fc2ブログ

だまされるな!溢れる情報の中で漂流するあなたへ! 

巷には情報が溢れています。しかし情報に翻弄され、ニュース・商品等の正しい姿が捉えらません。溢れる情報に騙されたくない皆様に、山一證券を経てコンサルの筆者のブログジャーナル。

本当に日本は死刑を廃止しない非人権国家なのか? 

<英北部ホテルで2人刺され死亡―6人けが、男を射殺>    Saturday, 27 June 2020  www.news-digest.co.uk
 (ロンドン 6月27日 時事)英北部グラスゴー中心部のホテルで26日午後、刃物を使った襲撃事件があり、BBC放送によると少なくとも2人が刺され、死亡した。容疑者の男は警察に射殺された。
 警官1人を含む6人が負傷し、病院で手当てを受けた。PA通信が目撃情報として伝えたところでは、刺された2人はホテルの受付係だという。
 報道によれば、このホテルは新型コロナウイルスの感染拡大後、一般客向けではなく、定住先のない人々のために使われていた。 
 英国では南部のレディングで20日、公園で3人が男に刺され死亡するテロ事件が起きた。
************************************************************
<ロンドン、通行人刺した男を警察が射殺 テロ犯罪の前科>   2020年2月3日 [ロンドン ロイター]
英ロンドン南部の大通りで2日、通行人の男女2人が男に刺される事件があり、男は警察に射殺された。写真は2月2日、ロンドン市内の事件現場で撮影(2020年 ロイター/Simon Dawson)
英ロンドン南部の大通りで2日、通行人の男女2人が男に刺される事件があり、男は警察に射殺された。警察は、イスラム教関連の単独のテロ事件との見方を示した。
男は2018年にイスラム教に関連したテロ犯罪で収監され、最近出所したばかりで、事件当時も警察に尾行されていた。
警察によると、刺された2人のうち、男性は重傷を負ったが、現在の容体は安定しており、女性の傷は男性ほどではなく、すでに退院した。また、警官が発砲した際にガラスで負傷した別の女性はまだ入院中という。
目撃者によると、犯人の男は大きな刃物を持っていた。爆破装置を胴に巻いていたとの目撃情報もあったが、警察はその後、爆破装置は偽物だったと明らかにした。
************************************************************
<パリ郊外の公園で襲撃、1人死亡>    2020年01月04日  【パリAFP時事】
パリ郊外ビルジュイフの公園で3日、男が刃物で通行人を襲い、1人が死亡した。容疑者は駆け付けた警官隊に射殺された。他に少なくとも2人が負傷している。仏警察などが明らかにした。
 負傷者のうち1人は重体。警察は「襲われたのは数人だ。襲撃犯は制圧した」と述べた。容疑者の動機は分かっていない。
 2015年以降、フランスは繰り返しイスラム過激派のテロに見舞われてきた。最近では昨年10月、パリ警視庁で過激思想に染まった職員が同僚4人を刺殺する事件が起きている。
************************************************************
<ロンドン橋で襲撃、5人死傷 射殺された容疑者はテロ罪で有罪歴>   2019年11月30日 BBC
英ロンドン中心部で29日午後2時(日本時間同11時)ごろ、テムズ川にかかるロンドン橋のたもとで男が刃物で周囲に切りつけ、2人が死亡、3人が負傷した。周りにいた複数の一般人が男を取り押さえ、駆け付けた警官たちが男をその場で射殺した。男は別のテロ罪で有罪になり、保護観察中だったという。
ロンドン警視庁のニール・バス副総監によると、男性1人と女性1人が死亡し、女性2人と男性1人が負傷した。負傷者は今も病院で手当てを受けているという。警察はまだ被害者の氏名を発表していない。
英国民保健サービス(NHS)のサイモン・スティーヴンズ代表によると、負傷した3人のうち1人は重体だが安定しており、1人は安定した容体、1人は比較的軽傷だという。
ロンドン警視庁は30日未明、射殺された容疑者の名前をウスマン・カーン(28)と発表した。
************************************************************
<警官が発砲、デモ参加者が上半身撃たれ重体 香港>    2019年11月11日 BBC
民主化を求める抗議活動が続く香港で11日午前、警察官が少なくともデモ参加者1人に向け実弾を発砲した。
現場は、香港北東部・西湾河(サイワンホー)の交差点。デモ参加者たちはこの朝、交差点を封鎖しようとしていた。
フェイスブックに投稿された動画では、交差点付近で、銃を手にした警察官が男性ともみ合っている。
そこに、黒いフェイスマスクを着けた別の男性が近づくと、警察官はこの男性に向け至近距離から発砲。弾は胸部か胴体に命中したとみられる。
目を見開いたまま
その後も、もみ合いは続き、警察官はさらに2発を発砲した。その弾が誰かに当たったかは、動画ではわからない。
撃たれた男性(21)は、目を大きく開いたまま路上に倒れていた。彼の周りには血が流れていた。
病院当局によると、男性は重体。手術を受けたという。
************************************************************
<パリ警視庁で刃物襲撃、5人死傷 IT職員の男射殺> 2019年10月4日 AFP
フランス・パリ警視庁で3日、職員の男が包丁で警察官らを襲い、4人が死亡、1人が重傷を負った。男は射殺された。当局が明らかにした。動機は不明。フランスで近年起きた中で最悪の警察襲撃事件となった。
 複数の捜査関係筋によると、男は警視庁情報部のIT職員(45)で、1年半前にイスラム教に改宗していた。
 男は男性警察官3人と女性補佐官1人を殺害した後、構内の中庭で警察官によって射殺された。現場となったパリ警視庁は市中心部のノートルダム大聖堂(Notre Dame Cathedral)近くにある。
 男はカリブ海(Caribbean Sea)の仏領マルティニク(Martinique)島で生まれ、2003年から警察職員として働き、聴力障害があった。クリストフ・カスタネール(Christophe Castaner)内相は、男が「問題行動を起こしたことはなかった」と述べている。
 当初の報道では、職場でのいさかいが事件の原因だった可能性があるとの捜査当局の見解が伝えられていた。
 フランスの警察は、1年にわたり毎週続いた反政府デモ「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト、gilets jaunes)」への対応により疲弊しており、職員らの間で緊張が高まっている。警察官の自殺も急増し、今年に入ってから52人が命を絶っており、今月2日には数千人の警察官が労働環境改善を訴える異例のデモ行進を行った。
 一方で、仏警察は2015年以降、「イスラム国(IS)」などのイスラム過激派による度重なる襲撃の対象ともなっている。(c)AFP/Gregory DANEL and Wafaa ESSALHI
************************************************************
<ドイツ射殺事件、ロシア軍関与か ジョージア国籍男性殺害>  2019/8/31 静岡新聞
 【ベルリン共同】ドイツの首都ベルリン中心部の公園で8月下旬、ジョージア(グルジア)国籍の男性(40)がロシア人とみられる男に白昼、射殺された。男性はロシア軍と戦った経歴があり、ドイツメディアは31日までに、事件後に捕まった男が身元を偽って入国したとみられ、ロシア軍情報機関が事件に関与した可能性があると指摘した。
 報道によると、事件は8月23日の正午前に発生した。男は自転車で男性の背後から接近し、消音器付きの拳銃で頭部を撃って殺害。近くの川に自転車や拳銃を捨てたが、逮捕された。事件数日前にモスクワからベルリンに入り、モスクワに戻る航空券を持っていたという。
************************************************************
<フランス 乱射テロ 容疑者を射殺 逃走から2日、国内で発見> 毎日新聞2018年12月14日 東京夕刊
 【パリ賀有勇】フランス東部ストラスブールで起きた銃乱射テロで、仏治安当局は13日、事件後に逃走していたシェリフ・シェカット容疑者(29)をストラスブール市内で発見し、銃撃戦の末に射殺した。
************************************************************
<おもちゃの銃持つダウン症男性を射殺 スウェーデン警察>    2018年8月4日 朝日新聞DIJITAL
 スウェーデンの首都ストックホルムで2日、プラスチック製のおもちゃの銃を持っていた自閉症でダウン症の男性(20)が、本物の銃と誤認した警察に射殺された。検察当局は3日、警察に違法行為がなかったか捜査しているとの声明を発表した。
 AFP通信によると、男性は2日午前4時ごろ、ストックホルム中心部の住宅街で、巡回中の警察官に射殺された。検察当局は声明で「男性は武器に似たものを持っており、警察は敵対的状況と解釈して発砲した」と説明している。
 地元メディアによると、発砲した警察官は3人いた。また家族の話として、男性の知能は3歳児程度で意思疎通が難しかったと伝えている。両親は「人を脅すことなどできない子だった。出来たのは抱擁とキスだけ」「なぜ威嚇射撃にとどめなかったのか」などと話しているという。(ロンドン=下司佳代子)
************************************************************
ぼへー上記の通り、「死刑廃止・人権・・・」とかしたり顔で語りながら・・・その実、欧米では凶悪犯を現場で躊躇なく射殺してしまいます。
「死刑存置・・・」と前近代国家扱いされる日本では、「2017年一年間で死刑執行4名」・・・
本当に非人道的なのはどちらなのでしょうか?

 いずれにしても、凶悪犯罪に対する欧米の確固たる措置をかえりみつつ・・・
近年の日本における「犯罪者のプロ集団化」とも呼ぶべき、犯罪者全般の巧妙化・悪質化の現状を見るにつけ・・・
犯罪者全般を性善説に則り~
「根っからの悪人などこの世にはいない・・・」
「犯罪を犯す人もその本質は善人なのだ・・・」
~と、あたかもすべての犯罪者が、まるで「ジャン・ヴァルジャン」であるかのように取り扱う日本のマスコミ・学者連中の風潮を見るにつけ、「この国は真っ当な人間の為の国ではなく、犯罪者の為の国なのか?」という思いに駆られますね。

<今となって鮮明になるリベラルの名の元に「死刑反対派」法相を繰り返し選んだ民主党政権の「選民思想」と民衆の「リアリティ」の差>
 繰り返し国民世論に反して「死刑反対派」法相を選んだ民主党政権や法曹界は、本音のところでは、国民を小馬鹿にし、「死刑存続などという愚民どもを教化してやろう」という選民思想がプンプンとしていましたね。

 しかしながら、「おえらいエリート死刑廃止論者様」は(愚劣な?)国民から、きついダメ出しを受けてしまいました。
まったく今にして思えば、おエライ“民主党様”は、本当に「天にツバする」連中でした。
 実際のところ、民主党の“教条的”・“おベンキョウ秀才的”浮世離れした「死刑廃止」に対する姿勢が、非常に危ういことを、(愚劣な?)国民の方が、直感的に見抜いていたと言えます。
普通の国民の“皮膚”感覚のほうが、よほどリアリティがあるといえるでしょうね。

 おしなべて民主党のような「お勉強秀才的」・「市民運動ごっこ的」・「脳内お花畑的」な理想論者が、死刑について語る場合、その主張は下記のように、浮世離れした片手落ちの認識に止まりますからね!
   
※<日本における脳内お花畑的「死刑廃止論」の誤謬とは>
 脳内お花畑的・友愛的な「死刑廃止論者」の主張は、簡略化すると以下のようなものでしょう。
「死刑は人命を奪う残酷な刑罰で、人権に反する国家権力(司法)の過剰行使!先進欧米諸国では、死刑廃止は趨勢である。日本は、死刑を廃止していない人権無視の前近代国家だ。」

 このような主張は、法理論的には正しいかもしれませんが・・・
実は、死刑制度以前に、欧米諸国における「治安維持」のための過酷な国家権力行使の実態を、意図的に隠蔽(矮小化)した“お子様”の議論としかいえません。

 確かに欧米先進諸国は、死刑廃止している国は多くなっています。
それは、「アムネスティなどの機関への配慮」・「国家としての人権意識のプロパガンダ」のためでもあり、「法制度」としては、死刑を廃止しています。

 それでは、死刑を存置する日本は残虐非道な野蛮国家なのでしょうか?
死刑廃止している国では、犯罪者は一人も殺されないでしょうか?
実は、日本で死刑執行される人数など比較にならないほど、多数の犯罪者が「死刑廃止国」でも殺されているのです。
それどころか、日本ほど国家権力(警察)が、犯罪者を殺さない国は、まれなのです。

欧米先進諸国では、現実の治安維持の現場では、凶悪なテロリスト・犯罪者は、逮捕の段階で、よほど大人しく、警察に従わない限り、狙撃・射殺されることは、それほど珍しくありません。
凶悪犯罪だけでなく、デモ・暴動の鎮圧程度でも、かなり荒っぽい強硬措置が取られますので、負傷程度は、日常茶飯事。
死者が出ることも、珍しい事ではありません。

ぼへー 一例をあげれば、こんな具合 ⇔ 対して、日本では、デモの鎮圧による死者など、戦後通算しても数えるほどです。
    ↓
************************************************************
【2010/5/6 AFP】ギリシャの首都アテネ(Athens)で5日、予算の大幅削減や増税を柱とする政府の財政赤字削減計画に抗議するデモ隊と警官隊が衝突し、3人が死亡した。
************************************************************

 米国に至っては、軽微な犯罪でも、警察に制止を要請されて従わないような場合は、躊躇なく発砲します。
また、欧米では、テロリストやハイジャックなどの重大犯罪に備え、SWATのような狙撃専用部隊を編成し、犯行時には犯人を容赦なく狙撃し、射殺してしまいます。
 近年でも英国で、無実のブラジル人テロ容疑者が射殺され国際問題になっていましたが、英国民の世論は(無実のヒトが射殺されても)「仕方がない」という意見が、大多数を占めていました。
これって実は、犯罪者でもないのに、その場で超法規的に殺されてしまうワケで、長年の裁判による検討を経て行われる「死刑」よりはるかに人権蹂躙でしょう?

 一方、治安は悪くなったとはいえ・・・日本の場合、警察が発砲することすら、いまだに、ごく僅か!
容疑者を射殺することなど、戦後を通じても、数えるほどしかないのが現状です。

(死刑を廃止する前提とは!)
「死刑を廃止」するのは、良いかもしれません。
しかし、それならば、他の死刑を廃止している欧米先進諸国と同様に、「犯罪抑止」・「治安維持」のために行われる・・・
犯罪現場における「射殺」を含めた冷徹な国家権力の行使を、日本でも、もっと広く認める必要があります。
これが死刑を廃止する前提です。

 死刑廃止問題が取り上げられる度に、ツクヅク日本は外交・政治が下手だと実感させられます。
欧米諸国は、形式上の「法制度」整備を特に問題視しますから、法制度上「死刑」が存置していることを取り上げて、
「死刑は人命を奪う残酷な刑罰だ・・・。」
「先進欧米諸国では、死刑廃止は趨勢である。」
「日本は、死刑を廃止していない人権無視の前近代国家だ・・・。」
~などと批判をされてしまいます。
しかし、本当は、日本は人権無視な国家などではありません。

(国家が凶悪な犯罪者の命を奪う2通りの方法)
そもそも国家が凶悪な犯罪者の命を奪う方法は、2通りあります。
1.“法制度”としての“死刑”
2.「警察権力の行使」  (・・・治安維持行動であり、事実上超法規的、法制度の枠外)

 そして、簡単に言えば、日本は事実上「1だけ」、欧州諸国は「2だけ」で対処しているというだけの違いです。

 米国以外の欧州先進国は、“死刑”は廃止している国が大半ですが、「警察権力の行使」によるテロリストを代表とする「凶悪犯罪」や「デモ・暴動から治安を維持する」ために、「現場における発砲・射殺」を廃止している国は、ありません。
それどころか、「狙撃専用の特殊部隊」まで配備しているのが普通です。

 そして、「我々は、“死刑”を廃止した人権重視の国だ。」と主張しながら、抵抗するテロリスト・凶悪犯・デモ暴動参加者などは、(治安維持行動として、超法規的に)躊躇無く発砲・射殺してしまいます。
死刑は「人権への犯罪…」「国家による殺人…」と騒ぐわりには、このような「警察権力の行使」については、正当としていますし、それを廃止した国などありません。(国連も死刑廃止は進めますが、このような治安活動の廃止までは求めません。)
(さすがに「射殺」にいたることは凶悪なケースに限られますが、治安維持の為の「発砲」などかなり日常的に行われます。)
 欧米諸国が現場での発砲・射殺をなぜなくさないのでしょうか?
それは、凶悪な犯罪を犯し、治安を脅かすような者には、「射殺をも厭わない厳しい措置をとる!」ということが、「死刑」などより実効性のある「犯罪の抑止策」となっているからです。
凶悪な犯罪を犯したり、テロ行為などすれば・・・「その場で撃たれることはおろか、射殺されること有り得る」となれば、生半可な覚悟では、実行できませんね!

 日本の場合は、全く逆で、銃器や薬物が氾濫した現在でさえ、どんな悪質な凶悪犯にも、“威嚇”発砲することすら極めて稀で、“射殺”など戦後通算で考えても、極僅かに過ぎません。
事実上禁止しているに近い運用です。
(不合理なことに、発砲すらできずに、凶悪犯に殉職させられる警察官の数の方が、はるかに多いのです・・・。)

 そして、“死刑制度”は存在するというものの、日本における1980-2011年の間の死刑執行数は99人、平均したら、3.1人/年に過ぎません。
これは、欧州各国で警察権力の行使で(裁判すら受けられず、超法規的に)その場で射殺される犯罪者の数と比べ、圧倒的に少数です。
 米国など、「警官に撃たれて死ぬ」ことが“自殺”のひとつの方法になるほど、警官に射殺されることは日常茶飯事です。
凶悪犯はおろか、警官の制止を無視しただけで撃たれますから・・・死刑廃止した州でも、日本とは、比較にならないくらい犯罪者が殺されているワケです。

 これで、「日本は人権無視の野蛮国・・・」と批判されてしまう現状は、返す返すも割に合わない。
日本の方が、(死刑は存置していますが、)国家権力が凶悪犯を殺す絶対数は圧倒的に少ないのですから・・・。
どちらが人道的なことやら・・・

(なぜ欧米では「死刑は廃止」で「警察権の行使」なのか)
~~所詮、人権団体など現場を知らない頭でっかちな連中の集まりなので、政府刊行物などの統計資料に出てきたり、死刑制度のように「制度」として形作られたモノに対しては、それを調べあげてイチャモンをつけてきます。
逆に、欧米で当り前に実行される、犯人かどうか裁判も受けないうちに、現場で射殺してしまう警察権の行使のケースについては、死刑のような法制度上の執行ではなく、「偶発的な事象(超法規的措置)」として扱われますので、正式な統計資料も残りませんから、国際人権団体なども調査しようも無く、改善勧告を出されることもありません・・・所詮お役所仕事なのです!~~

 以前から私は、この問題の解決策として主張していますが・・・
国益のためにも(国家イメージを損ねるイチャモンをつけられないため・人権配慮への国際協調のため)、死刑は廃止するべきでしょう。

 ただし、その引きかえに、以下の2点は必須条件ですね。
1.凶悪犯・治安維持に対する「発砲」・「射殺」といった「警察権力の行使」を“欧米人権国”と同程度に、現在よりはるかに緩和すること。
2.「釈放のない終身刑」の導入

 逆に言えば、この2条件を満たさないならば、“死刑”廃止は、ありえません。

現在の日本の世論が「死刑」制度支持であるのは、もっともなバランス感覚であって、決して人権感覚が欠如しているのではありません。
一般の国民は、現状で死刑制度を無くすことの危険性を肌で感じとっているのです。
今の日本で単に“死刑”を廃止すると、凶悪犯は全く殺される可能性が無くなってしまいます。
その上、死刑を廃止すると釈放の無い終身刑もないため・・・凶悪犯がイイコにしていれば、いずれ「更生」の名のもとに社会に戻ってきてしまいます。
そんな国家世界中どこにもないでしょう。
そんなの逆に異常事態ですよ。
死刑廃止論者のお花畑脳に比べれば遥かに現実的です。


 逆に、“死刑”を廃止しても、現在の“死刑”などよりも、ずっと多くの凶悪犯が、警察権力の行使により、発砲・射殺されるようになるのであれば、一般国民も国益を害する“死刑”廃止に対する抵抗感は、ずっと低減するでしょう。
何故なら、ほとんど執行されることの無い「死刑」なんかより…
「暴動に参加したり」、「略奪行為を行ったり」、「警官の停止命令に逆らったり」…すると「射殺される可能性がある」ことのほうが、犯罪抑止には、ずっと効果的ですから…。

<犯人は発砲すらされず・・・現場で善良な市民が死んでいく日本!>
 以前起こった「秋葉原無差別殺傷事件」など欧米諸国であれば、明らかに被害者があれほど発生する前に、犯人が現場で射殺されていたであろう典型的なケースです。
残念ながら、日本ではこのようなテロルに警察権が行使されないため・・・犯罪者にとっては、射殺はおろか発砲されるリスクもなく、犯罪を犯せる上に現場で生き長らえ、裁判で「誰でも良かった・・・」などとクダラン鬱憤まで丁寧に聞いてもらえ、カタルシスを得るという始末ですから。

<追記>
 この死刑問題はもちろん・・・、国際的に遡上に載せられる問題に対する対処は、もっと現実を見据え、国益を考えねばならないですね、日本の場合。
 どうも日本は、真面目というか、融通が利かないというか、杓子定規というか・・・人権・国家イメージ等の面から考えても、犯罪抑止面を考えても、凶悪犯は、“死刑”にするのを諦め、“死刑”を廃止して、そのかわり他の欧米各国と同様、「凶悪犯は、現場で射殺する!」という方向に方針転換すればよい、それが大局的な決断というものです。

 先進資本主義民主主義国として生きていく以上、国際協調は前提であり、あまり小さな問題に拘泥することで大きな国益を毀損することが無い様に世論誘導・政策立案すべきでしょう。
 まあ今後日本が(イスラム諸国のような)宗教国家・(中国・ロシア・北鮮のような)専制独裁国家として、国際的に孤立して生きていくとでもいうなら別ですが・・・。

 「捕鯨問題」なども同様で、私も日本人としては悔しい面はありますが、大局的な局面としては、敗北は既に確定しています。
これ以上傷を深めないためにも、「耐え難きを耐え」捕鯨から撤収してしまうことが正しい判断というものです。
 「児童ポルノ規制」なども同様で、国益を考えたら、もっと厳罰化しないと、ますます国際世論の非難を受けることは確実ですね。



ぼへー 世界では死刑囚・犯罪者どころか、デモ・暴動には参加するだけで発砲はおろか、射殺されかねませんから…仮にその国が、死刑廃止してたとしても、テロ・凶悪犯罪からの治安・秩序維持のためには、厳しい警察権力の行使を行います!
ちょっと検索しただけでもドンドン出てきます。世界では、一体どれだけ現場で「射殺」されていることか・・・
「発砲され負傷程度」はどれだけいることか…
「死刑」と違って制度ではないので、偶発的事象として取り扱われますから、公式統計も残らない点も“人権国家”としては都合が良いですね。
    
************************************************************
<仏マルセイユ ナイフ男、駅で女性2人殺害 テロの疑い> 毎日新聞 2017年10月1日
 AFP通信などによると、フランス南部マルセイユのマルセイユ・サンシャルル駅で1日午後、ナイフを持った男が通行人らを襲撃し、女性2人を殺害した。またカナダ西部アルバータ州の州都エドモントンでは、9月30日夜から10月1日未明にかけて、男が大型車で歩道に突っ込むなどして5人が負傷した。いずれも捜査当局がテロの疑いがあるとみて調べている。
 マルセイユで通行人らを襲撃した男は「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んでいたといい、イスラム過激思想の影響を受けていた可能性がある。男は警備の兵士らに射殺された。
************************************************************
<セントラル駅で犯人射殺 CCTV公開>     2017.08.23  AAP
 シドニー中心のセントラル駅で先月、男性を脅迫した男が警察官に射殺された。NSW州警察は、この事件のCCTV監視カメラに映っていた10人から目撃情報を得たい考えだ。
セントラル駅で7月26日夕方、ダヌカル・モクムール容疑者(30)は高齢の花屋従業員をわしづかみにし、脅迫した。警察は、持っていたはさみを下に置くよう同容疑者に命令したが、これを拒んだため発砲した。ソーシャルメディアに投稿された映像によると、モクムール容疑者は4発の発砲後に床に倒れている。
警察は22日、CCTV監視カメラに映っていた男女各5人の写真を公開した。事件を目撃していた可能性があるとして、情報を求めている。
************************************************************
<【スペイン連続テロ】逃走の実行犯射殺…自爆ベルト示し警官隊が発砲 首謀者の死亡も確認>  2017.8.22  産経ニュース
 【ベルリン=宮下日出男】スペイン北東部バルセロナなどで15人が犠牲となった連続テロで、地元カタルーニャ自治州の警察は21日、逃走中の実行犯でモロッコ人のユネス・アブヤクブ容疑者(22)をバルセロナ近郊で射殺したと発表した。テロ計画の首謀者とされるイスラム教の元イマーム(指導者)、アブデルバキ・エス・サティ容疑者の死亡も確認した。
 警察責任者は犯行グループ12人は拘束されるか、死亡し、全員の動向が確認されたと表明。今後、さらにグループの背後関係などの全容解明を進めていく方針を示した。
************************************************************
<ブリュッセル中央駅で爆発、容疑者射殺 テロと断定>    2017年6月21日 AFP 発信地:ブリュッセル/ベルギー
 ベルギーの首都ブリュッセル(Brussels)の中央駅で20日、爆発があり、容疑者の男が兵士に射殺された。検察当局は事件を「テロ」として扱っていると発表した。
 記者会見した連邦検察当局によると、中央駅で午後8時半(日本時間21日午前3時半)ごろ、「小規模な爆発」が発生。容疑者は現場にいた兵士により即座に「無力化」された。容疑者以外にけが人は出なかった。検察の報道官はその後、AFPに「彼(容疑者)は死亡した」と明らかにした。
 事件を受け、ブリュッセル中央駅に加え、近くの観光名所グランプラス(Grand Place)広場でも避難措置が取られた。目撃者によると、容疑者は「アラーアクバル(アラビア語で神は偉大なりの意)」と叫んでいたという。
 駅職員は記者団に対し、「私が中二階におりていくと、誰かが叫んでいた。さらに続けて『アラーアクバル』と叫んで、手押し車を爆破した」と説明。
「爆発が起きたとき、私は壁の後ろにいた。下までおりていって他の職員たちに全員を避難させるよう伝えた。容疑者はまだ現場にいたが、その後は見ていない」と続けた。「爆発はそれほど大きくなかったが、衝撃はかなり大きかった。人々は逃げ出した」という。(c)AFP
************************************************************
<仏警察が中国人男性を射殺、叫び声を口論と誤解? 抗議デモで35人拘束>   2017年03月28日 AFP
 フランスの首都パリ(Paris)に住む中国人男性が26日夜、通報を受けて駆けつけた警官に自宅で射殺されたことを受け、アジア人のコミュニティーが翌27日に抗議デモを行い一部が暴徒化した。警察当局はこのデモに関連し35人の身柄を拘束した。
 パリ警視庁は、約150人の「アジア人のコミュニティーのメンバー」が、パリ北東部にある警察署の前で抗議デモを行ったと述べた。デモ隊との衝突で警官3人が軽傷を負い、また爆発物によって警察車両が被害を受けた。
 警察筋がAFPに語ったところによると、家の中で口論しているとの通報を受けた警官らが中国人男性の自宅に駆けつけ、「ドアを開くとすぐに」ナイフを持った男性が警官に襲いかかり負傷させたため、もう一人の警官が男性に対し発砲し殺害したという。
 しかし死亡した男性の親族の弁護士カルビン・ジョブ(Calvin Job)氏によると、遺族は警察の主張を真っ向から否定しており、家族同士の口論などはなく、叫び声を聞いた隣人が通報したと主張している。
 ジョブ氏は「男性は誰にもけがを負わせていない」とし、「警官がアパートのドアを無理やり開けて彼(中国人男性)を押しのけた」と述べている。中国人男性が警官らに飛びかかった事実はなく、「警告なしに銃で撃たれた」という。ジョブ氏によると、28日に警察監視機関による遺族への聞き取り調査が行われる。(c)AFP
************************************************************
************************************************************
<【フランス】刃物男が立てこもり警察幹部と妻を殺害 「イスラム国に関与」と主張、説得に応じず特殊部隊が射殺-パリ郊外マニャンビル>       産経新聞 2016年6月14日
 パリ郊外のマニャンビルで13日夜、男が警察幹部の男性(42)を刃物で刺して殺害した上、
付近の幹部宅に立てこもった。現場に急行した治安部隊が幹部宅に突入し、男を射殺。屋内からは幹部の妻が
遺体で発見された。妻と一緒にいた3歳の男児は無事保護された。
 仏メディアによると、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)系のニュースサイトは「IS戦闘員」の犯行と伝えた。
男は幹部殺害時、「アッラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫び、立てこもり中には警官にISに対する忠誠を示していたという。
 捜査当局は男との交渉が決裂したために突入。テロの可能性も含め、男の身元特定や動機の解明などを急いでいる。
現場はパリの西約55キロの住宅街。フランスではサッカー欧州選手権が開催中で、
テロの標的にされる恐れがあるとして全土で厳重な警備態勢が敷かれている。
************************************************************
<米クラブで乱射、50人死亡 容疑者「イスラム国」忠誠>            2016年6月13日 (共同通信)
 【オーランド共同】米南部フロリダ州オーランドのナイトクラブで12日未明(日本時間同日午後)、男が自動小銃などを乱射し、地元市長は50人が死亡、53人が負傷したと明らかにした。男はクラブ内に立てこもり、警察特殊部隊との銃撃戦の末に射殺された。
 オバマ大統領は米国史上最悪の銃犯罪だとし「テロ行為だ」と強く非難した。オーランド市は非常事態を宣言した。
 捜査当局者は、男が同日未明に警察に電話し、過激派組織「イスラム国」(IS)への忠誠を誓う発言をしていたと明らかにした。
************************************************************
<独テロ容疑者、ミラノ郊外で銃撃戦の末死亡>      ロイター 2016年12月24日
  ドイツの首都ベルリンで19日発生したクリスマスマーケットへのトラック突入事件の容疑者とみられる男が23日、イタリアのミラノ郊外で銃撃戦の末、殺害された。
射殺されたのは独当局が行方を追っていたチュニジア人のアニス・アムリ容疑者(24)。過激派「イスラム国(IS)」系メディアのアマク通信に投稿された動画では、同容疑者がISのリーダーに忠誠を誓い、欧州のイスラム教徒に攻撃を呼びかけていた。
ミラノ警察当局の説明によると、容疑者は身分証の提示を求められ、警官に発砲した。その後、近くの車両後方に隠れたが、警官に撃たれ死亡したとしている。
容疑者はドイツからフランスを経由しイタリアに入った。容疑者の足取りから、移動の自由を認めた欧州連合(EU)の「シェンゲン協定」が悪用された実態が明らかとなり、仏極右政党・国民戦線のルペン党首や伊野党・五つ星運動の創設者ベッペ・グリッロ氏などのユーロ懐疑派は攻勢を強めている。
メルケル独首相はベルリンの事件は様々な問題を提起したとし、治安強化に努める考えを示した。大量の難民を受け入れたメルケル氏に対しては、より厳しい対応を取るよう圧力が強まっている。
************************************************************
<仏で男2人が教会を襲撃、神父殺害後に警察が射殺 ISIS関与か>   2016年7月27日 NEWSWEEK
 7月26日、フランス北部ルーアン近郊の町サンテティエンヌ・ドゥ・ルブレで刃物を持った男2人がカトリック教会を襲撃し、人質となった神父1人がのどを切られて殺害された。写真は事件現場となった教会。(2016年 ロイター//Pascal Rossignol)
フランス北部ルーアン近郊の町サンテティエンヌ・ドゥ・ルブレで26日、刃物を持った男2人がカトリック教会を襲撃し、人質となった神父1人がのどを切られて殺害された。男2人は教会から出たところを警察に射殺された。アラビア語で「神は偉大なり」と叫んでいたという。
他に3人が人質となり、うち1人が重傷を負った。
目撃者によると、犯人らは襲撃の様子を撮影していた。
過激派組織「イスラム国(IS)」系のアマク通信は、ISの2人の戦士が襲撃を実行したと伝えた。
対テロ捜査を指揮する検事は、犯人の一人は国内に住む19歳の男で、ISの戦闘に加わる目的でシリアへの渡航を2度試みており、情報当局の監視対象になっていたと明らかにした。
男は監視装置の着用を義務付けられ、自宅から1日に数時間の外出しか認められていなかったにもかかわらず、今回の犯行が可能だったことで、情報当局の対応やフランスの法的手続きを疑問視する声は強まるとみられる。
フランスでは2週間前、群衆にトラックが突っ込み84人が死亡する事件が起きたばかり。アマク通信はこの攻撃もISの戦士が行ったと伝えている。
オランド大統領はテレビ演説で「フランスと欧州がかつて経験したことのない大きな脅威に直面する中、政府はテロの打倒を強く決意している」と強調。フランスはISと戦うため、法律の範囲内で「あらゆる手段を講じるべき」との考えを示した。
米ホワイトハウスは今回の教会襲撃を非難し、フランス警察の対応を評価した。
ローマ法王も攻撃を「野蛮な殺害行為」として強く非難した。
[サンテティエンヌ・ドゥ・ルブレ(フランス) 26日 ロイター]
************************************************************
<ドイツ映画館で襲撃事件、警察が犯人を射殺 ライフルのような長い銃で武装> ロイター 2016年06月24日
[フィルンハイム(ドイツ) 23日 ロイター] - ドイツの警察当局によると、同国西部の映画館に23日、銃を持ち覆面をした男が一時立てこもる事件が発生したが、男はその後、警察によって射殺された。
警察の報道官によると、同容疑者以外に負傷者は出ていない。
警察は容疑者の身元や動機について明らかにしていないものの、過激組織に属していたような経歴はないもようという。
ヘッセン州内相によると、男はライフルのような長い銃で武装し、一人で犯行に及んだとみられている。
映画館の従業員がロイターに明らかにしたところによると、男の年齢は18─25歳、身長は170センチ程度だったという。
************************************************************
<警察が従業員を射殺、マネジャーら人質に立てこもり 米南部>   2016.06.15  (CNN)
米南部テキサス州アマリロの警察は14日、ウォルマート・ストアーズの店舗に人質を取って立てこもった54歳の男が特殊部隊の突入によって死亡したと明らかにした。テロとの関連は見られないという。
当局によれば、男は、昇進について口論となった後、マネジャーや他の従業員を人質に取った。口論の最中、男は天井に1発拳銃の銃弾を放った。その後、マネジャーを店舗の裏にあるオフィスに連れ込んだという。
午前11時6分ごろ通報があり、特殊部隊が約1時間15分後にオフィスに突入した。人質の1人がオフィスから出てきて、男が独りになったと考えられたという。
当局によれば、2人目の人質がいることが分かり、容疑者が拳銃で武装しており人質や特殊部隊員の脅威となる可能性があったため、部隊員が容疑者に向けて発砲したという。
************************************************************
<刃物の男 パリ北部の警察署侵入図り射殺される>   毎日新聞  2016年1月7日
 フランスからの報道によると7日正午(日本時間同日午後8時)前、パリ北部18区の警察署に刃物2本を持って侵入しようとした男が、警察官に射殺された。男は過激派組織「イスラム国」(IS)の旗を描いた紙や、ISの関与を示唆するデータが入った携帯電話を所有していたという。7日は仏週刊紙襲撃事件から1年にあたり、警察が関連を調べている。
************************************************************
<パリ多発テロ 容疑者3人射殺>    2015年11月14日  時事通信
パリでテロ、100人超死亡か=仏大統領「前例ない」―銃撃と爆発、競技場で自爆も
 フランスのメディアによると、パリ中心部のバタクラン劇場と北部の競技場付近などで13日、複数の銃撃や爆発などがあり、複数の警察筋は14日、AFP通信に対し、劇場への攻撃だけで約100人が死亡したと明らかにした。
************************************************************
<パリの2件のテロ容疑者3人死亡、1人逃走━人質も4人死亡>  2015 年 1 月 10 日 ウォール・ストリート・ジャーナル
 【パリ】仏週刊紙シャルリー・エブド本社を襲い12人を殺害したテロ事件とパリ南部で別に起きた女性警察官射殺テロ事件で、フランス警察は9日、仏紙襲撃事件の容疑者兄弟と別件の容疑者1人を射殺した。しかし、パリ南部の事件では人質4人も死亡、5人が負傷するという悲惨な結末となった。
 週刊紙襲撃のサイド・クワシ容疑者(34)とシェリフ・クワシ容疑者(32)はパリ北東部でシャルル・ドゴール空港から約8キロ離れた印刷工場、別の銃撃事件のアメディ・クリバリ容疑者(32)はパリ東部のユダヤ教信者向け食料品店にそれぞれ籠城した。
 複数の警察関係者によると、クワシ兄弟が籠城した印刷工場では、1人の工場関係者が数時間にわたり物陰に隠れて、警察に携帯電話のメールで状況を伝えていた。
 クリバリ容疑者の立てこもった食料品店には他に数人が人質となっていたが、地元テレビはこれらの人質が警官突入後に逃げ出す映像を放映した。クリバリ容疑者には警察官射殺事件で共謀者がおり、警察はこの人物をクリバリ容疑者と内縁関係にあるハヤト・ブーメディエンヌ容疑者(26)として氏名と顔写真を公開した。同容疑者は逃走し、行方が分からなくなっている。
************************************************************
<死刑執行、今年は3人 裁判員判決で初の執行も>   2015年12月30日  朝日新聞DIJITAL
 今年は3人に死刑が執行された。昨年と同数だが、このうち1人は2009年に裁判員制度が始まって以来、初めて裁判員裁判を経て判決が確定した死刑囚だった。市民の判断が現実の執行と結びつくことになり、節目の年となった。
 法務省によると、27日時点で収容中の死刑囚は126人。東京・秋葉原で08年に起きた無差別殺傷事件の加藤智大死刑囚(33)ら2人の死刑判決が今年新たに確定した一方、収容中に1人が死亡した。
 今年10月に病死したのは、三重県名張市で1961年に5人が死亡した「名張毒ブドウ酒事件」で第9次再審請求中だった奥西勝元死刑囚(当時89)。肺炎で3年半ほど前に拘置所から八王子医療刑務所に移り、重症が続いていた。確定死刑囚としての収容は43年に及んだ。市民団体によると、現在も確定からの収容期間が20年を超える死刑囚が12人いるという。
************************************************************
<パリで警察署に押し入ろうとした男を射殺 >    NHK 2016年1月7日
フランス・パリで7日午前、警察署に押し入ろうとした男が警察官に射殺されました。警察では現場を封鎖して男の身元や詳しい状況を調べています。
事件のあった現場は、パリ北部にある北アフリカからの移民が多い住宅街で、パリ市内でも最も犯罪が多い地域として知られています。
現場周辺の道路の入り口には、銃を持った警察官のほか警察や消防などの車両が多数集まって安全を確保するとともに、通行を規制するなど緊迫した空気に包まれています。
フランス政府によりますと、男はナイフと自爆装置のようなものをもっており、襲撃の際にアラビア語で「神は偉大なり」を意味する
「アラー・アクバル」と叫んでいたという情報もあるということです。警察では現場を封鎖して男の身元や詳しい状況を調べています。
7日は、去年パリの新聞社「シャルリ・エブド」の本社にイスラム過激派の男たちが押し入って銃を乱射し、12人が犠牲になった事件から1年に当たります。
事件現場では追悼集会が予定されているほか、オランド大統領による警察への訓示も行われ、市内では警察や軍による警戒態勢が強まっていました。
************************************************************
<ニューサウスウェールズ警察本部銃殺事件>     ウィキペディア
ニューサウスウェールズ警察本部銃殺事件(ニューサウスウェールズけいさつほんぶじゅうさつじけん)とは、2015年10月2日にニューサウスウェールズ州パラマタのニューサウスウェールズ警察本部前で警察職員がイラン出身のクルド人の少年に射殺されたテロ事件。
・概要
2015年10月2日、パラマタのモスクへ参拝したイラン出身のオーストラリアに帰化したクルド人のスンニ派の少年(15歳)が自宅への帰途の途中のチャールズ通りのニューサウスウェールズ州警察本部に差し掛かった。16時30分、少年はニューサウスウェールズ警察本部前で警察職員1名を射殺した[2][3]。犯人は犯行時に「アラー」と叫んでいた。事件を受けて警察本部から駆け付けた警察官によって犯人は射殺された[2]。犯人の射殺にいたるまではカメラによって記録された。
************************************************************
<豪でテロ容疑者射殺―「イスラム国」支持者か>      THE WALL STREET JOURNAL 2014 年 9 月 24 日
 オーストラリア南東部メルボルン郊外で23日遅く、テロリストと疑われる18歳の男が警察官2人を刺した後に射殺される事件が発生した。この事件は、イスラム過激派組織「イスラム国」の支持者がオーストラリアなど海外で攻撃に出るとの懸念を浮き彫りにする形となった。
 キーナン司法長官は24日、メルボルン南東に位置する警察署の外で2人の警察官が刺され、その後に刺した男が射殺されたと発表。刺されたのは連邦警察官1人とビクトリア州の警察官1人で、連邦警察官は重傷ながらも容体は安定しており、州の警察官は軽傷だという。長官は「事件は警察の捜査中に発生し、警察官による発砲は正当防衛だった」と述べた。
************************************************************
<射殺、30時間立てこもりの末> 2012年 03月 23日 [ロイター]
 フランス南西部トゥールーズのユダヤ人学校などで7人が死亡した銃撃事件で、警察の特殊部隊が22日、立てこもっていたアパートから逃亡しようとしたアルジェリア系フランス人のモハメド・メラ容疑者(23)を射殺した。
現場で記者団の取材に応じたゲアン内務相によると、メラ容疑者は浴室から脱出しようとし、発砲しながら窓から飛び降りた。警察側の狙撃を受けた容疑者は、1.5メートル下の地上で死亡しているのが確認されたという。
メラ容疑者は30時間にわたって立てこもりを続け、警察に対し、先週兵士3人が射殺された兵士射殺事件と19日に4人が殺害されたユダヤ人学校銃撃事件の犯行を認めていた。動機については、パレスチナで死亡した子どもたちの復讐(ふくしゅう)とアフガニスタンでのフランス軍の関与を挙げたという。
また、パキスタンで国際武装組織アルカイダの訓練を受けたとも話していた。
サルコジ大統領は、「今後、テロを提唱したり、憎悪や暴力を求めるウェブサイトを日常的に利用する人物に法的措置を取る」と明らかにした。
************************************************************
<警官による男性射殺、ロンドン北部で暴動に 放火や略奪も> 2011年08月07日 AFP
英警察官がタクシー乗客の男性(29)を射殺した事件をめぐり、ロンドン(London)北部トッテナム(Tottenham)で6日、抗議デモに続いて暴動が発生し、警察車両やバス、店舗が放火され、略奪が行われた。
 4日の警察官による男性射殺に抗議して、デモ隊はトッテナム警察署前まで行進。その後、暴動が発生した。トッテナムの大通りハイロード(High Road)沿いの警察署前で数百人が抗議するなか、警察車両や2階建てバスが放火された。
 通常、英国の警察官は銃を携行していない。警察官による発砲の全事例を調査する警察苦情処理独立委員会(Independent Police Complaints Commission、IPCC)によると、銃を所持する特殊警官が、事前に逮捕状をとった上で、タクシーを停車させたという。この計画には、黒人コミュニティーの銃犯罪取り締まりを専門とするトライデント(Trident)部門の要員も同行した。
 IPCCは、「発砲があり、タクシー乗客だった29歳の男性が現場で死亡した」と述べ、「警察官による発砲は2発。現場からは、警察が支給したものではない拳銃が回収された」と説明した。男性と警察官の間では、発砲の応酬があったとみられている。
************************************************************
<独学校で乱射、15人死亡 犯人は元生徒で射殺される>  (2009年3月11日 CNN.co.jp)
ドイツ南部にあるウィネンデン町の学校で現地時間の11日午前9時半ごろ、迷彩の戦闘服姿の男が侵入しいきなり乱射、地元警察によると15人が死亡、複数が負傷した。重傷者もいる。犠牲者には教師3人、生徒9人が含まれる。
捜査当局によると、犯人は17歳の同校の元生徒で、犯行後に逃走、警察が同町を封鎖し、ヘリコプターなどを出動させて行方を追い、学校から約15キロ離れた地点で見付け、射殺した。
犯行の動機は不明。乱射は同校の2教室で約2分間続き、学校から逃走する際にさらに殺害したとの情報がある。車を奪い、運転者らを人質に、町の中心部の方向へ逃走していた。複数の武器で武装していたとの情報がある。
事件を受け、同学校の生徒は避難した。当時、約1000人が在校していた。学校は技術系で、中学校に相当するという。
************************************************************
サポーターの衝突で1人死亡=3試合が中止、暴動-イタリア・サッカー /2007年11月12日 時事通信
 【ロンドン11日時事】イタリア中部のアレッツォ近くの高速道路の休憩所で11日、サッカーの同国1部リーグ(セリエA)のラツィオとユベントスのサポーターが衝突し、1人が鎮圧に当たった警官の威嚇射撃を受け、死亡する事件があった。
 死亡したのはラツィオのサポーターで、26歳の男性。同日ミラノで行われる予定だったインテル・ミラノ-ラツィオ戦の観戦に向かう途中で事件に巻き込まれた。ユベントスのサポーターはナポリからパルマでのパルマ-ユベントス戦に行く途中だったというが、詳細は捜査中。
 事件を受け、同国サッカー協会はインテル戦とローマでのローマ-カリャリ戦を延期。他の試合は10分遅れで開始されたが、ベルガモでのアタランタ-ACミラン戦では、反発した観客が警官と衝突、ピッチに乱入を試みる騒ぎとなり、試合開始から約10分で中止された。また、ローマではラツィオのサポーターが暴徒化し、同国オリンピック委員会や警察本部を襲撃するなど騒動の余波は広がりを見せている。
 イタリアでは、2月にもシチリア島でのセリエAで、サポーターの暴動で警官が死亡する事件が起き、競技場の安全基準が見直されていた。 
************************************************************
<パリ・サンジェルマンのサポーター乱闘、私服警官に撃たれ1人死亡 - フランス> 【パリ/フランス 24日 AFP】  2006年11月24日
警察当局によると、23日に行われたサッカーUEFA杯(UEFA Cup)のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)vs ハポエル・テル・アビブ(Hapoel Tel Aviv)戦後、敗れたパリ・サンジェルマンのサポーターがハポエルのサポーターを暴行。これを制止しようとした警察官が拳銃を発射。パリ・サンジェルマンのサポーター1人が死亡し、1人が負傷した。
■警察は、催涙ガスを発射後、実弾数発を発射
 警察当局がAFPに語ったところによると、4-2で試合に敗れたパリ・サンジェルマンの暴力的なサポーターの一団約150人が、スタジアムの外でハポエルのサポーターに暴力を振るっているとの報を受けた警察官が現場に急行した。警察官は乱闘騒ぎを静めるため、催涙ガスを発射した後、実弾数発を発射した。これにより、1人が即死、1人が負傷したが、負傷者のケガの程度はわかっていない。
 発砲した警察官はサポーターたちと乱闘となり、近くのマクドナルドに逃げ込んだという。この事態を受け、警察は増援部隊を現地に派遣し暴動を鎮めた。
************************************************************
<05年ロンドン同時テロ、誤射殺されたブラジル人男性の遺族が敗訴 - 英国> 2006年12月15日 /AFP
【ロンドン/英国 15日 AFP】2005年7月にロンドンの地下鉄の駅でブラジル人男性が武装警官に誤って射殺された事件で、関係した警官らを不起訴処分とする決定を不服として控訴していた男性の遺族らの訴えが14日、退けられた。事件は2005年7月22日、ロンドンの地下鉄ストックウェル(Stockwell)駅構内で、電気技師ジェアン・シャルレス・デメネゼス(Jean Charles de Menezes)さん(当時27)が、前日発生した同時自爆テロに関与していたとの誤解から射殺されたもの。ロンドンでは事件の2週間前にも、大規模な同時爆破テロが起きていた。遺族らは、誤射事件直後にロンドン警視庁が事実の隠ぺい工作を行ったとして、イアン・ブレア(Ian Blair)警視庁長官の辞職を繰り返し要求したと報じられている。写真は14日、ロンドンの王立裁判所前で取材に応じる遺族ら。
************************************************************
<英特殊部隊、地下鉄車内でテロ容疑者を射殺>   2005/7/23  (読売新聞)
 英捜査当局は22日、ロンドンの地下鉄ストックウェル駅の地下鉄車両内で同日午前10時すぎ、男1人を射殺したと発表した。
 射殺された男について、英BBC放送は21日にロンドンの4か所で起きた同時爆発事件の容疑者と報じ、英スカイテレビは自爆テロを企てていたと伝えた。
************************************************************
<スイス各紙、サミット批判>     2001/7/23  SWI swissinfo.ch
 イタリア・ジェノバで開催されていた先進主要国首脳会議(サミット)が22日閉幕した。グローバリゼーションに抗議するデモ隊と警官隊との衝突で死者まで出したサミットをスイス各紙は「サミットの狂気」と非難した。
************************************************************



           ↑クリックお願いします!ぼへー


スポンサーサイト



  1. 2020/07/29(水) 00:00:54|
  2. 社会・安全
  3. | トラックバック:0

「進むべき道は一つ」グズグズしているうちに剣ヶ峰です!・・・「日本の労働生産性の動向2019」

<日本の労働生産性の動向 2019>    公益財団法人 日本生産性本部
1. 日本の労働生産性の動向
■概要
1. 2018年度の時間当たり名目労働生産性は4,853円。実質(時間当たり)労働生産性上昇率は±0%。
2018年度の日本の時間当たり名目労働生産性(就業1時間当たり付加価値額)は4,853円。このところ過去最高を更新する状況が続いてきたが、7年ぶりに前年度水準を下回った。
2018年度の物価下落(-0.2%)を織り込んだ時間当たり実質労働生産性上昇率は±0%。2017年度(+0.8%)と比較すると、0.8%ポイント落ち込んだ。企業は人手不足を懸念して雇用を増やしたものの、経済が見込んだほど拡大しなかったため、人手を確保しつつも労働時間の削減で企業活動を調整しようとしたことが生産性の動向にも反映されたものとみられる。
ただし、四半期ベースで足もとの状況をみると、2018年10~12月期(Q4)からプラスの状況が続いており、生産性低下局面を既に脱した公算が高い。
2. 2018年度の日本の1人当たり名目労働生産性は824万円。実質(1人当たり)労働生産性上昇率は-1.0%(前年度比)と、2 年ぶりにマイナスとなった。
2018年度の日本の1人当たり名目労働生産性(就業者1人当たり付加価値額)は824万円。これまで緩やかに上昇してきた1人当たり名目労働生産性は、ここ数年、上昇のモメンタム(勢い)が弱含みになっており、2018年度でみると前年度水準をわずかながら下回った。
************************************************************
労働生産性の国際比較  公益財団法人 日本生産性本部
概要
1. 日本の時間当たり労働生産性は47.5ドルで、OECD加盟36カ国中20位。
OECDデータに基づく2017年の日本の時間当たり労働生産性(就業1時間当たり付加価値)は、47.5ドル(4,733円/購買力平価(PPP)換算)。米国(72.0ドル/7,169円)の3分の2程度の水準に相当し、順位はOECD加盟36カ国中20位だった。名目ベースでみると、前年から1.4%上昇したものの、順位に変動はなかった。主要先進7カ国でみると、データが取得可能な1970年以降、最下位の状況が続いている。
2. 日本の1人当たり労働生産性は、84,027ドル。OECD加盟36カ国中21位。
2017年の日本の1人当たり労働生産性(就業者1人当たり付加価値)は、84,027ドル(837万円)。ニュージーランド(76,105ドル/758万円)を上回るものの、英国(89,674ドル/893万円)やカナダ(93,093ドル/927万円)といった国をやや下回る水準で、順位でみるとOECD加盟36カ国中21位となっている。
3. 日本の製造業の労働生産性は99,215ドルで、OECDに加盟する主要31カ国中15位。
日本の製造業の労働生産性水準(就業者1人当たり付加価値)は、99,215ドル(1,115万円/為替レート換算)。円ベースでみると着実に上昇を続けているものの、近年は為替レートの影響でドルベースの水準が伸び悩んでいる。順位でみるとOECDに加盟する主要31カ国の中で15位となっており、昨年から順位を1つ落としている。



************************************************************
ぼへー 戦後最悪の政権であった「民主党政権」が倒れ、安倍政権になり、アベノミクスの効果もあり、どんよりと落ち込んでいた世の中の雰囲気は大きく変わりました。
民主党政権時代は、まともなビジョンも無く、民主党の政治屋自身が「個別のバラマキ政策以外は、トータルとして何をしたらよいか、ピンと来ていない!」烏合の衆では世の中の雰囲気すら変えられませんでした・・・
それが、上記の調査統計によると~
「 2017年度の日本の時間当たり名目労働生産性(就業1時間当たり付加価値額)は4,870円。リーマン・ショックに伴い2008年度に大きく落ち込んだが、2011年度を境に上昇傾向へ転じ、2013年度から2017年度まで過去最高を更新する状況が続いている。」
~ということです。経済運営は民主党政権時代とは対照的ですね!
では、これから日本が現在より幸せになるためにベンチマークとすべき「国家像」とは、どのようなものでしょう?
現実的には、以下の「4類型」しかありません。
<※具体的な国家像の4種のベンチマークとは!>
①北欧型(福祉国家)・・・このような国家像の実現の為には、もっと労働生産性を上げる政策誘導が必要です! ←労働生産性が高ければこそ、高福祉が行えているのです。低労働生産性で高福祉など夢物語に過ぎません。
②北米・豪州型(先進民主・資本主義国家)・・・この国家像の実現の為にも、もっと労働生産性を上げる政策誘導が必要です!
③共産主義型独裁国家・・・民主主義を諦めた「独裁国家」に堕する道!
④ブータン(我が道を行く)型・・・先進自由主義資本主義国としての国際競争に負けを認め、国家破綻まで問題をズルズル先送りし、低下する労働生産性は放置。
このままではいずれ訪れる「国家破綻」後は、先進自由主義資本主義国たることをあきらめ、従来の価値観(「物質的・金銭的豊かさ」)とは無縁のベクトルの「幸福度」を目指す・・・?
<進むべき方向は“一つ”>
結局のところ、日本という国は、「自由主義経済のもと自由貿易を基調とした資本主義国」・「先進民主主義国家」という、国際社会での立ち位置(国家像)があるわけです。
つまり、今後は、「共産主義国」・「専制独裁国家」・「宗教国家」・「鎖国的、我が道を行く国家」でも目指そうというなら別ですが・・・(こんなことは、中共に侵略でもされない限りは起こりえないでしょう。)
そうでないなら目指すべき方向は一つなのです。
先進自由主義経済諸国の中で資本主義国として存立しつつ、「国民を豊かに幸福にする」なら・・・
個別の政策をどのように展開していこうが、最終的には、日本国の「労働生産性(就業者1 人当り付加価値)」を高めるしかないのです。
労働生産性の国際順位をみれば一目瞭然でしょう。
正直言って、日本より順位の低い国に、「このようになりたい」と思う国がありますか?
現実的な選択として「このようになりたい」と思う国は日本より、上の順位にしか有りませんよ!
企業経営者の皆様なら分かっていただけるでしょうが、企業を存立し、従業員を幸せにするには、労働生産性(就業者1 人当り付加価値)を高めるしかないのです。
どんなにカッコいい事を言おうが、労働生産性(就業者1 人当り付加価値)が下がるようでは、中長期的に「企業の存立」も「従業員の幸せ」もありません。
「単価を上げる」「売上数量を増やす」「変動費率を下げる」「固定費を減らす」・・・付加価値を増やす手段は問いません。
手段はどうあれ、結果として労働生産性(就業者1 人当り付加価値)を増やせば良いのです。
それができないなら、企業はたたんで、「物質的・金銭的豊かさ」とは別のベクトルの「幸福度」を求め、仙人にでもなるしかありません。
(当然、「物質的・金銭的豊かさ」は失います・・・)
国家の場合も同じです。
“国民の幸福度…”・“友愛、復興、絆…”・“景気対策…”等々・・・どんな美辞麗句を言ったところで、国家全体としての労働生産性を下げるような産業政策を実施していたのでは、何ら評価に値しません。
なぜなら、グローバルな自由主義経済の中で生きて行く以上、「労働生産性を下げる」ことだけは、してはいけないからです。
どんどん下位国に追いつかれ、上位国からは引き離されることになります。
1990年代後半以降、労働生産性の国際的な順位はTOP10から落ち、労働生産性の上昇率も他の先進国に比べ、トータルとして見れば、芳しくありません。
結局のところ、バブル崩壊以降、ドンドン日本人が自信を失い、暗くなっているのも、煎じ詰めれば~
「労働生産性(就業者1 人当り付加価値)の国際的な順位を落としていること」≒「国際的な資本主義経済の競争に負けている」
~が根本です。
<弱り目を利用する経団連!「移民をドンドン受け入れないと日本は終わる・・・」説のウソ !>
ところで、人口減少や老齢化によって、漠然と社会に漂う不安感を利用して、自分達に有利な政策実現を図ろうとする連中はどんな時にも現れるものです。
「移民1000万人・・・」などという政策も全く同じです。
そんな事を実行したとしても、日本国民は幸せになりません。
なぜなら、「国家全体の労働生産性」は、本質的には「人口減少(人口規模)」・「老齢化」・・・とリンクするわけではないからです。
労働生産性の国際比較を見ても人口増加が著しい、低賃金労働者が一杯いる国家は、総じて「労働生産性は低い国」です。
つまり経団連の言うような、単純労働者の移民などドンドン受け入れても、「(国家レベルの)労働生産性」は向上しませんから、幸せになるわけが無いことは「決まっている」のです!
単純労働移民を受け入れて労働生産性が上がるというのは、直接その単純労働移民を雇用する「一企業レベルの労働生産性」の話であって、国家レベルではそれによるマイナス作用で相殺され、労働生産性は贔屓目に見てもプラスマイナス0でしょう。
普通に考えれば、(低賃金労働者を直接雇用できる一企業レベルではなく)「国家全体としての労働生産性」にはマイナスでしょう。
そもそも経団連は、現在では~
「人口減少や老齢化」 → 「単純労働移民を受け入れないと企業経営がダメになる」 →「国がダメになる!」
~なんてノウノウと主張していますが・・・
景気の良かったバブルの頃は~
「日本人労働者が3K労働に就かない」 →「企業経営がダメになる」 →「 国がダメになる」
~と主張して、単純労働移民解禁を煽っていました!
つまり「安い労働者をふんだんに、コキ使いたい・・・」経団連にとって「単純労働移民を受け入れる」ことは、(人口減少などより)ずっと以前からの宿願ですから、それが実現するまで、いつどのような時代であろうとモットモらしい理由をつけて主張し続けますからね!
「少子高齢化の問題解決には、移民!!」など、ウソも方便に過ぎません。
経団連はカネがあるので、チョウチン学者やタイコモチみたいな評論家などを総動員して煽っているだけですから、騙されない方が良いですよ!
チョット冷静に考えれば、人口減少を食い止める程の移民を受け入れられるわけも無いことは、現在の欧州諸国の状況を見れば自明の理です。(移民が一定以上の比率に到達すると、治安をはじめ社会の安定が図れなくなってしまいます。)
「移民をドンドン受け入れる」ことと、「国家全体の労働生産性の向上」は、まったくベクトルの違う話です。
そんな単純なら、どの国も苦労しません。
それが本当なら、欧州諸国はドンドン労働生産性が上昇していて然るべきでしょう。
しかし現実は逆です。
本質的には移民国家である「米国」でさえ単純労働移民など、近年では受け入れていませんから・・・そんなことで「労働生産性」が持続的に上がった国などありません。
単純労働移民を受け入れて「幸せになる」のは~
・移民を直接低賃金で雇ってコキ使い、大儲けできる「雇用主」(≒経団連)
・生まれた祖国で働くよりは、先進国で働いて高い収入を得られる「移民自身」
~だけであるというのが真実です。
結局、移民受け入れ論は、「安くコキ使える労働者が、ふんだんに存在して欲しい!」という経団連の宿願を果たしたいが為のプロパガンダに過ぎません。
少なくともそのような主張をする輩が~
・「大多数の国民の幸せ」
・「国家全体としての労働生産性」
~といったことなど考えていないことは明らかです。
<政権の評価は「労働生産性の国際比較」の向上で判断すべき!>
これから日本国を運営していこうという政治屋さんたちも、個別の政策(手段)の展開は別にしても、結果として自分が政権を担当している間に、国家の産業政策の実施成果といえる「日本国の労働生産性」をどれだけ改善するのか、また、国際的な順位を何位にするのかを示すべきでしょう。
それを具体的な指標にしない限り、各政権の政権運営など客観的に評価を受ける事もなく、無責任・やりっ放しです。
そして、その結果、労働生産性の国際的な順位は下がり続け、ひいては、日本国民が幸せになれることはありませんよ。
個別の政策など手段に過ぎないのです、どんな立派な個別政策だとしても、最終的に国家としての「労働生産性(就業者1人当り付加価値)」を下げるようでは、中長期的に意味がありません。
実際、意味が無いどころか、悪政です。
労働生産性の国際順位がいよいよ20位以下に落ちてしまった現状は、剣が峰です。
オリンピックならこんな順位じゃ予選落ちです、決勝レースに残れませんよ!
戦後「奇跡」とも言われ、先人がようやく築きあげてきた努力の成果が、食い潰され瓦解しようとしています。
・「アメリカなんて大した事無い・・・」
・「経済だけじゃない・・・幸福度だ!」
~とか、どんなことをほざいても、グローバルな自由主義経済というルールで戦う以上、「言い訳」・「負け犬の遠吠え」に過ぎませんよ。
これ以上国家全体としての労働生産性を下げることは、膨大な債務以上に、日本国の破綻の原因になりかねないのです。
・・・民主党政権時代に主張していたように・・・今後は「労働生産性(就業者1 人当り付加価値)」に縛られる先進自由主義資本主義国であることをあきらめて、ブータンみたいに「国民総幸福量」でも指標に、「金銭的・物質的豊かさ」から超絶して仙人のように生きていく覚悟があるというなら別ですが!
****コラム:「経済オンチ」に煽られるな******
「アメリカは没落する…」
「21世紀は、中国が世界を…」
「アジアの世紀が…」
「ユーロの時代が…」
~等々とかセンセーショナルに叫ぶ評論家・学者がいます。
そんな輩は単なる経済オンチか、そうでないなら自著を売りたいから、エゲツナイ見出しを付けてるだけに過ぎません。
百歩譲って、相対的・規模的にみれば、そのような論にも一理くらいは、あるかもしれません。
しかしながら、国民一人一人の幸福・豊かさという観点から中長期的に見れば、そんなことは絶対に起こりません。
少しでも現実の経済や企業経営をご存知の方であれば、中長期的にアメリカが、急速に没落することは無いことは明白です。
(その方が、“小説”・“与太話”としては面白いでしょうが・・・)
上記の記事の労働生産性の統計資料に示される通り、米国ほど「労働生産性(就業者1 人当り付加価値)」の高い“大国”は唯一であり、それに匹敵する「労働生産性(就業者1 人当り付加価値)」をもつ“大国”が現れることは、事実上考えられません。
中国・インドなどが、米国の労働生産性の水準までくるのに、どれほど掛かることやら・・・というよりおそらく不可能です。
~人口だけは多いから経済規模はデカイが、個人の幸せ・豊かさ(≒労働生産性)と無関係。
貧乏人が100人で100万円持っているからといって一人で70万円持っている金持ちよりスゴイなんて事にはならないですから・・・
グローバルな自由主義経済中心の時代で、労働生産性が極めて高い国が、突然没落する事など、合理的にあり得ません。
現実に、戦後そんな国家は、いままでないですから。
逆に急速に没落(国家破綻・デフォルト)するのは、競争に敗れた「労働生産性が低い国」なのです。
「米国が没落する」なんていうのは、経営者になったことの無い、経済オンチのジャーナリストの偏狭な視野でのデマ・プロパガンダに過ぎません。
その上アメリカは、それだけの大国でありながら主要先進7カ国の中でトップクラスの「労働生産性(就業者1 人当り付加価値)」の伸び率です。
アメリカもいつかは没落するでしょうが・・・
少なくとも現在の労働生産性の傾向が続く限り、(今後飛躍的に労働生産性が上がりアメリカを凌駕しない限り)労働生産性に劣る日本やヨーロッパは、とっくの昔に没落していますね。
菅さんも、現実から目をそらし、「幸福度・・・」なんて世迷言言ってないで、正しく現実を見たほうがよいですよ!
(労働生産性の国際比較2018年版より)

<追記>米国債が暴落しないわけ!(≒日本が国家破綻するワケ)
米国が国債をガバガバ発行しても市場の信認を得られている本質的な理由は「労働生産性の高さ」にあります。
現状の労働生産性の国際比較からみても、米国が国家レベルでの国際競争に負けることは考えられませんから、多少国債発行が多くとも盤石たる労働生産性というバックボーンが存在する米国債に不安は生じにくいのです。
逆に、おバカな経済オンチは、米国の通貨金融政策のテクニカルな表層だけをみて、「日本も国債をガバガバ発行しても大丈夫・・・、破綻しない・・・」なんて風説を流しますが・・・それが「ウソである本質的な理由」もここにあるのです。
日本は、労働生産性の推移からみても、ドンドン国際競争に負けて、もはや20位以下ですから・・・
産業が国際競争に負けはじめ、政治は成長戦略も示せず、この先何をして食っていくのか?日本経済はどうなるか?わからない日本の国債と、大国として随一といえる労働生産性の高さに裏打ちされた米国の国債を、一緒に考えられるバカさ加減にはあきれますね。







           ↑クリックお願いします!ぼへー

  1. 2020/07/26(日) 00:00:54|
  2. 時事
  3. | トラックバック:0

“人間は動物である”というキホンを忘れる者は「ダマされる」!・・・「多様性」「ダイバーシティ」は何故表面的なのか?編

************************************************************
ぼへー 科学や文化が発達し、先進国で現代生活を享受している人間は、ともすると「人間が動物である!」という“キホン中のキホン”を忘れてしまいがちです。
人類の歴史は“ホモサピエンス”からと考えても、20万年、それ以前の旧人類からと考えると700万年位になります。(諸説有り)
“文字の使用”などは、人類の歴史において最近の出来事で人類の歴史のうち99%は文字の記録など無いのです。
また、人間は、物事の判断においても、巷間よく言われる「ノンバーバルコミュニケーション」「動物的カン」のように、(表層的な)論理的思考だけでなく、動物的(本能的・根源的)な判断が無意識的に支配している場面も多いことを忘れてはいけません!
「人間が動物である!」という“キホン中のキホン”を押さえないと「お花畑」「机上の空論」 → 最終的には“ダマされる”ということになってしまいます。

<巷間で語られる「多様性」「ダイバーシティ」の上っ面さ!>
 最近、社会や企業に向け、「多様性が・・・」「ダイバーシティが・・・」と、かまびすしいですが・・・
その内容たるや、端的に言えば、いろんな人種・民族・性別・LGBT…「多様性・ダイバーシティのある社会は、多様価値観を認め合って、スンバラシイ社会が実現しま~す。」的なお話し。
小さい頃にみた「ジャングル大帝」「ライオンキング」「ディズニーアニメ」が、いけなかったのでしょうか?
アニメの様に、ライオンもサルも豚も一緒に、理解し合って楽しいコミュニティを形成出来るはずでしょ!というお花畑的世界観!

<本来の(生物)多様性の厳しい一面>
 人間社会の話として語られるときは、お花畑的世界観になってしまう“多様性”ですが・・・
本来、生物における“多様性”とは、現在地球上に残っている生物は、環境悪化等の要因でドンドン多くの種が消滅し、生物の多様性が損なわれている状況なので、「出来る限り現存する固有種を守り、残すことで生物の多様性を維持しよう」という話です。

 つまり、人間界社会について語るときには、宗教でも民族でも何でもごっちゃにすれば、多様性のある社会・・・みたいなお花畑的世界観で語られる多様性ですが・・・
生物の多様性においては、全く逆!
生物の“多様性”を守るために、「外来種」を排除し固有種を守るために、「外来種」による生態系の不可逆的な被害を起こさない様に、外来種の駆除に躍起になっているのが現状です。

<巷間で語られるような浅薄な「多様性」「ダイバーシティ」が上手くいくわけないワケ!>
 結局のところ、ミクロな個別のケースではなく、マクロで大局的に考えると、巷間で語られるような「多様性」「ダイバーシティ」は上手くいくわけ有りません。
その理由は、「人間も動物である」というキホン中のキホンを忘れた架空の絵空事に過ぎないからです。
 実感できない人は、生物で考えれば、簡単です。
在来種しかいない湖があったとします。
在来種の魚だけでは、賑わいが無く、種も少ないので・・・
色とりどり、大きさも大小さまざまな世界中の魚を湖に放流してみました。
最初のうちこそ、いろんな魚がたくさんいて、豊かな湖になったように思いますが・・・
魚たちは、浸食し合い、最終的には、強い外来種に制圧されてしまいます。

<浅薄な「多様性」「ダイバーシティ」を推進した末の姿とは!>
 これは、人間界でも同じこと!
宗教でも民族でも何でもごっちゃにすれば、多様性のあるスンバラシイ社会が実現!なんてことには、ディズニーアニメじゃないのでなりません。
そんなことをすれば、それぞれの違いが殊更に強調され、諍いの多い社会(いわゆる“分断された社会”)になると同時に、お花畑的建前とは違って結果としては“多様性”が尊重されることはなく、種々の面で「最大公約数」「デファクトスタンダード」に集約されていく社会が出来上がります。
先程の生物の例で話した通り「外来種に制圧された湖」のような社会になるだけです。
現実に、“多様性”“ダイバーシティ”を日本より一足先に進めているとされる欧米諸国を見れば、結論は自ずと明らかでしょう。
個別・例外的なケースは別として、国家レベルで大局的に見た時・・・
欧米諸国で、宗教でも民族でも何でもごっちゃにした結果、多様性のあるスンバラシイ社会が実現していますか??
皆様にももうお分かりですよね!
“人間は動物である”というキホンを忘れた“世に氾濫するポジショントーク”を信じる人は、最終的には「ダマされる」ことになります!




           ↑クリックお願いします!ぼへー


  1. 2020/07/23(木) 00:00:28|
  2. 【シリーズ】“人間は動物である”
  3. | トラックバック:0

安全な町に住もう (7) 「自然災害」

************************************************************
ぼへー 地球温暖化の影響か、近年は地震・台風・降雪・降雨・・・あらゆる自然災害の被害規模が極めて大きくなってきています。
このような時代になってくると「安全な町に住もう!」という観点で「自然災害のリスク」は、考えないワケにいかない重要なファクターの一つです。

<安全な町選びにハザードマップの確認は基本中の基本!>
 これだけ自然災害の規模が大きく、頻度も多くなってくると・・・
安全な町に住むため(住まい選び)には、ハザードマップの確認は必須です。

ハザードマップポータルサイト 国土交通省】


ぼへー 幸いなことに、上記のサイトをはじめ地方自治体等でハザードマップをはじめとした多くの自然災害に対する情報が公開されています。
これからの時代、自然災害は時代が進むにつれより状況は過酷に悪化することが見込まれますから・・・
安全な町に住むため(住まい選び)には、少なくとも現時点では、何らのハザードマップにも引っ掛からない所を選ぶことが必須です。
既に住む場所を決めてしまっている人はともかく、これから「住む場所を選ぶ」場合には、最低条件でしょう。
将来を見据えた場合、今後の自然災害の規模・頻度の拡大によっては、現在ハザードマップに引っ掛からない地域でも、安心できない状況ですから・・・
逆に、こんなに情報が公開され、注意を喚起されているのに、これから住まい選びをするのに、あえてハザードマップに引っ掛かっている地域に住む選択をするのは、自分の家族の生命安全や資産をリスクに晒す愚行であると言えるでしょう。


ぼへー これから住まいを選ぶ場合、このような被害から自分の家族・資産を守る為には、ハザードリスクを安易に捉えてはいけませんね!
     ↓
************************************************************
<台風19号「ハギビス」被害拡大、死傷者増え続ける 4000人近くが避難生活余儀なく> 2019年10月22日 BBC
各地の警察や消防などに加え、海上保安庁や自衛隊が救助活動に参加した
大型で強い台風19号「ハギビス」は12日、午後7時前に伊豆半島に上陸した後、各地に記録的な強風と大雨をもたらしながら北上し、13日朝に福島県付近から太平洋に抜けた。記録的豪雨により各地で浸水や土砂崩れが発生し、多くの河川が氾濫した。多数の死傷者が出ており、台風上陸から1週間以上たった時点でも、3961人が避難生活を余儀なくされている。
総務省消防庁によると、台風上陸から10日たった22日午前7時半の時点で、台風の影響で死者71人と行方不明者12人、重傷者32人、軽傷者383人が確認された。全半壊の住宅は1627棟、一部破損家屋は3138棟、浸水家屋は6万2400棟以上になる。
NHKは同日午前9時すぎの時点で、82人死亡、11人不明と伝えている。
国土交通省は同日午前6時現在で、7県の71河川135カ所で堤防の決壊を確認したと発表した。
また、内閣府によると21日午後1時の時点で、11都県139カ所の避難所で3961人が避難生活を余儀なくされている。
************************************************************
<湾岸タワマン、水害対策十分か 高潮で浸水、強風でガラス被害 停電で「陸の孤島」恐れも> 毎日新聞2019年10月25日 
 台風19号の影響で、川崎市のJR武蔵小杉駅近くのタワーマンションが浸水し、深刻な被害を受けた。東京都内を見渡すと、他にも晴海地区(中央区)や豊洲地区(江東区)など、ベイエリアを中心に何十棟ものタワーマンションがそびえ立つ。今回は目立った被害はなかったようだが、対策は十分なのか。注意すべき点は何か。関西大学社会安全研究センターの河田恵昭センター長(危機管理)に尋ねた。【江畑佳明/統合デジタル取材センター】
高潮の危険性
 ――ベイエリアはどんな水害が考えられるのでしょうか。
 水害という点ではまず、台風による高潮が考えられます。台風など強い低気圧が近づくと、波が高くなり、さらに強風による吹き寄せと吸い上げによって海面水位が上昇しますが、これが高潮です。東京湾では従来は3メートルの上昇(伊勢湾台風級で930ヘクトパスカル)を想定して対策をしてきましたが、これ以上になる危険があります。ベイエリアは特に、東京湾の奥にあり、吹き寄せられた海水の逃げ道がないため、高潮の影響を受けやすい地形です。都心は大規模な浸水の経験がなく、排水能力が低いために、水が引くのに2週間以上かかる可能性もあります。東京都は高潮による浸水想定区域図(※)を公表しているので、ぜひチェックしてください。
 また、地震発生の際は津波も考えられます。津波も湾岸で何度も反射して重なり、湾の奥部では大きくなります。また、ベイエリアには埋め立て地が多く、地震時に地面から水が噴き出す液状化が起こり、ぬかるむ可能性は十分にあります。
 ※東京都の高潮による浸水想定区域図
 都が2018年3月に公表。室戸台風級(910ヘクトパスカル)による高潮と同時に河川の洪水を考慮した。浸水・水没被害は23区のうち17区で約212平方キロ、対象は約395万人に及ぶとしている。
 ――今回の台風19号は「過去最大クラス」と呼ばれましたが、東京のベイエリアなどのタワーマンションで、被害が大きかったという話はあまり聞かれません。「これほどの大きな台風で大丈夫だったから問題ない」と安心しそうになります。
 その考えは危険です。台風の進路が約20キロ東を通過していれば、都心は水没していました。その場合、降雨量が多すぎて、首都圏外郭放水路や神田川地下調節池の効果はほとんど期待できないのです。近年、世界中で大型の台風が発生する傾向にあります。米国では2005年にはハリケーン「カトリーナ」の高潮、17年にはハリケーン「ハービー」の洪水が発生し、甚大な被害をもたらしました。日本も例外ではありません。
 「カトリーナ」の後、日本政府は中央防災会議の中に、大規模水害についての調査委員会を発足させました。私は副座長を務め、2010年に首都圏における提言をまとめました。そこでは利根川や荒川が氾濫した際の被害想定として、浸水面積約530平方キロ、浸水区域人口を約230万人と見積もっています。
「陸の孤島」になる
 ――ベイエリアのタワーマンションではどんな被害が考えられるでしょうか。
 今回、川崎市のJR武蔵小杉駅近辺での被害が大きく報道されています。タワーマンションの多くが電気系統の施設を地下に設置しているため、地下に浸水すれば電源が失われて停電します。当然、エレベーターは止まります。お年寄りでなくても上階と1階を往復するのは至難の業です。地下に駐車場があれば乗用車の水没や電気系統の故障で車が使えなくなることも想定されます。また、有線のインターネットも使えなくなります。外に出ても道路が使えない状況かもしれません。
【高潮浸水想定区域図(浸水継続時間) 東京都港湾局】

************************************************************
<武蔵小杉タワーマンション、台風19号が突いた洪水対策の盲点>  奥平 力 日経ビジネス記者 2019年10月18日
 タワーマンションが林立する武蔵小杉駅周辺(川崎市中原区)。各地に大きな爪痕を残した台風19号は、住みたい街ランキング上位常連のこの街にも想定外の被害をもたらした。
 一帯は大規模に冠水し、駅近くの47階建てのタワーマンションでは地下の電気系統の設備への浸水で停電と断水が発生。トイレを流しても排水ポンプが動かないため、各住戸には飲料水と共に簡易トイレも配られた。高層階の住人にとっては、エレベーターが使えないのも大変な負担だ。多くの住民は仮住まいを強いられている。
 今回の台風で近辺の多摩川の水位は「過去最高を更新した」(市下水道管路課)が、氾濫はしなかった。にもかかわらず、なぜ浸水被害が相次いだのか。
 同課はその原因を、雨水や汚水を多摩川に流す排水管を川の水が逆流したためとみている。
 排水管には止水ゲートが備えてあったが、大雨の特別警報を受けて、川への排水を最優先に考えて、空けたままにしておいた。結果として、汚泥を含んだ多摩川の水が排水管を伝って逆流した。冒頭の物件とは別のタワーマンションでは、地下部分が浸水してエレベーターが一時停止する事態となったが、原因はこの逆流だった。
 つまり、浸水は「外」からではなく「内」からだった。マンションの洪水対策の盲点が突かれた格好だ。
 台風当日は、管理会社のスタッフが泊まり込みで対応に当たった。市が策定した洪水ハザードマップを参考に土地のかさ上げなどの防災措置をとっていた甲斐もあって、外部からの浸水は防ぐことができた。だが、エリア全域で排水管が一杯となって、逆流した汚水が地下部分にあふれ出た。
 このタワーマンションを分譲したデベロッパーの社員は「外部からの浸水をいかに防ぐかが、水害対策の基本になっている」と話す。
 抜本的な解決策としては、電気系統などの設備を地下ではなく、地上に移すことが挙げられる。昨年9月の台風で停電した関西空港では、再発防止策として地下の電源設備を地上に移設する作業を進めている。
 ただ、タワーマンションで地下設備を地上に移すとなれば、その分だけ供給できる住戸は減る。安全安心が最優先なことは自明だが、分譲価格への転嫁を受け入れる必要もある。
************************************************************



           ↑クリックお願いします!ぼへー


  1. 2020/07/20(月) 00:00:26|
  2. 社会・安全
  3. | トラックバック:0

安全な町に住もう (6) 「子供の安全」と「学校環境」は切っても切り離せない関係!

ぼへー 相変わらずイジメ、イジメ・・・学校は自殺など問題が明るみに出るまで何もしません!
  ↓
************************************************************ 
<トイレの床拭き要求、階段で危険行為…見過ごされたSOS いじめ「重大事態」過去最多に>  2019年10月27日 産経新聞
 全国の小中高校などで起きるいじめのうち、命の危険にも結びつく「重大事態」が急増している。
 文部科学省の調査によると、平成30年度の重大事態の発生件数は前年度より128件増え、過去最多の602件に上った。最初は悪口程度だったのが放置され、次第にエスカレートするケースも少なくないようだ。階段で背中を押す、トイレの床を拭かせようとする…。被害児童のSOSは、なぜ見過ごされたのか-。
■骨折や視力障害に
 「もはや『いじめ』という言葉で片付けられるものではない…」
 今年6月、大阪府吹田市の小5女児の保護者がこう訴えた。
 女児がいじめを受けたのは1、2年生の頃。市教委の第三者委員会がまとめた報告書によると、同級生の男児5人から体格を中傷するようなあだ名をつけられた上、ボールをぶつけられる、私物を壊される、掃除用具入れに閉じ込められる、階段の途中で体を押される、自宅に上がり込まれて暴力をふるわれる…といった、悪質な行為が1年半にわたり繰り返された。
 関係者によると、女児は学校のいじめアンケートで被害を訴えたが、情報は共有されなかった。その結果、骨折したり心因性視力障害、心的外傷後ストレス障害を発症したりし、学校に行けなくなってしまった。
 どうしてここまで放置されたのか。大阪府教育庁の担当者らによると、女児の学級では複数の児童トラブルがあり、女児へのいじめが見えにくくなっていた上、担任の教員が一人で抱え込んでしまったことが、原因の一つだった。
 「被害児童からのSOSはどのような形で出るかわからない。教員が個人で解決しようとせず、組織で対応するよう指導している」と、担当者は話す。
■5年連続で悪化
 平成23年に大津市で起きた中2男子のいじめ自殺事件を受け、25年に制定されたいじめ防止対策推進法では、重大事態として心身などに大きな被害が出る「1号事態」と、長期欠席を余儀なくされる「2号事態」を規定している。
 文科省がまとめた小中高校と特別支援学校の問題行動・不登校調査によれば、30年度の1号事態発生件数は270件(前年度191件)、2号事態は420件(同332件)で、いずれも過去最多だった。
 とくに1号事態は5年連続で増加しており、25年度の3倍以上に。1号と2号をあわせた学校種別の重大事態発生件数は小学校188件(同145件)、中学校288件(同224件)、高校122件(同102件)、特別支援学校4件(同3件)-となった。
 文科省では「憂慮すべき状況だ」と警戒を強める。
■具体的な対策を
 いじめ問題に詳しい教育評論家の武田さち子さんは「はたから見ればいじめに見えない場合でも、子供が苦しい立場に立っていることもある」と指摘。軽微な事案が見過ごされて深刻化し、重大事態になる恐れがあると注意を呼びかける。
 典型的なのが、今年3月に発覚した茨城県牛久市の問題だ。市教委などによれば、市内の小4女児(当時)は、もとは同じ塾に通う仲良しだった同級生から筆箱を勝手に開けられたり、バッグの中にしまっていたお菓子を見られたりし始めた。さらに、えんぴつで顔をたたかれたり、トイレの床ふきを要求されたり。やがて不登校状態となり、重大事態と認定された。武田さんは「いじめのすべてが発覚しているわけではない。全国の重大事態の調査結果を文科省で集約して対策に役立てるなどして、同じようないじめが繰り返されないようにしなければならない」と話した。
************************************************************
<熊本中2転落死 いじめ行為16件認める第三者委調査報告>  毎日新聞 2016年3月17日
 熊本市で2015年3月、市立中学2年の女子生徒(当時14歳)が自宅マンションから転落死した。この問題を受けて、市教委が設置した第三者委員会の市いじめ防止等対策委員会臨時部会(部会長、緒方宏明・尚絅<しょうけい>大短期大学部教授)が17日、調査報告書を公表し、いじめ行為16件を認めた。その上で「死の大きな要因が学級でのいじめにあることは否定できない」と結論づけている。遺族は報告書の受け取りを拒否しているという。
 報告書は、女子生徒が同級生からノートを捨てられたり、体形や顔のことで悪口を言われたりするなどのいじめを受けていたと認定。転落死の約10日前に死をほのめかす文章も書いており、「学級でのいじめが女子生徒を精神的に追い込んだことは明らか」と指摘した。さらに「自ら死を招くほどの危険な行為に及んだとしても不思議ではない」とした。
 また、女子生徒への継続した見守りや心のケアがされず、死亡までの約1週間、家庭への連絡が不十分など学校側の対応の不備も批判した。
 市教委によると、女子生徒は15年1月20日と3月11日に「数人の生徒から嫌なことを言われた」と担任に相談。同12日に校長らが立ち会って女子生徒と保護者が複数の生徒と対面した。女子生徒は翌13日から学校に来なくなり、20日に転落死した。
 市教委は同年3月、学識経験者ら4人で構成する臨時部会を設置し、教職員や同級生ら43人から聞き取り調査した。市教委の岡昭二教育長は「二度とこのような悲しい出来事が起こらないよう全力を尽くしたい」と述べた。【井川加菜美】
************************************************************
<児童の深刻ないじめ“3年間”放置 隠ぺい行為も?>  2019年10月21日 テレ朝news
 千葉県流山市で、児童への深刻ないじめが3年間放置されていたことが分かりました。市の第三者委員会の元会長は学校などが児童の訴えに向き合わず、異変を隠蔽するような行為もあったと批判しています。
 流山市の中間報告書によりますと、2014年、当時小学6年の男子児童は複数の同級生から暴行されて鼻から出血するなどの悪質ないじめを受けました。児童は30日以上学校を欠席し、家族はいじめの被害を学校に訴えました。いじめでけがをしたり30日程度の欠席があれば、「重大事態」として調査委員会の設置が決められていますが、委員会が設置されたのは3年後でした。
 流山市いじめ対策調査会・藤川大祐元会長:「(児童に対するいじめが)3年ほど放置されていた。(その間)調査会に対しても何の報告もありませんでした。(教育委員会などが)組織としていじめ問題にきちんと向き合う姿勢が一切みられなかった。教育行政を預かる方々として許されるのか非常に強い疑問を覚える」
 児童は中学校でも30日以上、欠席しましたが、学校側は一部を出席扱いにしていました。市の教育委員会は「精一杯努力をしてきた」「保護者に理解して頂けず、非常に残念です」などとコメントしています。
************************************************************
ぼへー 前回に引き続き、
※安全な街選びの重要な視点ランキング

・6位「学校環境」
 第6は「学校環境」でしょう。

 マイホームは一生に何度も買い換える事はできませんし、賃貸ですら頻繁に引越しをすることはできません。
一度住む場所を決めてしまうと、長期間そこに住むことになります。
子供の安全を考えるとき「学校環境」は、“住む街”選びに欠かせない観点となりました。

<なぜ学校環境が大事なのか!>
ここで言う「学校環境」とは、特に「子供のレベルに応じた私立中学が、少なくとも通学圏内に何校か選択できる環境にあるかどうか」ということです。
私立中学校に入っても実際に通学を考えると・・・
最近の通勤電車のチカン・車内暴力の蔓延している状況を考えると、小学校を終えたばかりの子が、安全に通学できる範囲は自ずと限られてしまいます。
 無理をして片道1時間超~2時間といった通学をすることは、総合的に考えると良く無い面が大きいと考えます。

 残念ながら公立学校の荒廃は、とどまる所を知りません。
子供を持てば分かりますが、今のお父さん・お母さんの通っていた時代とは、格段の違いがありますよ。
そして、そのことに気付いた親たちは、公立に絶望し子供を私立に行かせます。
皆様もご存知のことでしょうが、もはや「キレやすい、我慢できない…etc」といった小中高校生の人間的な質の劣化は、酷いものです。
このことが公立をより悪い状況へ陥れています。

 その結果、私立中の進学率は、今では全国でも7%位、東京都では…なんと25%以上という結果です。
少なくとも都市部では、昔のように「小学校のクラスですごく頭の良い特別な子が私立に行く…」いったイメージではありません。
本当なら親自身も公立だったし、公立でも良いのだが…「公立校が、あんまりなので私立にやらざるを得ない。」というのが偽らざる所でしょう。

 そして、このように私立への進学率が上がっていることで、相対的にレベルの低い子供の比率が高い公立学校の荒廃をより加速させるという負のスパイラルになっています。
もはや、単に「受験に関する事項有利。」といったレベルの話ではなく、「子供の安全」というレベルになってきています。

 想像してみてください。
特に、東京都など4人に1人は私立に行ってしまうのです。(進学率の高い地域は、半分以上も。)
大雑把に言えば、成績上位でまともな家庭の子がそれだけ抜けてしまうのですから、公立中がどうなるか…。
 公立中学校では退学などありえないので、荒れだすと悪い生徒がいなくなるまでは止まることはありませんし…。(だから、雪崩のように私立進学が進むのです。)

 そのうえ公立校は残念ながら、教師が公務員なので犯罪でも犯さない限り解雇されませんので、性格異常者やロリコン・性倒錯者・生ける屍…“人間失格”一歩手前みたいな教師が、必ず1校に2、3人はいますから…。
「子供の安全」(いじめ・校内暴力・教師による性被害…)という意味からも、リスクを減らすためには、私立に通わせざるを得なくなってきています。
公立校の教師の子弟は、私立校に通う率が一般に比較してずっと高いことからも実態は分かりますよね。

※公立校を復活させるには
 そうは言っても、公立校に行くしかない家庭も多いでしょう。
そこで公立校復活の方策を書いておきましょう。
公立校を復活させるのに必要なことは、実は簡単なこと(私立では当り前のこと)なのです。
教育評論家などがゴチャゴチャ的外れな議論をしていますが、実はやるべきことは2つだけです。
1.ダメな教師をドンドン解雇できるようにする。
2.中学でもダメな生徒の退学をドンドン認める。
これだけでOKです。

 そうは言っても、「そんなことは無理」という発想になるのでしょうが、そんなことを言っていると何時まで経っても公立校はドン底へのスパイラルが続きます。
そして、ダメな生徒のせいで大半の普通の生徒の教育を受ける権利が侵害された状態が続いく事になってしまいます。
 とりあえず手法は問いません。
当面、解雇・退学が不可能なら、事実上同じ効果がある形で対処すれば良いのです。

 たとえば、一つの市に一校程度、荒れた中学生用の学校を作り、表向きは「先進教育指定校」とか何とか名付けて、各公立校のダメな生徒は、ドンドンそこへ転校させるようにすれば良いのです。
それぐらいの改革は、断行しなくては…。
(義務教育でも学校選択制は導入されてきていますのでその一環としてコッソリ導入すれば良いでしょう。)
そして、無能教師・性犯罪者的教師・ロリコン教師もこの「先進教育指定校」に異動すれば良いのです。
 これをやるだけで、生徒も先生も「あまり態度悪いとクソ学校へ転校させられる…」ということを恐れ行動に歯止めがかかるでしょうし、少なくともクソみたいな生徒と教師を放り出せますから、その学校の再生が猛烈にスムースになります。
 これが厳しいと思う人は、ズレてますよ!
私立だったら、ダメな生徒や教師は、退学・解雇が当然ですから…。
この厳しさがないから、公立校は、ダメなのです。
結論は、簡単なのですよ!
いまさらまだ「話せば分かる…、どんな生徒も愛が…、差別が…」なんて言っているようじゃ…もう公立校はダメですね!
 発想を転換し、この程度の施策は速やかに行わないと、少なくとも都市部において、私立学校に通学させることができる比較的所得の高い層と公立学校に通う低所得層で、所得層と学力がリンクして固定化してしまい、階層の固定化がますます加速します。
本当に日本の将来に禍根を残すことになってしまいますね。

ぼへー イジメを始めとして、結局教育は「教師」=「ヒト」です。
公立校の教教員採用試験は、とても先進民主主義国家とは思えない、情実・コネの渦巻く世界であることは、教育関係者なら知らないものはいないでしょう。
その証拠に、合格した教員は、教師の子弟・地元教育大学卒などの比率が、統計的には有り得ないほど高くなりますから・・・教育の根本たる「ヒト」=「教師」自身の大半がコネで就職するような連中(受験で言えば裏口入学みたいなもの)ですから・・・こんな人間の集まりがやっている日本の公立教育など未来永劫良くなるわけがないのです。
イジメを無くすには、一見関係ないようですが・・・教員の採用を抜本的に変えなければダメですな。
   ↓
************************************************************
<大分県教委汚職、最大で百数十点加点…中学校教員試験でも>  (2008年7月9日03時03分 読売新聞)
 大分県の教員採用を巡る汚職事件で、県教委義務教育課参事・江藤勝由
かつよし被告(52)(収賄罪で起訴)が、小学校教員だけでなく中学校教員の採用試験でも、一部の受験者の点数をかさ上げしたと関係者に話していることが8日、わかった。
 県教委ナンバー2の教育審議監だった同県由布市教育長・二宮政人容疑者(61)(収賄容疑で逮捕)ら上司の指示で行ったという。県警は不正の全容解明を急いでいる。
 関係者によると、新たに江藤被告による点数の改ざんが判明したのは2007、08年度の中学校の教員採用試験。07年度は513人、08年度は537人が受験し、いずれも31人が合格。競争倍率は16・5倍と17・3倍だった。試験は7月下旬に教養と作文などの1次、9月中旬に面接などの2次試験が行われた。「金銭の授受は一切なかった」と話しているという。
 また、江藤被告が県警の調べに対し、08年度の小学校教員採用試験について、約15人の点数をかさ上げしたと供述していることも判明。1次と2次を合わせ1000点満点の試験で、最大で百数十点加点した受験者もいたという。
 江藤被告は上司から約20人を合格させるよう指示されたが、5人ほどは合格圏内だったため、残る約15人に加点。さらに合格ラインに達していた他の10人ほどについて、点数を減らし不合格にしたという。
 指示を受けた中には、400点台後半の受験者が2人いたが、上司から「知人だから絶対に通してくれ」と言われたため、1次と2次を合わせて百数十点を上乗せして合格させたという。
 県教委義務教育課によると、江藤被告は1次試験の合格ラインの設定に中心となってかかわっており、事実上、合否リストを作成する立場だった。
 江藤被告は07年度の小学校教員については15人以上の点数をかさ上げし、2年間で30人を超える受験者が不正な操作によって合格したとみられる。
************************************************************

ぼへー 犯罪者かどうかも調べない(自己申告)で、採用しているとは・・・教師の性犯罪が多発するワケです。
ここまで来ると公立校の教師の犯罪は、未必の故意・行政の不作為と思えます!
   ↓
************************************************************
<刑罰歴の審査を厳格化へ 教員免許発給で都教委>  /2010.1.4
 東京都教育委員会が教員免許を発給する際、過去の刑罰歴の有無について本籍地の自治体が発行する公的な証明書の提出を求める検討に入ることが3日、分かった。昨年、執行猶予中の男性(25)が不正に教員免許を取得し、大田区の区立小学校で臨時教員として学級担任になっていた事案を問題視した。教員免許発給時には過去、禁固刑以上に罰せられたことがないとする宣誓書の提出が求められるが、真偽は申請者の自己申告のため、都教委は審査の厳格化を図りたい考え。都教委によれば、制度が導入されれば全国初。
 横浜市でも昨年4月、女子中学生の着替えを盗撮して逮捕された同市立中学の男性教員が、採用試験を受けた平成14年に別の性犯罪で執行猶予中だったことが判明。関係者によると、大田区の男性臨時教師も性犯罪で執行猶予中だった。
 教員免許は一般的に大学の教育学部などで教職課程を修めると都道府県教委から発給される。教員免許法では禁固刑以上(執行猶予中を含む)に処せられた者の取得を禁じているが、過去の刑罰歴は申請者の自己申告で判断され、「性善説による発給制度を改める以外に対策はない」と関係者は指摘する。
 都教委では現在、正教員採用候補者選考の合格者にのみ、本籍地の市区町村から刑罰歴を記載した証明書を提出させている。しかし、男性のように臨時教員や非常勤講師の経歴詐称は見破れず、今回の問題も男性が10月に正教員候補者選考に合格して露見した。 
、臨時教員、非常勤講師を大量採用しないと学校が回らなくなっている。そのため臨時教員や非常勤講師の採用が野放しともいえる状況で、質の低下は否めず、今回の問題も起きた。教員免許の発給を含め、何らかの新しい対策が不可欠だ」と指摘している。
************************************************************




           ↑クリックお願いします!ぼへー


  1. 2020/07/17(金) 00:00:16|
  2. 社会・安全
  3. | トラックバック:0
次のページ

プロフィール

zam

Author:zam
山一證券を経て、現在エンタメ系企業の役員を務めるかたわらコンサルとして活動中の筆者のブログジャーナル。公金を毀損する輩・高齢者・弱い者を騙す輩を糾弾だ!
※保有資格
宅建/社労士/証券外務員1種/1級FP…

カウンター

フリーエリア

最近の記事

カテゴリー

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

メールフォーム

・スパムや荒しの対策にコメント欄は削除しました。 何かあれば、こちらへどうぞ!

名前:
メール:
件名:
本文:

フリーエリア

月別アーカイブ

相互Pingサーバー