
どんなに「無能さを証明するような出来事」が現れようと~
コロナ問題や日本が後進国化寸前問題でも明らかなように・・・
どんなに(公務員により運営されている)日本が他国に後れ、衰退していく事実が明らかになろうと~
「日本の公務員は優秀・・・」という“都市伝説”か”迷信”に過ぎないことを信じている人があまりにも多いので、反証を提示し、正しい認識を広げるためのシリーズです~
そもそも 「日本の公務員は優秀・・・」とかいう“都市伝説”か”迷信”はどこからやってくるのでしょう?
おそらく、そのイメージの根底にあるのは、「日本の公務員が現在行っている業務が優秀!」という事実に基づいた話ではなく~
「公務員は、公務員試験を受ける、特に上級国家公務員には“東大卒も多数入省する”といったことが醸し出す“イメージ”
「“戦後の復興期”“高度成長期”といった国家が上手くいっていた時の成功体験(公務員が優秀であるわけではないのだが印象操作で公務員が優秀だったと喧伝)」
~この辺をイメージして語っている人がほとんどでしょう。
しかしながら、その優秀なイメージとは裏腹に、実際に現在日本で行われている行政のレベルの低さは、惨憺たるものです。
このシリーズでは、ズサンな公務員の実態を挙げ、一般の方が日本の公務員及びその行政に対する“正しい認識”を持っていただく為に、具体的な事例で惨憺たる状況を紹介していきます。
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<高卒だと「逆学歴詐称」市職員を懲戒免職、市長「長年まじめに勤めたのに」…救済措置を検討> 2021/7/6 読売新聞オンライン
大学を卒業したのに、最終学歴を「高卒」と偽って採用されていた神戸市水道局の技術職員の男性(44)が懲戒免職処分となった。なぜ、経歴を実際より低く見せる「逆学歴詐称」とも呼べる不正が起こり、市は最も重い免職処分にしたのか。背景を探った。(大背戸将)
「大卒の採用試験に合格するのは難しいと思った」
5月31日付で懲戒免職処分となった男性は、神戸市水道局の聞き取りにこう説明した。
男性は4年制大学を卒業後、受験資格が高卒までに限られた労務職の採用試験を2000年度に受験して合格。01年度に市職員となり、水道局で勤務していた。
履歴書では、高校卒業後に一般企業に就職したと偽っていたといい、市は高卒者については最終学歴を確認していなかった。今年2月に匿名の通報があり、市が大学に問い合わせて虚偽の経歴が発覚した。
採用当時はバブル崩壊に伴う「就職氷河期」。企業の採用枠は少なく、さらに市では阪神大震災後の行財政改革で人員削減が進んでいた。そのため、00年度の大卒採用試験(一般)の倍率は28倍と、20年度(4・7倍)と比べても「狭き門」だった。
男性が受けた労務職の試験も86・2倍と非常に高倍率だったが、試験の難易度は大卒より低かったとされる。「倍率が高くても、高卒以下を対象とした試験であれば、より合格しやすいと思ったのだろう」。水道局の担当者はそう指摘する。
市によると、当時は大学に進学せずに就職を希望する受験者が多く、受験資格を高卒以下に限った試験を設けた。近年は高卒の志願者が減少傾向にあり、今年度の労務職採用試験からは学歴要件を撤廃し、受験資格を「15歳以上35歳未満」に見直している。
全国で相次ぐ
「逆学歴詐称」は、過去にも全国で問題となった。
神戸市では06年度、職員約6000人に聞き取り調査した結果、36人が詐称していたことを認めた。07年には大阪市で965人、横浜市でも507人が同様に学歴を低く偽っていた。
ただ、処分については対応が分かれた。
神戸市は06年度の調査で、「本来採用されるはずがなかった」として、詐称を名乗り出れば諭旨免職、隠していることがわかれば懲戒免職とする方針を提示。36人は自己申告したが、その後、20年度までに詐称を隠していた職員が13人見つかり、全員が懲戒免職処分となった。
一方、大阪や横浜では、名乗り出た職員は停職処分にとどめた。
処分に疑問
今回処分を受けた男性は06年度の調査の際、「免職になるのが怖かった」として虚偽申告し、発覚を免れていた。逆に大阪や横浜は、免職処分にしなかったことで、大勢の職員が詐称を認めた可能性があるという。
過去の神戸市の方針について、久元喜造市長は「学歴詐称は問題だが、長年まじめに勤めた人を懲戒免職にすることは極めて疑問」と述べ、男性らに対して救済措置を検討するという。
太田肇・同志社大教授(組織論)の話「今回のケースは、無免許などと違って本人の能力不足を示している訳ではない。処分内容は、採用後の勤務態度や社会通念に照らして判断するべきだ」
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さて今回の記事では、このコンプライアンス時代に、ありえない日本の公務員の採用実態が明らかになっています。
今回の問題でも、いかに公務員の採用が杜撰かわかりますね。
記事中~
「逆学歴詐称」は、過去にも全国で問題となった。
神戸市では06年度、職員約6000人に聞き取り調査した結果、36人が詐称していたことを認めた。07年には大阪市で965人、横浜市でも507人が同様に学歴を低く偽っていた。
~とありますが、
経歴詐称して大卒のくせに高卒枠で採用されるクズの比率の高いこと!(高卒枠というより経歴詐称枠か!)・・・
高卒枠での採用試験試験なのだから、採用時点で、ヤタラに年食っている連中は、ヨッポド詳しく履歴を調査すべきでしょう!
なぜ?こんな数の経歴詐称者を合格させてしまうのか?
当時の採用担当者の「無能さ」が明るみに出ますな!
遡って責任取らせた方が良いのではないかと思いますね。
<今回分かる「如何に日本の公務員がダメな点とは!」>(1)そもそも採用時の経歴チェックが杜撰!採用担当者の無能さ!
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何をかいわんや、そもそも経歴詐称者をホイホイ採用する無能さが露呈
(2)経歴詐称で公務員になったもの勝ち。
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“経歴詐称”などという採用において“詐欺”ともいえる不法行為が露呈しても~
・「真面目に勤務してきたのに・・・」
・「可哀そう・・・現時点で能力不足ではない・・・」
~等々、“身内びいき”で“ケジメの無い甘々な体質”が見え隠れ、そもそも大して悪いことと思っていないフシが組織全体から滲み出ています。
「高卒枠」は、家庭の事情等種々の事情で高学歴を手に入れられなかった人に公務員の道を開くための枠です。
ある意味アファーマティブアクションと言えるでしょう。
公務員連中は、表向きは~
「コンプライアンスだ・・・」
「多様性だ・・・」
「差別を無くそう・・・」
~等々喧伝します!
しかし、現実には、自分たち(公務員)の採用自体が”アファーマティブアクション”をぶち壊しても“素知らぬ顔”ですから。
米国で黒人でもないのに黒人と偽り、”アファーマティブアクション”破りを白人がしたら、「真面目に働いてきたから可哀そう!!」なんてことには、絶対なりません。
非常に悪質で非倫理的な差別行為と認定されるでしょうね。
不当利得の返還や賠償なども求められるでしょうね。
日本の場合、「高学歴」のくせに「低学歴」と偽り、不当な利得を受け続けた公務員が“間抜けな”自治体では“無罪放免”ですから・・・
これでも日本の公務員は「優秀で素晴らしい!」ですか?


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- 2022/04/21(木) 00:00:26|
- 「日本の公務員は優秀」という迷信の反証シリーズ
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