住宅の購入を考えている皆様、住宅は、一生に一度の大きな買物です。
どの街に住むか、どのような視点で選びますか?
若者が、学生時代を過ごすための、アパート選びではないのです。
「子供を育てる」「自分が老人になる」「家族の介護」…etc。ライフイベントを考えると、いろんな視点は有るでしょうが、まずは「安全」第一でしょう。
※安全な街選びの重要な視点ランキング・1位「人車分離」 まず第一は「人車分離」の街作りでしょう。
ここで言う「人車分離」は、民間分譲住宅の謳い文句の「人車分離」ではなく、少なくとも、最寄駅から自宅まで、車道と交差せずに行き来できること、を指します。このような街は、非常に少ないです。(旧住宅公団による大規模ニュータウン。東京なら多摩ニュータウン位)
ただし、このことによる利点は大きいです。
前回にも書きましたが、日本では狭い生活道路にも、大きな車がどんどん進入してくるので交通事故死者のうち歩行者の占める割合が、他の先進国に比べ格段に高いです。
何十年にも及ぶ通勤・通学における交通事故遭遇の確率が、かなり低くなります。
また最近は、子供の連れ去り、女性への暴行・監禁、引ったくり等の犯罪が、激増していますが、このような犯罪も殆どは、車・バイクでつけて来て犯行に及びます。「人車分離」が徹底している街では、こうした犯罪に遇う可能性が、非常に下がります。
あなたは、毎日毎日、車・バス・バイク・自転車・歩行者が、狭い歩道もロクに無い道路でひしめき合う街に、何十年も住めますか?
(それが、雑多で何ともいえない街の力強さだと心底思えますか?)
~続く~


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- 2006/05/26(金) 12:00:37|
- 社会・安全
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