毎日のように凶悪な事件が起こる今日この頃です。
特に、学生による犯罪が目立ちますが、事件が起こると取材に答える先生たちは、「まじめな子供で事件を起こすような子では…」「まったく問題はなかった…」といったコメントを当然のように、しゃべります。
このようなコメントを聞くごとに、日本の教育は、もうダメだなと改めて認識させられます。
先生のコメントが、まったくの本音で、「人を殺す」というような究極の問題行動をおこす生徒について、その変調・心の揺れ・前兆のようなことに、まったく気づかないのだとしたら、これは教師失格。いかに先生と生徒とのコミュニケーションが、取れていないかが、暴露されているのだ。
逆に、本当は生徒の変調や前兆に気づいていたのだが、責任回避のために、「まったく気づかなかった」という旨のコメントをしているのだとすると、これも教師失格。何という事なかれ主義・責任逃れか!
犯罪に限らず、生徒が自殺した場合でも、このような対応はよくある。本当は、イジメがあってそれが原因で自殺した場合でも、学校は「イジメはなかった」と答えることが多い(というか殆どそう。)
学生が凶悪な事件をおこすだけでも、陰鬱な状況であるが、
そのあとに出てくる責任逃れだけを考えている教育者を見るたび、「ああ、この方々が、もっと人殺し学生を輩出して下さるに違いない」と確信してしまいます。

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- 2007/05/20(日) 21:22:06|
- 教育
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