<鳩山首相、のりピーに食われた…異例の52分間所信表明演説も、ニュースの“主役”は酒井被告> /10月27日 スポーツ報知
第173臨時国会が26日召集され、鳩山由紀夫首相(62)は衆参両院で就任後初の所信表明演説を行った。「友愛」の政治理念を強調した演説は52分間という異例の長さだったが、この日のテレビ各局は覚せい剤取締法違反の罪に問われた女優・酒井法子被告(38)の初公判の報道に集中。所信表明の扱いはわずか数分程度にとどまり、晴れ舞台は“マンモス裁判”に完全に食われた形となった。
午後2時、衆院本会議場。鳩山首相は金色の勝負ネクタイを締めて臨んだ所信表明で「まず行うべきことは戦後行政の大掃除」と政権交代の意義を強調。「鳩山内閣が取り組んでいるのは無血の平成維新」と改革に臨む決意を示した。
就任から40日のデビュー演説では、科学者のアインシュタイン博士の「人は他人のために存在する」の言葉を引用し、友愛精神に通じる自身の政治理念を訴えた。
演説でひと呼吸置くたびに、与党席から拍手が起こった。野党席から飛ぶヤジにもめげず、25日の参院神奈川、静岡両補選を民主党が制した勢いに乗るように初の国会演説を堂々とこなした。だが自信の演説も注目度は決して高くなかった。
主婦層が中心に視聴する夕刻の時間帯。午後5時前からのテレビ各局の報道番組で酒井被告の初公判をトップで扱ったのは日本テレビなど民放4局。首相演説をトップで取り上げたのはNHKとテレビ東京だった。
量も段違いだ。フジテレビとテレビ朝日は1時間近く、日本テレビとTBSも30分以上も扱う力の入れよう。特集を続けた民放4局も午後6時前からようやく演説を取り上げたが、時間は軒並み5分程度という寂しいもの。夜のニュース番組では所信表明がトップ扱い、時間も多少増え、やや盛り返したが、「のりピー報道」にのまれた印象はぬぐえなかった。
もっとも、首相はのりピーに1度救われている。8月の衆院選中、民主党のマニフェストの一部を修正し、ぶれが指摘され始めたころ、酒井被告の事件が発生。政治報道は小さくなり、永田町かいわいでは「自民党からの攻撃を最小限に食い止めた」との見方も上がり、自民党サイドを悔しがらせた。
所信表明は52分間のロング演説。麻生太郎前首相(69)が昨年9月に行った際は21分間と比べても長さが際立つ。演説で首相は自身の政治資金虚偽記載問題に触れ「政治への不信を持たれ、申し訳ない」と陳謝。演説を結ぶと、民主党の若手、中堅議員がスタンディングオベーションをし、拍手の雨を浴びた。まさに異例づくしだった。
演説終了後、首相は記者団に「『今までとは少なくとも違うぞ』と国民が思えたらうれしい」と自画自賛していた。
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いよいよハトチャンの所信表明が有りましたね。
「今までの官僚の作文とは違う・・・」とマスコミ・コメンテーターも、やさしく評価してくれて良かったね!
正しい理念・美しい友愛が、空疎な言葉遊びで無ければよいですが・・・
ただし、先日の参院補選も勝ったとはいえ投票率は非常に低調でしたね。
オバマ大統領の施政方針演説と違って、ハトチャンの所信表明は、この1ヶ月の迷走で、国民はスッカリ興味なし、関心ももたれません。
もはや完全に「のりピー」の方がはるかに関心を集めるぐらいですから・・・
熱しやすく冷めやすい国民の心は、既にハトチャンからずっと離れていってますよ、自覚しなきゃ!
恐らくは、後で振り返れば、ここがハトチャンの頂点でしょう。
当のハトチャンは、ノボセ上がってまだお気付きではないようですが・・・ケバイ奥様とハシャイでる場合じゃないよ、ホント!
このままでは、これから先は、いばらの道でしょうね。
ハトチャンは就任会見で、「我々も初めてだから、国民は失敗しても長い目で見て新政権を育ててね・・・」なんて、甘ったれたことを言っていましたが、スッカリ覚めた国民の目は、そんなに甘くないでしょう。
「無血の平成維新」とか自画自賛していますが、そんな子供じみた「言葉遊び」に陶酔するのも大概にして、いい加減に民主党が主張したことと、実際の行動を言行一致させていかないと、アッという間に人気凋落しますよ。
※政権発足以来、既にこの政権の言行不一致ぶりは、前代未聞・政権末期的状況ですから・・・
・「無駄を無くせば、公約実現の財源はいくらでもある・・・」 → 実際は過去最大の概算要求、税収の倍以上の国債発行不可避・・・。
・「官僚政治の打破が・・・、天下りの根絶が・・・」 → 郵政を国営(公社)化、郵政社長は大蔵官僚OB
・「クリーンな政治が・・・、政治不信が・・・」 → 西松なんていう木っ端土建屋から賄賂もらっている小澤、故人献金ハトチャン・・・!
・「若い力が・・・、2世・長老支配を排除・・・、新しい政治・・・」 → 実際は、長老・小澤の傀儡・院政
~ハトチャン政権発足早々、既に、こんなブレブレのダッチロール状態を見せつけられては、国民もそれほど長い目で見て入られないでしょうね。
ハトチャンも理念としてはカッコイイ・正しいことを言っているのだから・・・
その理念通りに、断行してくれなきゃ! 「無血の平成維新」なんでしょ!
理念はいいけど、実践・実行はまるっきりダメ、赤字垂れ流すだけ・・・
~これじゃ、まともな政権政党というより、よくあるダメダメな社会主義政権に過ぎません。
この体たらくでは、遅かれ早かれ「日本新党」・「村山政権」と同じ道たどりますよ!
政権取って以来、自民党政権を倒した“達成感・全能感”やマスコミなどの”ゴマすり”・“ご祝儀記事”でトチ狂ってしまったのか・・・
ハトチャン政権の奢り高ぶり・勘違いぶりが目に余るようになってきました。
このまま目を覚ましてくれないと、まさに「バカに刃物」的状況になってきています。
民主党には、本当に謙虚に・初心に帰って、自分たちが国民から受けた信託は、あくまで「消去法」で得られたに過ぎないことを、もう一度肝に銘じて欲しいものです。
国民は、民主党の政策・信条に、無条件の信認を与えたわけでは有りませんし、全幅の信頼も置いているワケではありません。
あまりにも酷すぎた安倍・福田・麻生のアマッタレ2世「途中投げ出し」自民政権に、「NOを表明したら、民主党政権ができてしまった。」というのが、大多数の国民の本意でしょう。
民主党も小泉政権時代は「選挙で勝ったから全て信認されたわけではない・・・」と自分たちが言っていたではないか・・・。(同じことです。)
ハトチャンよ、小澤の言いなり傀儡政治を、このまま続けていると早晩凋落は避けられなくなりますよ。
願わくは、小澤を切り捨て、血みどろで“平成維新”を行うぐらいの気概をもってほしいものです。
このままでは、「友愛」とやらで、社会主義政権の常、「無駄はそのままで、バラマキまくり」気付いた時には、国家破綻ということに成りかねません。
【追記】
日本国民は、人が良いので、まだ諦めていない・・・というか民主党に期待しているのでしょうが。
私は、この政権が日本を導く末路は、見切りましたね。
正直言って、典型的な社会主義政権に終ります。
過去似た例を挙げれば、「美濃部都政」といったところでしょう。
教条的で理想的な理念はあるが、行き着く先は・・・
・理念倒れのバラマキ政治 → 莫大な財政悪化!
・官僚支配の打破どころか、社会主義的政策による「民から官へ」に伴う「大きな政府」「官の肥大化」!
~ということになることはほぼ確定です。
「そんなことにはならない・・・」なんて思っている人は多いでしょうが。
でも残念ながら、早晩私が正しかったことは、証明されますよ!
覚えておいてね!
※「官僚支配の打破」・・・よく言うよ、ドンドン官僚支配、官の肥大化が始まっています!
この勢いじゃ、財政投融資も復活か?
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<郵政改革推進室長に元総務省官僚を起用> (2009年10月28日 読売新聞)
政府は27日、郵政民営化見直しを担当する内閣官房郵政改革推進室(郵政民営化推進室から名称変更)の室長に、同日付で元総務審議官の清水英雄・ゆうちょ財団理事長を起用する人事を発表した。清水氏は旧郵政省出身の元キャリア官僚で、小泉内閣時代の2005年5月、郵政民営化関連法案に非協力的だったことなどが問題視され、郵政担当の「郵政行政局長」から事実上更迭された。
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<日本郵政>副社長に元官僚2人 取締役を倍増 /10月28日 毎日新聞
日本郵政グループの持ち株会社、日本郵政の新経営陣が27日、判明した。取締役数は会長、社長を含めて現在の9人から18人に増え、副社長には坂篤郎・前内閣官房副長官補(62)、足立盛二郎・元郵政事業庁長官(65)の官僚OB2人と、高井俊成・元日本長期信用銀行常務(63)、関根誠二郎・キヤノン情報通信システム本部長(61)が就任する。社長に就任する元大蔵事務次官の斎藤次郎・前東京金融取引所社長(73)に続き、副社長にも官僚OBが起用されることになり、民営化からの回帰色が強い体制になる。
取締役には全国サービスの維持を意識して、地方から松尾新吾・九州電力会長(71)や小池清彦・新潟県加茂市長(72)が起用される。東芝相談役の岡村正・日本商工会議所会頭(71)や井上秀一・元NTT東日本社長(71)など民間企業トップ経験者や、元政府税調会長の石弘光・元一橋大学長(72)、原田明夫・元検事総長(69)など有識者も取締役に入る。
留任は会長の西岡喬・三菱重工相談役(73)と取締役の奥田碩・トヨタ自動車相談役(76)の2人だけ。西川善文社長(71)の再任に積極的だった高木祥吉副社長(61)や牛尾治朗・ウシオ電機会長(78)など西川氏を含む7人が退任する。亀井静香郵政担当相が電話で退任の承諾を得たという。
役員人事は日本郵政が28日に開く臨時株主総会で、政府が株主提案として議題に上げて承認される。その後、原口一博総務相の認可を経て、正式に新体制が発足することになる。
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※いったい何時まで野党気取りなのか?もう与党だよ!
自民党批判してりゃいい時代は、とっくに終ってるんだよ!
「自民党に言われたくない・・・自民党もやっていたんだから、我々もやりマース!」って子供かっ!おかしいだろ!お前等が変えて良くするはずだったのに、悪くしてどうする!
そこんとこ、わかって言ってるのか?このオッサンは?
当初予算で100兆・・・来年も自民と同様大幅な補正予算組んだら110兆、120兆・・・150兆かい?
「なんでも反対」ハトチャンよ!
ドンドン土井たか子にソックリになっていくじゃないか!
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<国会論戦スタート 「脱官僚」どこへ 自公政権に責任転嫁> 2009.10.28 産経ニュース
就任後初の国会論戦となる28日の衆院代表質問で鳩山由紀夫首相は、自ら掲げる「脱官僚依存」の姿勢は見えず、意味不明瞭の「官僚答弁」で質問をはぐらかす場面が目立った。野党気分が抜け切らないのか、財政政策などを追及されると、自民、公明両党の前政権に責任転嫁を続けた。むやみやたらな政治主導は「政治暴走」になりかねない。
「政権を取ったらすぐに君子が豹変(ひようへん)したかのように言われたが、(私は)君子でもありません」
自民党の谷垣禎一総裁が鳩山政権の内政、外交などのあり方について「約束違反、言行不一致ばかりだ。政権を取ったら君子豹変が許されるのか」と質すと、首相はこう開き直った。
日米関係については「中長期的な視野に立って日米同盟を重層的に深化をさせる」と観念的に表現。喫緊の課題である在日米軍再編については「安全保障上の観点も踏まえ、過去の日米合意の経緯も慎重に検証した上で、沖縄の人々の思いを受け止めながら、真剣に取り組む」と官僚以上に言質を取らせぬ表現だった。
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- 2009/10/29(木) 00:00:22|
- 時事
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