
前回に引き続き、
※安全な街選びの重要な視点ランキング・4位「県境」 第4は「県境」でしょう。
以前暴力団の立て籠もり事件で、町田近辺で神奈川県警と町田署の連携ミス問題があったことを覚えている方も多いでしょう。
残念ながら、現在、まだまだ日本の警察は、県警単位の連携がうまく機能していないので、特に、県警同士の境界となる県境の街は、管轄の切れ目で、どうしても日常的な防犯活動や捜査活動が手薄で、かつ支障をきたしがちです。
近年は、問題化したこともあり、県警同士の連携等もかなり図られつつありますが、まだまだ問題山積です。
そして、犯罪者にとっては、そのことは都合がよい為、どうしても犯罪が他の地域に比べ多発し、治安が良くないことは、知る人ぞ知る現実として認識されています。
以前新宿歌舞伎町が、防犯対策を厳しくしたことで、犯罪集団が、県境の有数の繁華街である「町田」に大挙して移動“西の歌舞伎町”と呼ばれるまでになったことは有名です。
これも県境であることで、一つの県警で有効な対策を速やかにうてないことも大きな要因と言われています。
「安全」を第一に街選びを考えるなら、“県境”は考慮すべき事項でしょう。

このような連携を呼びかけあうこと自体が県境の危険性を際立たせます。
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東京と神奈川の県境で犯罪が多発していることから市民300人が一斉パトロール
東京と神奈川の県境で、ひったくりなどの犯罪が相次いでいることから、町田市などで市民300人による一斉パトロールが行われた。東京・町田市と神奈川・大和市などの県境では、ひったくりや女性が被害者になる犯罪が多発している。16日のパトロールでは、警視庁のマスコット「ピーポくん」と、神奈川県警のマスコット「ピーガルくん」がそろって参加し、町田市、大和市、横浜市の市民およそ300人が、8つの地区に分かれて、県境の住宅街などを歩き、地域住民に注意を呼びかけた。
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<県境越え凶悪犯罪対応 栃木、群馬、茨城県警が合同訓練> 2011/2/15 下野新聞
凶悪事件の犯人が県境を越え逃走する事案を想定し、栃木、群馬、茨城の3県の県警の合同広域初動対応訓練が14日、行われた。本県の42人など3県で計180人が参加し、連携の強化を図った。
北関東自動車道開通で、3県の県警の連携強化がこれまで以上に求められるとして実施され、3回目。県警によると、他県との連携が必要な事件は月に3、4件発生しているという。
この日は、群馬県の東武小泉線東小泉駅前のロータリーで無差別殺傷事件が発生したとの想定で行われた。犯人は本県や茨城県へ電車や車両で逃走。群馬県警のヘリで撮影した逃走中の「犯人」の動画を本県で受け取るなど、情報授受の確認や無線指令、緊急配備の発令などを訓練した。
栃木市藤岡町藤岡の県道沿いにある藤岡車両重量計量所では、検挙訓練を実施。逃走車両を追跡し、刃物を持った「犯人」を取り押さえた。
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(参考情報)県境はやはり犯罪の温床のようです…。
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<警察白書(H4)より>
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※ 県境の危険性は警察も認識!ひったくり・性犯罪は、犯人が、都県境を越えて犯行を繰り返しケースも目立っている・・・!
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【町田警察】

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【「ぼうはん日本」サイト】

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- 2011/07/26(火) 00:00:07|
- 社会・安全
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