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学校、顔のあざ確認 日常的に虐待か 西淀川女児死亡 /asahi.com 2009年4月24日
大阪市西淀川区の市立佃西小学校4年、松本聖香(せいか)さん(9)の遺体を遺棄したとして、母親の美奈容疑者(34)と内縁の夫で無職、小林康浩容疑者(38)ら3人が大阪府警に死体遺棄容疑で逮捕された事件で、聖香さんが1月、教諭に「新しいお父さんにたたかれた」と打ち明けていたことが同市教委への取材でわかった。教諭は顔のあざも確認したが、学校側は児童相談所に通告していなかった。小林容疑者は取り調べに対し「殴ったことがある」と話しており、府警は聖香さんが日常的に虐待を受けていた疑いがあるとみて、24日に司法解剖して死因を調べる。
大阪市教委や佃西小学校によると、同小学校の養護教諭が今年1月16日、聖香さんのほおにあざがあるのに気づいた。教諭が尋ねると、聖香さんは小林容疑者にたたかれた跡と説明したという。担任の教諭が電話で母親に事情を尋ねたが、美奈容疑者は「この子はよくあちこちに体をぶつけるんです」と話したという。同小学校は虐待を疑って児童相談所への通告も検討したが、見送られていた。
捜査関係者によると、小林容疑者は調べに対し「(聖香さんを)殴ったことはあるが、殺そうと思ったことはなかった」と説明。事件当時の状況については「しつけのつもりでベランダに放り出していたら、4月6日の朝死んでいた」と話した。同容疑で逮捕された小林容疑者の知人の杉本充弘容疑者(41)の供述によると、小林容疑者と2人で同日夜に奈良市内の山中で遺体を遺棄したという。
聖香さんは3月11日から風邪を理由に学校を長期欠席。市教委によると、遺棄翌朝に当たる今月7日、3月まで担任だった教諭が小林容疑者の息子の入学式で美奈容疑者を見かけ、「明日から新学期が始まるから元気で来てください」と声をかけると、同容疑者は「はい、わかりました」と答えていた。しかし、同日夜になって、西淀川署に家出人捜索願を出していた。
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また、悲惨な児童虐待死が起こってしまいました。
もう何度このような事件の報道を聞いたことだろう。
このような事件の報道のたびに、「周りが気付いていれば・・・」「なにか出来たのでは・・・」といったコメントがむなしく繰り返される。
私は、このような事件の報道を聞くたびに、本当に公立学校の教師のやる気の無さ・プロとしての能力の無さをまざまざと感じます。
学校教育について何か問題があると、すぐに「生活指導等々で、教師が忙しいから・・・」の様な答えが返ってきます。
しかし、本当でしょうかね???
*「生活指導等々で忙しいので、給食費の督促もしない、出来ない。」
*「生活指導等々で忙しいので、塾の先生のように学力指導ばかり出来ないのだ、塾と比較するな。学力低下を教師のせいにするな。」
*「生徒指導等々で忙しいので、放課後のクラブ顧問など出来ない。」
*「生徒指導等々で忙しいので、文句言ってくる親の対応は、教師賠償保険会社・弁護士に任せちゃおう。」
*「生徒指導等々で忙しいので、クラスでイジメられている子がいても分からない。たとえ見つけても対応しない。」
そして、今回は・・・、
*「生徒指導等々で忙しいので、アザのある子供・虐待の可能性のある子供に対応することも出来ない。」
ということなのでしょうね。
教師の勤務の実態について知らない人ほど、「教師は過酷で忙しい・・・」なんていう日教組のプロパガンダを信じてしまいがちです。
~~私は、教師の友人も多いですし、正直実態も知っていますから、こんな話は大嘘ということは知っています。
よほど真面目で教育熱心な一部の教師以外(こういう先生だけになってもらいたいが)、研修という名目で夏休みなどの長い休暇は、ずーと休み!
私の友人など、大げさでなく1年の半分は、いっぱしの登山家のような生活してますよ。~~
はっきり言って、公立校の教師などそもそも何もやる気もないし、やる能力も無いことは確かです。
一生懸命やることといったら、夏休みに教育研究という名の単なるお休みを取ることや日教組の活動くらいですから・・・。
我々が生徒だった頃、「40人学級が実現できれば、生徒に目が行き届き理想的な教育環境が・・・」なんて主張して、生徒の迷惑顧みず、ストに出掛ける教師がいたものでした。
それが今では、少子化により学校によっては「20人学級」「30人学級」という状況ですよ。
その上学習指導要領も昔より激減、教えることの総量は著しく減って昔に比べりゃ、ずっと楽になっています。
それでも、児童虐待すら気付けない・・・。
どうなってるの?
仕事する気、さらさら無いの?
恥ずかしくないの・・・。
自分の生徒がボロ布のようになって死んでいくのを見過ごして・・・
トウシロウなの、目は節穴?
この子の小学校に一人くらいはこの子の危機的状況に気付く、まともな心ある教師はいないのか?
あのコワモテオヤジが恐いから何も言えないの?
教育者なのに・・・
今回のようなケースに対応できないような教師は、どれだけ忙しいか知らないが・・・教師としての資質にかけますね。
いったい何回このような事件が起これば、教師は目覚めるのだろうか・・・。
毎回毎回、昼行灯みたいな教師が雁首そろえて「気付かなかった・・・」「もう児童相談所に行こうとした矢先が・・・」とか言い訳がましい会見をして、自分の学校の生徒が児童虐待の犠牲になりボロ布のようになって死んでいっても、何も無かったかのように、のうのうと処分も受けず、教師として生きていく。
本音では、「やっと厄介な問題から開放される、ラッキー!」ってなモンなのでしょうね・・・校長も担任も教職員全員も!
ここまで教師の資質が低い以上、日本も児童虐待に関しては、少なくとも教育関係者・医療関係者には罰則のある通報義務を課すしかないでしょう。
罰則があれば、腑抜けで面倒くさがりの公立教師どもも、罰則を受けることを恐れて通報するようになるでしょう。
もはや、性善説の時代は終わりです。
所詮、罰則でもなきゃ、やる気のない・事なかれ主義の公立教師はもはや動かないことだけは、嫌と言うほど分かりました。
これ以上の被害児童を出さないために、一刻も早く「罰則規定有りの児童虐待通報義務法制化」を・・・!!
※いかに公立の教師というのは、児童虐待を見逃しながら、自分は楽しい夏休みを過ごしていることか・・・アザのある子の家庭訪問でもしてやれよ!ホント・・・
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◆「有給で過ごす教師の夏休み」 (MBS 06/6/27) /sakura4987.exblog.jpより
http://mbs.jp/voice/special/200606/27_3490.shtml
今年も子どもたちの夏休みが近づいているが、学校が休みの間、公立学校の教師たちが、実は、自宅で研修をしていることはあまり知られていない。
この研修は勤務扱いになっていて、当然、給与も支払われている。
しかし、その中身を見てみると,、とても勤務には見えないずさんな実態が浮かびあがってきた。
今年も、あとひと月足らずで、子どもたちの夏休みがやってくる。40日間にもおよぶ長い休み。その間、小学校の教師たちはどこで何をしているのだろうか。
<小学生の保護者>
「夏休みの半分くらいは、学校に来てらっしゃるんじゃないかと思うんですけど」
「わからないです。当番で(学校に)来られてるぐらいしか」
子どもたちは夏休みだが、公立学校の教師はもちろん休みではない。年休や代休を取らない限り、普通の公務員と同じ、1日8時間勤務となっている。もちろん給与も全額支給されるのだが…。
<記者>
「これはリポートとは言わないんじゃないのかな。これはひどい」
実は、夏休み期間中は多くの教師が自宅で「研修」していることになっている。多田浩一郎市議が情報公開請求で入手したのは、兵庫県宝塚市内の公立小学校教師らが、去年夏に行った研修の「報告書」。
24校分4,000枚にのぼる資料から、夏期研修の実態があきらかになった。ある教師は16日間、自宅で「高学年の学級づくり」を研修したとある。
しかしリポートは、手書きの10行。16日間の成果が、わずかこの10行なのである。
また別の教師は、18日間自宅で研修。教材研究とプリント作成などをしたというが、添付されていたのは教材のコピーと、ハートマークが書かれたプリント1枚だけだ。
さらに別の教師は、15日間自宅で読書と教材研究。ところがリポートは読書感想文らしき3行。3冊分でも15行に過ぎない。
<保護者>
(Q.報告書がこれですよ?)
「これだけですか?これぐらいだったら私でも書けそうな感じがします」
(Q.15日で1枚半です)
「えっ、そうですか。15日?なってないかな。子どもたちに言えないかな」
他にもこんな事例が。17日間自宅で韓国語学習。その成果は、NHKハングル講座のテキストのコピー。11日間かけて自宅で運動会の準備。しかし3人の教師が、なぜかまったく同じ組体操の指導案を提出していた。共同作業といったところか・・・。
こちらは14日間かけて人権教育を研究。ところが2人の教師が、これまた全く同じ同和学習指導案を作成していた。こちらも共同作業なのか。
<多田浩一郎市議>
「報告書を見る限りにおいてはですね、とても勤務とは言えない内容。有給の措置されてるわけですけども、これが本当に給与が支払われていいのかと思いましたね」
ちなみに、公立小学校教師の全国平均の月収は、およそ38万円。これらの研修にも、1日あたり1万7,000円以上の給与が支払われていることになる。こうした研修は、公務員としての職務専念義務を免除する「職専免研修」と呼ばれるものだ。
承認をするのは学校長なのだが、報告書の中身に疑問を抱いた事はなかったのだろうか。特にずさんな報告書が多く見受けられた小学校の校長に、話を聞くことにした。
<多田浩一郎市議>
「18日間自宅で研修されてるんですが、作ったものはA4の統計資料1枚なんですよ。これ作るのに18日間かかりますか?棒グラフ、これだけですよ?」
18日間の自宅研修で報告書は、棒グラフ1枚だけ。校長はなぜこれを承認したのか。
<長尾南小・川村剛校長>
「一概に何日間が多いとか、何日が少ないとかいうように、線引きできない部分がありませんか。むしろしっかりやってこいと」
<多田浩一郎市議>
「これが18日間の勤務実態にあたるのかどうか?」
<長尾南小・川村剛校長>
「妥当だと思います」
<多田浩一郎市議>
「妥当ですか?」
<長尾南小・川村剛校長>
「1,000人の子どもたちをしっかり考えるには、18日間かかると思います」
<多田浩一郎市議>
「しっかり考えた結果が、A4用紙1枚ですか?」
<長尾南小・川村剛校長>
「私は、彼女はこれで18日間の研修をやりこなしたと判断した」
承認は妥当で、その理由を話す必要もないと言い張る校長。最後まで議論はかみ合わない。そこで、別の小学校の校長にも尋ねてみた。この学校では、16日間自宅にいて、報告書がわずか1枚半の教師も。
<すみれが丘小・小西康広校長>
「よく研修してくれてるというふうに、僕自身は承認していますけど」
<多田浩一郎市議>
「だって1枚ちょっとじゃないですか。これを入力作業だけであれば、10分20分の世界じゃないですか」
<すみれが丘小・小西康広校長>
「不完全だとは思ってません」
<多田浩一郎市議>
「この研修の目的と狙いはなんですか?」
<すみれが丘小・小西康広校長>
「個人情報にかかわってきますので、あまり詳しくは申し上げられない。研修したということを承認したということです。それは間違いないです」
<多田浩一郎市議>
「その承認に問題があるのでは?」
またも承認した理由は教えられないの1点張りだ。それでは、市の教育委員会はこの現状をどう考えているのだろうか。
<宝塚市教委・永井一聡職員課長>
「研修については、誤解のないようにしっかりと適切にやって下さいという指導は、徹底してやっている」
<多田浩一郎市議>
「200時間くらいかけて、これかかります?そんな部下おったら張り倒すでしょう?資料作ってくれって言って200時間」
<宝塚市教委・永井一聡職員課長>
「校長としてはそれが、まぁ考え方はいろいろあるでしょうが、妥当であったと認めたわけでしょう」
教育委員会もまるで人ごとだ。
一方で、こうした税金の無駄遣いにつながるずさんな研修を一掃した自治体もある。大胆な経費削減を進める横浜市だ。
<横浜市教育委員会・本多俊雄課長>
「全職員数で取った職専免の日数を割ると、平均取得日数は0.9日となっています」
(Q.つまり、研修を取る人自体が減った?)
「そういうことですね」
横浜市では、4年前から、研修の目的や意義、何月何日に何をしていたかなどを報告書に細かく書くよう徹底したところ、研修日数は、全教員平均で6.3日から0.9日にまで減った。
<横浜市教育委員会・本多俊雄課長>
「税金を払って、公共サービスしていると。ということは、逆に、市民ニーズはどこにあるのか。その仕事の結果が、一体だれに反映されるのか。それは、自分であってはならない」
6月21日に行われた宝塚市議会・予算特別委員会。
<多田浩一郎市議>
「研修内容は読書と2文字。場所は自宅とかいてあるんです。これがそもそも研修計画書と言えるのか」
多田市議が、議会でこの問題を質した。
<宝塚市・勝山浩司教育長>
「どうも、その…職専免研修が権利だと誤解している一部の教員がいると思うんです。そういった方々が、今後、出ないように、私どもはこれからきちんと指導していきたいと思いますし、徹底した調査を行いたいと考えております」
と教育長は明言。
<多田浩一郎市議>
「教職員と校長との力関係が逆転してしまっているのじゃないかなと。指導に従う空気がない」
いかにして研修の成果を授業に生かしていけるのか。でなければ先生たちの夏休みに、税金で給与を支払う理由はありません。


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- 2009/04/28(火) 00:00:36|
- 児童ポルノ規制・児童虐待
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