fc2ブログ

だまされるな!溢れる情報の中で漂流するあなたへ! 

巷には情報が溢れています。しかし情報に翻弄され、ニュース・商品等の正しい姿が捉えらません。溢れる情報に騙されたくない皆様に、山一證券を経てコンサルの筆者のブログジャーナル。

間違いだらけの資格選び⑧ 資格のコストパフォーマンスも気にしよう!

ぼへー 新年を機にキャリアアップを目指し資格取得に挑戦する方が増える時期ですが…。 (資格ビジネスもこのように煽るし → 「新年オススメ講座大特集!」ユーキャン)
それだけに、悪徳資格ビジネスに騙される人が、いまだ後を絶ちません。
皆さん、甘言に惑わされず、資格ビジネスの現実を知り、気をつけてください!

※資格選びで意外と真剣に検討されていないのが、その費用対効果です。
 学生や主婦の方やよほど暇な仕事についている方でなければ、働きながら資格を取得することには、多くの時間(下手すれば数年かかる場合も)と費用がかかります。 

そこで、コストパフォーマンスの高い資格取得法について考えます。
※勉強法に関して
資格取得に関して得られる情報は、どうしても「資格ビジネス」サイドから発信されるので、資格の取得に一番良い勉強法は、“資格取得講座への通学”で、それが不可能な場合は“通信教育”、最後が“独学”、…「でも“独学”ではなかなか合格しませんよ!」という情報が殆どです。
 本当にそうでしょうか?
受験者の適性にもよりますが、必ずしもこれは正しい情報では、ありません。
実際は、この順番に、資格ビジネスとしての利益が大きいだけなのです。
 皆さんも大きな書店に行けば、納得できると思いますが、最近は資格取得に関する基本テキストや問題集は、充実していますので、良い基本テキストと問題集を中心に、独学しても十分合格できる資格が多いです。
よほど、自分の不得意な分野でない限りは、独学でも十分だと思います。
 また、独学では、“通学等にかかる時間がないこと”、“進度は自分次第であること”、“通信教育のように結果のフィードバックに時間的インターバルがない”といったメリットもあります。
 あまり「資格ビジネス」サイドが流布する通学講座万能主義に洗脳されないほうが、資格取得のコストパフォーマンスが上がります。
 費用に関しては、「独学」が圧倒的に低コストです。
 また、資格予備校では、資格の模試などを開催していますが、時間とお金に余裕のある人はどんどん受けると良いでしょうが、大抵の資格は、合格基準は、配点の60%以上等と公表されており、大学入試のように定員が決まっていて上位から合格していくというようなものではないので、本来的には模試は、あまり必要がないでしょう。
(資格予備校としては、模試を開催すれば儲かりますから、どんどん開催します。)
 過去問を合格基準以上解ければOKでしょう。

{合格後もかかる維持費}
 意外と皆さん取得前にまじめに考えていないのが、合格後に資格の維持にかかる経費です。
国家資格の場合、合格しただけで、※※士会などに登録・入会しない場合は、特に維持費はかからないケースが多いです。
 気を付けなければいけないのは、民間資格や民間国際資格の場合、登録料や会費、継続教育費用などといって合格者からどんどんお金を吸い上げる資格が結構あります。
 特にバブル崩壊後、資格が、本格的にビジネスになって以降の民間資格には、この傾向が強いので、取得前によく調べたほうが良いです。
民間資格団体サイドとしては、人口も減少しつつあり、受験料収入だけでは、収入はジリ貧となってしまうため、資格取得者から継続的に金を取る傾向に拍車がかかっています。…これなら受験者は減っても、資格保有者の累計は当分は増え続けますから安定した収益源ですね! 「資格取得者の知識や技能の維持…」というのは、大義名分であって本音は、継続的な収入源の確保にあるのです!
(資格取得後、資格を維持する限り一生払うことになることも考慮しないと大変ですよ!)
 25歳で維持費のかかる民間資格を取得し、一生維持するとしたら本当に莫大な費用がかかる資格が結構存在するのです。
 そういう意味では、維持費のかかる民間資格は、維持費を会社が支給してくれる(せめて手当が出る)ものにするのが最適でしょう。
 自費で維持するのであれば、できるだけ同種の国家資格をお勧めします。
(国家資格は資格ビジネスほど高額な維持費は取らないですし、国家資格で業務独占資格の場合、※※士会などに登録・入会するとそれなりの費用がかかりますが、当然独占業務を行えるという多大なメリットがありますし、業務で使用しない場合、資格試験合格者として資格を保有しているだけでは、大抵費用は掛かりません。)

※「継続教育」のワナ
 民間名称独占資格の中には、「資格取得者が継続的に知識や技能の維持・向上できるように…。」といった大義名分のもとに高額な会費・継続教育費用を徴収し、資金源としている団体が存在しています。
 確かに資格取得者の能力を担保するために継続的な教育や何らかの資格更新制の必要性は、私も認めます。
 しかしながら、その資格保有者の能力を維持するために「どのような教育を」「どのような時期に」「どのような形で」行うことが適切なのかは、極めて難しい問題です。
だから、最も重要な「国家資格の業務独占資格」(医師、弁護士…)でさえ実施されていないのが現状なのです。
 また、そもそも資格は、その業務を行うための最低限の知識水準であって、取得時の水準を、維持すればいいというものでは、全くありません。
その意味でも、「継続教育」や「更新」は、非常に難しい問題なのです。
(だれでも資格取ったばかりの医師に手術して欲しくないでしょうし、資格取ったばかりの弁護士では訴訟に負けそうです。)
このように難しい「継続教育」問題をものともせず(笑)、あっさりと「継続教育」を実施している‘民間名称独占資格’の団体が、あるようです。(AFP・CFPのFP協会がその好例)
 しかしながら、現在「継続教育」と称して高額な教育料を徴収している団体で、その「継続教育」によって本当に、その民間名称独占資格保有者の能力が担保できているのか?
非常に疑問が残ります。
…というか、ほとんどの場合は、たいした教育は行っておらず、「××セミナー参加したら*ポイント取得」みたいな、「お前は、ポイントカードかッ」といいたくなるような適当な教育を行っているのが実態です。
たとえばAFPやCFPなど、一年間で1日や2日勉強するだけで継続教育を満たしてしまいます。
そんなやらないよりはマシ程度の教育で「その資格者の知識・能力を保証する…」とはどういうレベルの資格なのか?
中小企業の新入社員教育だって1年間でもっと勉強するよ!
もし世間の医師が「私は1年間に2日は勉強しているので、医師としての知識技能については安心して下さい…」なんて言ったら、逆に絶対に受診しませんけどね…!

 正直に言って,現在「継続教育」なんていってる団体は、実態としては、その団体の体裁よい資金源として実施している場合が、大半です。
とても精査された「継続教育」とは思えません。
 そして、その資格者の「どのような能力」が「どれだけ」担保されているのかもハッキリせず、第三者機関などのチェックも有りません。
とてもその資格者の能力が担保されているとは、到底思えない貧弱なものであるのが、実態です。
 精査もせず実効性にも疑問がある(何もやらんよりいいでしょッ的な)「継続教育」で、いかにもその資格保有者が、能力担保されているかのように宣伝するのは、妥当性が問われると同時に、ひいては消費者保護の観点からも大問題と私は考えます。
くれぐれも皆様もだまされませんように!

※「継続教育」の実態→チョット検索しただけでボロボロでてきます・・・酷いのだと「即日で継続教育単位取得」だって!こんな教育でどんな能力が担保されるのだろうか?資格の胴元と資格ビジネスの末期的共存共栄関係ですな!
   ↓
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
検索結果
■FP資格はFPKで合格
www.fpk.co.jp 高い合格率と充実教材、専門校の力! 通学・通信の多彩な教育システム
即日でFP継続単位を取得
www.kyoukara.jp/ 最短で即日で15単位取得できます。 更新期限間近の方も安心です。
■FP継続教育の通信講座は
www.nipponmanpower.co.jp 日本マンパワーの通信講座。 金融知識をつけてスキルアップ!
■即日でFP継続単位を取得可能!今日から始めるインターネット継続講座
今日から始めるインターネット継続教育. 運営:エフピー研究所. ※最短で即日の単位取得が可能です。 コラムのサンプル, 問題のサンプル. ■ご利用料金. 科目, 取得可能単位数, 料金(税込). 5科目一括, 15単位, 10000円. タックスプランニング, 3単位 ...
www.kyoukara.jp/ - 14k - キャッシュ - 関連ページ
■[HOME]AFP・CFP(R) FP継続教育ならおまかせ
AFP・CFP(R)継続教育を受付中!1課目7.5単位、3150円から取得できます。
www.fps-net.com/keizoku/ - 10k - キャッシュ - 関連ページ
■継続研修セミナー/Web継続教育/東京FP
(AFP認定者は15単位、CFP認定者は30単位が2年間で必要です。) インターネットを利用したサービスですので、24時間いつでもご利用いただけます。 添削問題に間違った場合でも、期間内(1年間)であれば何回でも挑戦可能です。 継続教育単位取得に ...
www.tfp.co.jp/keizoku/web_keizoku.html - 26k - キャッシュ - 関連ページ
■FP継続学習ポイント(継続教育単位)認定講座のご案内|きんざいストア
社団法人 金融財政事情研究会FP技能士センター認定会員および日本ファイナンシャル・ プランナーズ協会AFP・CFP(R)認定者が資格を更新するためには、所定の期間内に継続 学習(教育)をし、所定のポイント(単位)以上を取得することが必要です。 ...
store.kinzai.jp/edu/fpkeizoku.html - 21k - キャッシュ - 関連ページ
■FP 継続教育:資格をとるならダイエックス
資格取得の学校DAI-X(ダイエックス)が提供するFP継続教育.
www.dai-x.com/fp/keizoku/ - 42k - キャッシュ - 関連ページ
■日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
規程 ●生活者向けセミナー、FP相談会 ●くらしとお金のFP相談室(東京・大阪) ●FP協会のご紹介 ●試験情報 (CFP資格審査試験・ファイナンシャル・ プランニング 技能検定試験). contents. ●取得単位の記録と確認 ●継続教育テスト ●資産 ...
www.jafp.or.jp/ - 9k - キャッシュ - 関連ページ
■日本FP協会:もっと知ろう!お金の話
5. 継続教育. AFP継続教育 · CFP®継続教育 · 継続教育単位取得方法 · 「FP実務と倫理」の必須化について. 6. 規程. 日本FP協会定款 ... AFP継続教育. ・, CFP®継続教育. ・, 継続教育単位取得方法. ・, 「FP実務と倫理」の必須化について (PDF/35.3KB) ...
www.jafp.or.jp/index2.htm - 2k - キャッシュ - 関連ページ
www.jafp.or.jp からの検索結果 »
■証券外務員,FP,宅建の人材の育成を目指してビジネス教育出版社BKSは ...
証券外務員,FP継続教育で人材の育成を目指して 通信教育と出版を両輪とした活動を行う、 教材・出版物・セミナーは、金融機関、郵便局を中心に全国の企業が採用する高い評価、人材育成の多様化するニーズ対応している。
www.bks.co.jp/ - 20k - キャッシュ - 関連ページ
■資格対策ドットコム AFP/CFP資格継続教育講座
証券外務員eラーニング講座で抜群の実績!200以上の金融機関・証券会社が利用している資格試験対策講座。FP技能士、宅建、FP継続教育、内部管理責任者などの講座も提供。 金融業界の方はもちろん金融業界への就職・転職・派遣を目指す方は必見!
www.shikakutaisaku.com/index_fp_keizoku.htm - 19k - キャッシュ - 関連ページ
■万全の継続教育 PowerFP
2, 「FP力だめし・Web継続教育」の画面が表示されますので、画面上の注意を読みます。 (日本FP協会の継続教育単位取得の目的でテストを受ける方は「実施要領」もあわせてお読みください。) そのあと、「基礎編」「上級編」「実務・倫理編」いずれかの ...
www.powerfp.com/kyoiku/kyoikutop.html - 13k - キャッシュ - 関連ページ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

                              ↑クリックお願いします!ぼへー
スポンサーサイト



  1. 2009/01/21(水) 00:00:01|
  2. 資格
  3. | トラックバック:0

トラックバック

トラックバック URL
https://damasareruna.blog.fc2.com/tb.php/323-949a57f5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

zam

Author:zam
山一證券を経て、現在エンタメ系企業の役員を務めるかたわらコンサルとして活動中の筆者のブログジャーナル。公金を毀損する輩・高齢者・弱い者を騙す輩を糾弾だ!
※保有資格
宅建/社労士/証券外務員1種/1級FP…

カウンター

フリーエリア

最近の記事

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

メールフォーム

・スパムや荒しの対策にコメント欄は削除しました。 何かあれば、こちらへどうぞ!

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア

月別アーカイブ

相互Pingサーバー