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だまされるな!溢れる情報の中で漂流するあなたへ! 

巷には情報が溢れています。しかし情報に翻弄され、ニュース・商品等の正しい姿が捉えらません。溢れる情報に騙されたくない皆様に、山一證券を経てコンサルの筆者のブログジャーナル。

げに恐ろしきは“自分だけが正しい”に憑りつかれた“偏執狂”なり!

<テラハ出演・木村花さん急逝、SNSの誹謗中傷から身を守るために…「羨望」の正体とは 心理学的に解説>  まいどなニュース 2020/5/26 
リアリティ恋愛番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラーの木村花さんが22歳で急死後、インターネット上での誹謗中傷を問題視する声が相次いでいます。インターネット上では相手の感情が見えにくいため、今後はこうしたことを防ぐための対策は必要となるでしょう。
昨今の動画配信やリアリティを求めた番組は、視聴者との心理的な距離感が近く、登場人物が発した言葉をリアルな言葉として受け止めやすくなります。そのため、視聴する側も提供する側も一定の距離を確保できるように工夫しておくことが大切です。
しかし、一時的に感情移入をしたとしても、人はなぜ自分とは直接関係のない人に対して攻撃性を向け、誹謗中傷の行為へと駆り立ててしまうのでしょうか。
■自分よりも恵まれている人が単純に羨ましかった
インターネットで中傷を行っていたAさんは「中傷しているつもりはありませんでした。昔から努力しても親からは褒められることはなく、自分よりも恵まれている人が単純に羨ましかったんです。私も以前は中傷されていました」と語りました。
「羨ましい」という気持ちのことを、心理学的には「羨望」と呼びます。羨望は嫉妬に似た感情ですが、嫉妬は愛着のある人物が自分以外に関心を向けているさまに対して生じる感情で、その者の愛情を得ることを目的としています。
一方、羨望は自分とは直接利害のない者に対しても生じる感情で、他人の満ちた状況を見聞きすることへの苦しみと破壊を秘めた感情といえます。
羨望にとらわれやすい人は、他者の評価に敏感で、自身もまた無意識的に羨望の的となるような動きをしていることも少なくありません。本質的には愛情に飢えており、本来自分が得るはずだった羨望される姿を対象者に映し出し、その者を攻撃することによって自分と同じ心的な状態を作り出し、安心しようとする心性が働いています。
一見矛盾しているようですが、攻撃を向けることで対象者とはつながろうとしており、羨望は誰の心にも生じる可能性があります。そのため、適度な折り合いをつけながら、他者の若さや富、成功を認め、自分にはできなかった達成を喜ぶ姿勢を持つことが大切です。
インターネット上での誹謗中傷は直接の加害者だけではなく、観衆者の心がけも大切です。
■もう死んだ方がいいのかもしれない
SNS上で中傷を受けたBさんは、「書いている人もだけど、それを止めてくれない周りの人やそれが許される風潮にも悲しくなりました。誰も信用できなくなって、もう死んだ方がいいのかもしれないと考えていました」と語りました。
Bさんはその後、カウンセリングを頼り、思い止まることができました。「今は話すことで冷静になれたけど、当時は親にも申し訳なくて話せませんでした」と語りました。
中傷を受けた人は、信用する気持ちが低下しており、周囲に助けを求めることでもできず孤独になっていることも少なくありません。傷ついている最中では、「気にしないで」「受け流したらいい」といったアドバイスは他人事のように聞こえることもあるため、共に悲しみ、感情を共有し、“一人ではない”というメッセージを伝え、受けた傷を癒すことが大切です。
人が人を言葉で傷つけるという行為は、SNSの時代よりも古い紙の時代から存在していました。
■フロイト、攻撃的な性質を取り除くことはできない
物理学者アインシュタインは精神分析学者フロイトに手紙を送り、「知識人こそ大衆操作による暗示にかかりやすく、致命的な行動に走りやすい。紙の上の文字を頼りに、複雑に練り上げられた現実を安直に捉えようとする」と指摘し、人間の衝動性や問題を解決する方法について尋ねています。
フロイトは心理学的な観点から、「人間から攻撃的な性質を取り除くことはできない」とし、「道徳や美意識にまつわる文化の発展が人間の心の在り方に変化を引き起こす」と説明しています。
私たちの攻撃性は本能的なものでもあります。一人一人がモラルを持ち、自らの行いを「美しい」と評価できる美意識を持つことが大切であるといえます。(公認心理師、臨床心理士・中村 大輔)
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ぼへー このニュースもネット社会ならではの出来事でしたね。
解釈は様々でしょうが、いずれにしても、ネット社会が進み、いわゆる“確証バイアス”に陥りやすい状況になったことも主因かもしれませんね。
自分に都合のいい情報だけを集め、信じ、「自分が正しい!(相手が悪い!)」と思い込んでしまいます。
自分で自分を“洗脳”しているようなものなので、カルト宗教みたいに他者に洗脳されるよりタチが悪い!
ストーカーや偏執狂のような輩が、やたらに跋扈しだしたのも、ネットの普及と無関係ではないでしょうね。

<“確証バイアス”に陥り、「自分が正しい!」シンドロームの具体例とは>
ストーカーまでいかないまでも、独りよがりに「自分が正しい」と思い込んでいる連中は多いものです。

<ケース1:自衛隊に反対する輩>
具体的なケースを挙げるなら、まず「自衛隊反対論者」でしょう。
第二次大戦の戦勝国(米)が、日本に独裁国家として再軍備されては元も子もないと憲法に入れ込んだ「戦力の不保持」の規定。
しかし、日本の民主化も進み、当の米国が後押しして現在の自衛隊に至ります。
もはや、世論調査などでも、自衛隊の存在は国民のコンセンサスでもあります。
この現在の状況でも、未だ頑なに~
「自衛隊は違憲・・・」
「自衛隊があることで、戦争が起こる・・・」
「非武装中立こそ・・・」
~などと子供じみた妄想を口走っている輩が多いものです。
1950年代位までなら、我慢して聞きますが・・・
現代にいたっては、自分に都合のいい情報だけを集め、信じ、「自分達が正しい!」と思い込んでいる、まさに確証バイアスの典型。
このような輩が良く主張する
「自衛隊があることで、戦争が起こる・・・」
などというのは、典型的なウソ。
自衛隊がないから、竹島は軍事侵攻され、島民が殺され、占領されてしまっていることは、全く度外視。
逆に、自衛隊発足以降、他国に軍事侵攻され占領された領土は有りません。
(尖閣は危ないところですが・・・)
「自衛隊は違憲・・・」という主張も、法律至上主義のおバカ!
それなら憲法がおかしいと考えるのが真っ当な人間。
「死ね」と言われたら「死ぬ」のか?というレベル。
自衛隊違憲論なんてのは、一応聞いたふりするけど、本音ではお花畑のお子様理論は誰もバカらしくて聞いてない。
「議論の為の議論」に過ぎません。
(朝まで生テレビ辺りで一生やってろ!)

<ケース2:「女性専用車両」に反対する輩>
他に具体的なケースを挙げるなら、「女性専用車両」に反対している連中なども良い例でしょう。
現実に通勤電車における痴漢被害が多発するために、女性の被害を減らすための素晴らしい対応策である「女性専用車両」。
世の中の大多数の人は、あらゆる情報を総合的に勘案して「女性専用車両」の存在は、少なくとも現状の日本の通勤列車の状況では必要不可欠な制度であると考え、それが社会のコンセンサスでしょう。
しかしながら、自分に都合のいい情報だけを集め、信じ、「自分が正しい!」と信じる、「女性専用車両」派は~
「男性差別だ・・・」
「法律上の義務はない、法律にないから男が乗っても良いのだ・・・」
~等々、可哀想なくらい“確証バイアス”に陥っちゃてます。
それでも、まだその拙い主張を滔々と披歴しているだけなら良いですが・・・
手荒な輩になると、大の男が、女性専用車両に乗り込んで、「男女平等が・・・」「法律上は乗る権利が・・・」と白い目で見られながら、自分は「反逆のヒーロー気取り」で大立ち回りをしていたりしますから・・・

 「女性専用車両」などという社会的コンセンサスもあるものに対して反旗を翻す元気があるなら・・・
もっと本質的な原因で「絶対悪」である“痴漢”に直接立ち向かってくれれば、もっと社会的な意義があり歓迎されるのにね。
でもこのような連中は、そんなことは「致しません」!
意識的にせよ、無意識的にせよ、「女性専用車両」にイチャモンつけ、乗り込んでいっても、相手は痴漢に遇いたくないから女性専用車両にいる“女性”ですから、大の男なら、ほぼ返り討ちには合いません。
(痴漢に立ち向かったらこんな連中では返り討ちに遇うのが落ちです。)
“通り魔”が、「誰でもいいから殺したかった!!」といいながら、実際に刺しに行くのは、「女性や老人や子供」という返り討ちに遇わない相手を選ぶのと同じです。
「誰でもいいから殺したい」のなら「暴力団やヤクの売人」でも刺してほしいものですが・・・ムリですね。
こういう輩に限って生粋の「卑怯者」ですから!
 「女性専用車両」反対派などというのも、結局のところ「自分だけ正しい」と信じる妄想に基づいた「弱い者いじめ」「クレーマー」で完全にストレス発散です。
本当に「女性専用車両」が差別的で社会的に問題がある制度であるなら、差し止めを求めて訴訟を提起すれば良いだけでしょう。
ストレス解消の為のつまらない小競り合いなどする必要も無い筈です。
しかしながら、余程キチガイじみた裁判官でもない限り、提訴しても負けるでしょうね!
“確証バイアス”に陥った間違った主張に過ぎませんから・・・

【最後に一節!】
死ぬまでにひと目この目で見てみたい、「誰でもよいから殺したい」といってヤクザを刺しちゃう“通り魔”さん!


ぼへー
 正直この手の「自分だけ正しい!!」パラノイアには、ほとほと困りますね!
人の迷惑顧みず、珍説だけを妄信し、聞く耳持たずに騒ぎまくりますから・・・
しかし、大人しく珍説を妄信しているだけなら良いですが・・・電車の運行まで支障をきたすような連中は、遠慮しないで電鉄各社も威力業務妨害で訴えて欲しいものです。
こんなパラノイア連中のおかげで「遅刻する」一般客が大迷惑です。        
          ↓
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<女性専用車両に男性数人が乗り込みトラブル。通勤ラッシュ時の千代田線が12分遅れる>     2018/2/16 ハフポスト日本版
東京メトロ・千代田線の国会議事堂前駅で2月16日午前8時38分ごろ、停車中の女性専用車両に男性数人が乗車してトラブルとなり、電車が12分遅延した。東京メトロ広報は「それ以上の詳細は、現在調査中」としている。(渡辺一樹・ハフポスト日本版)
今回の一件との関連は不明だが、「女性専用車両」に反対する男性が、あえて女性専用車両に乗り込んでトラブルになるケースは以前から一部で起きている。ネット上には、2月16日に男性が女性専用車両に乗れるか確認すると宣言しているグループもあった。
公式サイトによると、東京メトロは、「痴漢をはじめとする迷惑行為の抑止」などの理由で女性専用車両を導入。駅では「女性専用車は、女性のお客様のほか、小学生以下のお客様、おからだの不自由なお客様とその介護者の方も乗車できます」と掲示している。
東京メトロ広報によると、「女性専用車両のルールには法的強制力はなく、このルールでお願いしますとご理解を求めているもの」だという。千代田線では、朝7時10分に代々木上原/綾瀬を出発する列車から、午前9時30分まで実施している。
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  1. 2020/06/23(火) 00:00:53|
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山一證券を経て、現在エンタメ系企業の役員を務めるかたわらコンサルとして活動中の筆者のブログジャーナル。公金を毀損する輩・高齢者・弱い者を騙す輩を糾弾だ!
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宅建/社労士/証券外務員1種/1級FP…

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