これから住宅の購入を考えている皆様、住宅は、一生に一度の大きな買物です。
どの街に住むか、どのような視点で選びますか?
若者が、学生時代を過ごすための、アパート選びではないのです。
「子供を育てる」「自分が老人になる」「家族の介護」…etc。ライフイベントを考えると、いろんな視点は有るでしょうが、まずは「安全」第一でしょう。
※安全な街選びの重要な視点ランキング・1位「人車分離」 まず第一は「人車分離」の街作りでしょう。
ここで言う「人車分離」は、民間分譲住宅の謳い文句の「人車分離」ではなく、少なくとも、最寄駅から自宅まで、車道と交差せずに行き来できること、を指します。このような街は、非常に少ないです。(旧住宅公団による大規模ニュータウン。東京なら多摩ニュータウンなど)
安全に暮らすために、このことによる利点は大きいです。
日本では狭い生活道路にも、大きな車がどんどん進入してきます。規制緩和により3ナンバー車が増えたこともこの傾向を加速しました。
その結果、交通事故死者のうち歩行者の占める割合が、他の先進国に比べ格段に高いです。ご家族の何十年にも及ぶ通勤・通学における交通事故遭遇の確率が、かなり低くなります。
また最近は、子供の連れ去り、女性への暴行・監禁、引ったくり等の犯罪が、激増していますが、このような犯罪も殆どは、車・バイクで後をつけて来て、犯行に及びます。「人車分離」が徹底している街では、こうした犯罪に遇う可能性が、非常に下がります。
あなたは、毎日毎日、車・バス・バイク・自転車・歩行者が、狭く歩道もロクに無い道路でひしめき合う街に、何十年も住めますか?あなたの家族は、そんな町で事故・犯罪に遭わないでいられるでしょうか?
~続く~


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- 2007/02/19(月) 17:13:40|
- 社会・安全
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