなどは、そもそも死刑判決以前の問題で、現場で超法規的に抹殺されてしまいます。
大体、警官が回転式拳銃なんてものを所持しているのは日本ぐらいで、普通は速射性の高いオートマチックであることからも、いかに警官の発砲が現実的なものか分かる。(発砲しないなら日本のように安く手入れが簡単な回転式で良い。)
その上、他の国では、警察特殊部隊が日本に比べ充実しており、重火器で武装して凶悪事件に対応している。
しかるに、欧米先進国では、法制度上は、「死刑廃止」という名を取り、実際の治安犯罪対策の運用としては、警察及び警察特殊部隊により凶悪犯罪者は、超法規的に“抹殺”という実を取っているのです。
日本では、治安犯罪対策の運用で犯人を殺すことは殆どない。それどころか、発砲することすら稀という「死刑廃止」なんかよりよっぽど人権重視した状況である。
日本ももっとこれを主張したほうが良い。ヨーロッパ諸国は、「死刑廃止」なんてカッコよく語っているが、実際は、現場で殺してしまうケースが多々存しているではないか? 日本には、死刑は存在しているが、その執行数は現実には極めて少ない。また、現場で殺すなんて、人権に反することは、ヨーロッパ諸国のようにはしないのだから。
今日の結論
死刑のある日本では、確かに死刑を執行されて死んでいく犯罪者は存在します。
しかし、死刑廃止している欧米先進諸国では、死刑どころか裁判すら受けない逮捕前の容疑者段階で射殺される犯罪者がずっと多く存在しているのです。この現実を認識しないで正しい結論は導き出せません!

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- 2007/06/30(土) 20:44:26|
- 時事
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