読売新聞によると05年の交通事故死者は、49年ぶりに7000人を割ったとのことである。これは、非常に嬉しいニュースです。
しかしながら、これをもって日本の交通全体が、49年前の水準まで、安全になったと安心はできないのです。
なぜなら、交通事故件数・交通事故による負傷者数は、05年は、前年よりわずかに減少したものの、過去最悪の水準とそれほど変わらない 水準であるからだ。
その上、日本では、歩行中の死者の割合が3割もあり、欧米に比べてその割合が非常に高いとのことである。このデータは、初めって知ったが、普段からきっとそうだろうと感じていたので興味深かった。
「狭い道路に、3ナンバーの車幅の大きい車が走り、歩行者を避けきれずに跳ね飛ばし、歩行者は死んでしまう。しかし、昔の小さな車なら人をひき殺すくらいの事故なら運転者もダメージを負うはずだなのだが、今の車では運転者は、かすり傷も負わないで、逃げて行く。」こんなイメージが、頭をよぎるのは、私だけでしょうか。
死者だけでなく、事故件数・負傷者数も49年前の水準くらいになってほしいものです。


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- 2006/05/23(火) 22:47:49|
- 社会・安全
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