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<香港(Hong Kong)の住民のうち5人に1人が、深刻な大気汚染のために移住を検討している――。> /2009年1月6日 AFP
こうした調査結果が5日、香港のシンクタンク「Civic Exchange」によって発表された。この結果を受けて、香港の金融の中心地としての競争力が損なわれるとの懸念が高まっている。
調査結果によると、香港の住民のうち140万人が移住について考えていると回答し、このうち50万人は「真剣に検討している、もしくはすでに移住を予定している」と回答したという。
Civic Exchangeは、移住を真剣に検討していると回答した人びとの中には高額所得者や高学歴の労働者が含まれており、最高の人材を引きつけ、また確保し続けるための香港の競争力に疑問が生じていると指摘している。(c)AFP
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前回に引き続き、
※安全な街選びの重要な視点ランキング・5位「自然環境」 第5は「自然環境」でしょう。
マイホームは一生に何度も買い換える事はできませんし、賃貸ですら頻繁に引越しをすることはできません。
一度住む場所を決めてしまうと、長期間そこに住むことになります。
ご自分や家族の健康・安全を考えるとき、大気汚染を含め環境は、十分考慮することが望ましいでしょう。
便利さだけを求めて幹線道路の付近に住むと、その汚染物質の影響で肺がん・気管支喘息・アトピー等のアレルギー疾患・騒音によるストレス…様々な疾病に罹患する危険性が上がります。
その他にも、農地の近くでは散布農薬、工場等の近隣ではその排気・ばい煙…注意すべきことには事欠きません。
家選びでは、建物の豪華さや設備・近隣の商店・学校などの目先の利便性ばかりでなく、環境についても綿密に下調べをすべきでしょう。
日本の都市でも、中国ほど酷いことはありませんが、それでもそれぞれの地域の大気汚染は、皆さんが考えている以上に、愕然とするくらい差があるものです。
その環境で、何年・何十年暮らすことを考えれば、その影響は如何ばかりでしょうか?
(参考:
大気汚染地図情報)
その上、大気汚染の基準とは、「そこに何年~何十年にわたって、居住しても安全ですよ」という基準ではありません。
「まあ、その大気を吸ったからといってすぐに、目に見える健康被害は起こらない」ということです。
そして、それも汚染物質一つ一つについての基準であって、2つ以上の物質の複合した影響など全く考慮されていません。
過去の幾多の公害も、ずっと後になって人体への影響が確認されるケースがほとんどであることを考えると、居住する地域の環境は、「環境基準よりは良い」などという後ろ向きなレベルではなく、できるだけ良いに越した事はありません。
*何十年にもわたる影響を考えると、黄砂による汚染も無視できませんよ!
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黄砂飛来情報************************************************************
<
黄 砂 ア レ ル ギ ー に つ い て>
市瀬孝道教授 (大分県立看護科学大学) 人間科学講座 生体反応学研究室
メールを頂きありがとうございます。 できるかぎりご質問にお答えします。
私どもは、実験動物を用いた研究を行っております。 黄砂がアレルギーの病態を悪くするという結果は動物実験でもハッキリと出ています。
「黄砂アレルギーとは? 医師の方々の見解」を見ましたところ黄砂が原因でアレルギー症状が悪くなった方が沢山おられるようです。 私の研究の切っ掛けもこのような方々の訴えが個人レベルで多かったことにもよります。
しかしながら、黄砂のアレルギーへの影響に関してはまだ何も調べられていません。 研究の順番からすれば、調査研究が先行し、動物実験でそれを確かめる、というのが一般ですが、黄砂の疫学的な調査研究がなかなか難しく、行われていないのが現状です。 できるならば今後、アレルギーへの影響に関して疫学的な調査を行いたいと考えています。 できるかぎり情報をお寄せ頂き、調査ができるように進めて行きたいと考えています。
さて、私共の研究結果から、黄砂の有害性について少し書いていましたので、ご参考になればと思います。
1. 黄砂の有害成分の種類と量
1) ミネラル粒子中のSiO2 : シリカという成分(黄砂中の石英、長石、雲母、カオリナイトに含まれる)。 Siは黄砂には元素成分として28%含まれています。 SiO2はアスベストの成分でもありますが、アスベストは針状になったものを言います。 形状はともあれ、SiO2(シリカ)が肺に入ると強い炎症を引き起こします。
2) 微生物由来の成分 : b-glucan(カビの菌糸体成分) LPS(細菌内毒素でリポポリサッカライドという)
3) 大気汚染物質と黄砂との反応生成物
・ 二酸化窒素(NO2)+黄砂= 硝酸イオン
・ 二酸化硫黄(SO2)+黄砂= 硫酸イオン:大気中に浮遊する黄砂は硫酸イオン含量が高い。
・ 硫酸アンモニューム+黄砂= 石膏成分に変化
2. 黄砂全体の成分構成
元素成分はSiが最も多い。続いてAl, Ca, Fe の成分が多いです。 特にSiは長石や石英が多く、黄砂は長石を多く含んでいます。
3. 有害成分の発生源
1) ミネラル粒子中のSiO2 : 土壌中にあるミネラル成分、特に長石、石英、カオリナイト等に多く含まてれいる。
2) b-glucan, LPS :土壌中のカビや細菌(グラム陰性菌)に由来するもの。
3) 大気汚染物質と黄砂との反応生成物 :中国工業地帯から発生する酸化性の大気汚染ガスがアルカリ土壌由来の黄砂と反応して生成される。
肺に炎症を起す成分はSiO2, b-glucan, LPS、硫酸イオンのようです。 学術論文にはまだなっていませんが、黄砂、SiO2, Al2O3, カオリン、アリゾナダスト等にアレルギー増悪作用があります。 SiO2やアリゾナダストはその作用が強く、アリゾナダストのSiO2含有量は68~75%です。
黄砂、アフリカのサハラダストやアリゾナダストが世界的には問題となっていますが、これらの粒子径は4~8ミクロンです。スギ花粉は30ミクロンですので、大変に小さいように思われますが、これらのダストサイズとなりますと肺包まで到達する量としては少なく、実際の濃度の3%前後です。
ですので、全てが肺の中に入るわけではないのです。 多くは鼻にトラップされるので、むしろ花粉症にはよくないと思います。 更に小さい粒子はディーゼル由来の黒煙粒子で0.5ミクロンです。 これは肺の奥まで入りますし、アレルギーとの関係は明白です。
(2006年5月9日加筆部分)
私共の研究の結果では大気汚染物質と黄砂との反応生成物質、特に汚れた黄砂に多く含まれている硫酸イオンはアレルギー反応を増悪しませんでした。
黄砂アレルギーとう言葉を最近よく耳にしますが、黄砂そのものがアレルギーを引き起こすわけではありません。 黄砂を380℃で焼きますと、大気汚染物質との反応生成物質や微生物学的因子が全て無くなってしまいます。この黄砂のみをマウスの気管内に投与しても、アレルギー反応や喘息様の病態は起こりません。
しかし、この黄砂に、ダニ抗原あるいは卵白抗原をミックスして投与しますと、抗原を単独投与した場合よりも遥かにアレルギー炎症の悪化が見られます。 このとき、アレルギー抗体といわれる抗原特異的-IgEやIgG1抗体にも増加が見られます。 この作用をアジュバント作用と言っております。
黄砂そのものがアレルギーを引き起こすわけではないと言いましたが、黄砂に付着しているカビ等の成分がアレルゲン(抗原)となり、これに黄砂の中のSiO2のような成分が、そのアレルゲンの作用を強く助長する(アレルゲンによる炎症を悪化する)可能性はあるかと思います。 確かに、汚い物を付着した黄砂(大気中を浮遊していた黄砂)はダニ抗原や卵白抗原を入れなくてもアレルギー反応に近い炎症が見られます。
ですので、黄砂アレルギーという言葉は間違いではないのかも知れません。 (加筆ここまで)
黄砂に関する疫学調査は韓国、中国、台湾で行われています。 韓国ソウルでは黄砂期間中の65才以上の年齢者の死亡率が増加し、特に、心血管及び気管支疾患の死亡率が4.1%高くなったと言う疫学調査があります。
その他、幾つかの疫学調査があります。 環境省が出している黄砂検討会報告というのが以下のアドレスにあるので見て下さい。
環境省 > 地球環境・国際協力 > 黄砂 > 黄砂問題検討会報告書集
この中の黄砂の、「2.5.黄砂の社会問題化」、の最後の部分に黄砂のヒトへの影響が少し書かれていますのでご参照下さい。
対策としては、黄砂がひどい時にはマスクをするか、外に出ないのが一番です。
また皆様の情報をお寄せ頂きましたら幸いです。 できるかぎり私も黄砂に限らず情報をご提供しますので、今後とも宜しくお願い致します。
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大気汚染の現状と対策 (環境再生保全機構HPより)
人間は、生産活動や消費活動の結果、さまざまな排出物や廃棄物を生み出しています。その量がそれほど多くないときには、自然の浄化作用によって十分に処理されていましたが、排出物などが多量になって自然の処理能力をこえたり、自然の浄化能力に処理をたよれない新しい廃棄物がうまれてきたりしました。こうして自然環境の汚染がすすみ、生態系が破壊されて人間の健康にも被害が生じ、大気汚染をはじめとする公害問題が発生するようになりました。硫黄酸化物(SOx)を中心とする産業公害型の大気汚染対策は着実な進展をとげましたが、1970年代後半から大都市地域を中心とした都市・生活型の大気汚染が問題となり、なかなか改善されていません。また、地球温暖化などの地球環境問題は、私達の子孫が生存の基盤を失うほど深刻なものになりつつあります。
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- 2009/02/27(金) 00:00:45|
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県境の危険性は警察も認識!協定締結しなければいけないほど犯罪が起こるのか・・・
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<都県境の防犯強化/麻生署と町田署が協定締結>
社会 2008/11/22 都県境の捜査体制を強化しようと、県警麻生署と警視庁町田署は二十二日までに、未成年者が被害を受けた事件について情報交換することを取り決めた協定を結んだ。両署はこれまで、捜査員の判断で情報交換することもあったが、手続きを明文化することで協力体制を一層強め「安全安心のまち」の実現へ一歩踏み出す。
両署は一九九〇年に、殺人事件や強盗、ひき逃げなどの凶悪犯罪について同様の協定を結んだ。子どもが巻き込まれた犯罪を対象にした今回の協定締結は、東京都町田市側の都県境で発生した声掛け事案がきっかけ。
川崎市麻生区の私立小学校に通う町田市在住の女子児童が九月十八日、帰宅途中に路上で男に声を掛けられ、親とともに町田署に届け出た。麻生署は女児が通う小学校から声掛け事案について問い合わせを受けたため、町田署に確認して初めて認知。「犯罪者や不審者は境界線を越えて出没する」と警戒した麻生署は、町田市側の治安も把握する必要があると判断し、協定締結を提案した。
協定が適用されるのは、都県境から一キロ以内の地域。未成年者が巻き込まれた誘拐や性犯罪などの事件や声掛けなど事件の前兆とみられる事案について、両署で情報交換することを取り決めた。事件を認知した警察署は、容疑者の特徴や逃走方向、事件の概要などを一方の警察署に報告し容疑者逮捕に役立て、地元の学校警察連絡協議会などを介して近隣の小中学校に注意を呼び掛ける。
麻生署の川原敏男署長は「全国的に子どもが巻き込まれる犯罪が目立つようになり子どもの安全確保が求められている。ささいなことでも情報交換して事件を未然に防ぎたい」と話している。
県警少年育成課によると、麻生署のほか町田署管内に隣接している緑、青葉、大和、相模原、相模原南、相模原北、津久井の県警七署も協定を結ぶ方針。
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<警察は他県へ踏み込むことはできない---県境でひったくりをしていた少年逮捕> (Response より)
大阪府警は1日、恒常的にひったり犯罪を続けていたとして15歳の少年3人を窃盗容疑で逮捕したことを明らかにした。この少年らは警察の管轄権を考慮した上で、県境近くでの犯罪を重ねるなどかなりの知能犯であり、かつ悪質だとしている。
警察によると、直接の逮捕容疑は今年3月20日の午後、大阪市西淀川区の路上で82歳の女性を襲い、現金6万8000円入りのバッグを奪ったというもの。この他にも判明しているだけで14件の犯行を行い、被害総額は90万円を超えるとみられている。
当初、この少年らは自宅近くで犯行を行っていたが、犯行を重ねているうちに「警察には管轄権があり、それを踏み越えた捜査はすぐにできない」ということを知り、それ以後は県境付近で犯罪を行うように心がけていた。ホームグラウンドとしていたのは兵庫県尼崎市で、犯行後すぐに大阪側へ避難。さらには個室の座敷がある和食ファミリーレストランを基地として、犯行後はこうした座敷部屋を指定し、襖などを閉め切った状態で盗品の山分けをしていたらしい。
少年らは不必要なものをレストラン駐車場のマンホール内に投棄していたが、これを従業員が目撃し、警察に通報したことから事件への関与が発覚した。
府警では「最近の少年は悪知恵を働かせたら大人顔負けで油断も隙もない。だから警察としても遠慮なく取り締まりを強化していく」とコメント。ひったくり犯罪が減ったとされる大阪だが、知恵を持つ手強い犯罪者はやはりいるようだ。
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前回に引き続き、
※安全な街選びの重要な視点ランキング・4位「県境」 第4は「県境」でしょう。
以前暴力団の立て籠もり事件で、町田近辺で神奈川県警と町田署の連携ミス問題がありましたことを覚えている方も多いでしょう。
残念ながら、現在、まだまだ日本の警察は、県警単位の連携がうまく機能していないので、特に、県警同士の境界となる県境の街は、管轄の切れ目で、どうしても日常的な防犯活動や捜査活動が手薄で、かつ支障をきたしがちです。
近年は、問題化したこともあり、県警同士の連携等もかなり図られつつありますが、まだまだ問題は多いです。
そして、犯罪者にとっては、そのことは都合がよい為、どうしても犯罪が他の地域に比べ多発し、治安が良くないことは、知る人ぞ知る現実として認識されています。
以前新宿歌舞伎町が、防犯対策を厳しくしたことで、犯罪集団が、県境の有数の繁華街である「町田」に大挙して移動“西の歌舞伎町”と呼ばれるまでになったことは有名です。
これも県境であることで、一つの県警で有効な対策を速やかにうてないことが招いた結果でした。
「安全」を第一に街選びを考えるなら、“県境”は考慮すべき事項でしょう。
(参考情報)県境はやはり犯罪の温床のようです…。
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<警察白書(H4)より>
~略~
(5) 都府県境付近の犯罪
県庁所在地(警察本部の所在地)から遠隔地にあり、県境の入り組んだ都府県境付近の地域のうち、社会的、経済的一体性が強く一つのまとまりを持った単位を形成する区域では、県境を越えた犯罪が多く発生するため、都道府県警察間の緊密な連携が他の地域以上に必要となっている。
このような地域としては、
○ 茨城、群馬、栃木、埼玉の県境付近の「北関東地域」
○ 岐阜、愛知、三重の県境付近の「西東海地域」
○ 京都、大阪、奈良の府県境付近の「京阪奈地域」
等が挙げられるが、このうち、例えば、京阪奈地域においては、3府県の府県境付近に「関西学術文化研究都市」が形成されており、また、北関東地域においては、県境を越えた市町村同士の行政的な連携(両毛5市連絡協議会)が取られつつある。
警察としても、このような都府県境付近の地域の一体性にかんがみ、都道府県警察の枠を越えた広域的な連携体制を整備する必要に迫られている。
~略~
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<タクシー料金踏み倒し、派遣社員の韓国人逮捕 警視庁> /1月26日 産経新聞
タクシーの乗車料金を支払わずに逃げ、追いかけてきた運転手を殴ったとして、警視庁赤羽署は、強盗の疑いで、東京都北区岩渕町、韓国籍の派遣社員、元吉秀容疑者(26)を逮捕した。元容疑者は「金を取ってくる」とうそをついて逃走した際、運転手を信用させるために派遣先の上司の名刺を渡していたことから、身元が特定された。
調べでは、元容疑者は昨年12月17日午前1時40分ごろ、北区赤羽の路上で乗車していたタクシーを停車させ、男性運転手(52)に「ここが自宅だから金を取ってくる」とうそをつき下車。「料金を払ってください」と追いかけてきた運転手の顔を殴りつけ、乗車料金約1万3000円を支払わずに逃げた疑い。「金がなかった」と容疑を認めている。
元容疑者は千葉県浦安市の東京メトロ浦安駅前でタクシーに乗車。現場で下車した元容疑者がマンションに入った後、非常口から出てきて逃げようとするのを運転手が発見。不審に思い追いかけたところ、殴られたという。
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<来日韓国人の犯罪(2007年) 過去10年で最多を記録> /2008年3月26日 統一日報
来日韓国人による犯罪が、検挙件数・人数ともに過去10年間で最多を記録した。警察庁がこのほど発表した「平成19年の組織犯罪の情勢」で明らかになった。
資料によると、昨年検挙された韓国人は792人(前年比32%増)。検挙件数は2168件(同25.7%増)だった。罪種別に見ると、スリの割合が下がり、侵入窃盗の割合が増えている。2005年には来日韓国人犯罪の60%以上(941件)を占めていたスリ犯罪だが、昨年はわずか2.5%(190件)まで落ち込んだ。
代わって増えたのは侵入窃盗で、検挙件数は前年の437件から1110件に跳ね上がった。
警察関係者は、日本の警察に韓国人スリ団の情報が蓄積されたことにより、「既存の犯罪グループにとって活動しづらい状況が生まれている」という。
警察に動きを把握されたと気づいた犯罪グループのメンバーらは、主にインターネットで新たな組織を作る。インターネットで急造の集団を形成するため、比較的容易な侵入盗の割合が増えたと前出の関係者は分析する。近年、韓国人グループによる犯罪には簡単に“足がつく”犯行が目立っているという。来日韓国人が全体的に増えていることに加え、急造グループの増加が関係しているのは間違いなさそうだ。
なお、外国人による組織犯罪を国籍別に見ると、中国人が最多でブラジル人が2位、韓国人は3番目に多かった。
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安全な町に住もう(2)に引き続き、
※安全な街選びの重要な視点ランキング
・3位「外国人」
第3は「外国人」でしょう。
誤解の無いように、今回の視点はあくまで「安全」な街に住もうという視点です。
「国際的な街」・「異文化コミュニケーションし易い街」選びではありません。
異文化コミュニケーションがしやすいということは、異文化間の無用な衝突・トラブルも発生しやすいということです。
日本に限らず、先進国における外国人問題の一般的な傾向として(全ての外国人がそうとは言っていませんのでお間違えないように…)、どうしても外国人の自国では、あまり良い職が無いため、金が稼げる先進国へ渡航し、とにかく不法就労や犯罪で一攫千金を狙う者の入国が多いことは厳然たる事実です。
→ 地域社会へのロイヤティが高いわけではないし、そもそも正規の社会構成員(不法就労者等)ではない。
→ 犯罪に対するハードル低い(たとえ犯罪犯しても自国へ戻ればよいだけ。)
ないしそもそも犯罪目的で入国
このようなことを言うと「外国人差別だ…、外国人がみんな犯罪者ではない…」といった寝ぼけたことを言ってくる人がいます。
マアそう思う人は、外国人と性善説でお付き合いください。
これは差別ではなく、現実に基づいたリスク管理です。
こんなことが差別なら、外国旅行ガイドブックも外国人差別でしょう。
「外国では、現金は最小限に…、置き引きスリに注意しましょう…夜は絶対一人で出歩かない…etc」といった記載だらけですから…。
また、外国人居住者が多いところは、前回の「遊興娯楽施設」のある街ともかなり重なる部分が多いです。
好むと好まざるとにかかわらず、外国人比率の高い街は、日本人が大半の地域に較べ、様々なトラブル・犯罪に遇う可能性が増えることは否めません。
その事実だけは、知った上で住まい選びは考えるべきですよ!
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(
外国人と犯罪 岡 田薫 より)
6 侵入強盗ないし緊縛強盗を始めとする凶悪犯の連続的発生
強盗は治安のバロメーターといわれることがある。被害者側に全く落ち度がなく、あるいは犯人との面識がなくても身体及び財産に対する重大な侵害が生じるからである。
表6 から分かるように、ピークであった平成15年の来日外国人による強盗事件検挙人員は、昭和55年の70倍を超えていたし、殺人等を含めた凶悪犯全体でも34倍に達していた。かなり落ち着きをみせた平成18年でも強盗は43倍、凶悪犯は21倍である。
そして、平成18年の来日外国人による強盗の検挙人員は我が国における全検挙人員の6.5%(平成15年は7.9%)を占めており、我が国に滞在する来日外国人の比率との関係からしても異常なほど高率である。
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下記の記事のように繁華街は危険に満ち溢れています…。
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<秋葉原に防犯カメラ 無差別殺傷事件受け都などが整備へ> 2009.2.6 産経ニュース
7人が死亡した東京・秋葉原の無差別殺傷事件を受けて、東京都は繁華街で不特定多数の人を狙った犯罪を抑止しようと、地域住民や商店主らと連携して繁華街に協議会を設置、防犯カメラの整備などを支援することを決めた。
平成21年度予算は1億円。殺傷事件が起きた秋葉原や八王子など5カ所の繁華街に2000万円ずつ補助する方針。23年度までの3カ年で計15カ所の繁華街で協議会をつくり都が支援する。
都によると、協議会は住民や商店主のほか、ボランティアや地元自治体、警察署で構成。商店街など街の中心部に事務所を開設してパトロールを実施したり、歩行者天国への車の暴走を防ぐ車止めや防犯カメラ、街路灯などを整備したりして繁華街の防犯力の向上を図る。
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< バカラ賭博で摘発、16人を逮捕 > MBSニュース 2009/1/26
東京・新宿歌舞伎町でバカラ賭博を開いていた店が摘発され、店長の福田龍雄容疑者(44)と経理担当の韓国籍、イ・ソンハン容疑者(47)ら店の関係者と客のあわせて16人が逮捕されました。
福田容疑者らは今月24日、客5人にトランプを使ってバカラ賭博をさせていたところを、賭博開帳図利などの現行犯で逮捕されました。
およそ1か月の間に6000万円ほどの売り上げがあったとということで、警視庁は詳しい経営実態を調べています。
<東京・立川市連続コンビニ強盗事件 指名手配されていた22歳の無職男を逮捕> (02/17 FNNニュース)
東京・立川市などで2008年に連続発生したコンビニ強盗事件で、警視庁は、指名手配していた無職の男を逮捕した。
逮捕されたのは、住居不定・無職の無田裕也容疑者(22)で、2008年9月、立川市のコンビニに押し入り、男性店員(23)に果物ナイフを突きつけて、現金およそ13万円を奪った疑いが持たれている。
無田容疑者は、2008年10月、広島県の警察署に出頭し、これまでに千葉県や長野県などで起きた強盗事件で、逮捕・起訴されている。
無田容疑者は容疑を認めていて、警視庁は都内で起きた6件のコンビニ強盗についても追及している。
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<昏睡窃盗が銀座で頻発、中国人の女逮捕…大がかりな組織?> 12月3日読売新聞
東京・銀座で、酔った男性が睡眠薬入りのビールなどを飲まされ、眠り込んだすきに現金を盗まれる事件が、2006年以降の3年間で少なくとも68件起きていることが警視庁の調べでわかった。
同庁は犯行にかかわった中国人の女2人を窃盗容疑で逮捕するとともに、酔客を連れ込む場所を提供していたとみられる飲食店6店を捜索した。同庁は背後に大がかりな窃盗団が存在するとみている。
逮捕されたのは、中国籍の客引き、劉亮亮容疑者(26)(埼玉県川口市)ら2人。同庁幹部によると、劉容疑者らは今年7月16日、銀座のホテルで、和歌山県の団体職員男性(45)が風呂に入っている間、財布から現金約10万円を盗むなどした疑い。
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そこで、前回に引き続き、
※安全な街選びの重要な視点ランキング・2位「遊興娯楽施設」 まず第2は「遊興娯楽施設」でしょう。
誤解の無いように、今回の視点は、あくまで「安全」な街に住もうという視点です。「刺激的な街」・「遊んで楽しい街」選びではありません。
子供を健全に育てるたり、日常生活で無用なトラブル・犯罪に遇う可能性を減らすためにも、風俗店・酒場・パチンコ・スロット・マージャン店などは、最寄駅にあまり存在しないことが望ましい。(皆無であれば理想的だが、そんなところはほとんど無いでしょうから)
風俗街・競馬場・競輪場のように、近隣からその種の目的のために集客する施設のある町からは、車や電車で少なくとも20分程度は離れたいところです。
犯罪の発生は、やはり金・女・ギャンブル・薬物を中心に起こります。
必然的にそれらに係わる連中が集まってくる繁華街を中心に犯罪が発生していることは、警察のデータなどでも明らかです。
そして、犯罪者予備軍のような不貞の輩が、そういう街には、誘蛾灯に集まる害虫のように、ウヨウヨ集まってくるのです。
昔の人も「君子危うきに近寄らず」と言っているではないですか?
別に、自分が遊びたいときは、そういう刺激的な施設のある街へ出掛けていいわけで、家族の「安全」を考えるなら、何もそのような街に、居住することはありません。
日本の場合、どうしても国土が狭いこともあり、歓楽街と住宅地が重なり合うような街が多いのですが(特にJR・私鉄の郊外ターミナル駅など)、何十年も居住することを考慮すると、そのような街に住むことは、便利で刺激的かもしれませんが、計り知れない犯罪リスクを背負い込んでいることになりますよ!
~続く~
※犯罪の地域性は、こんなにも違います。
良く調べてから住まないと後悔することになりますよ…!
↓
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◎犯罪情報マップの目的 (警視庁HPより)
この地図は、身近な犯罪の発生状況を地域に密着した形で地図上に表示することにより、安全で安心して 暮らせるまちの実現のための防犯情報として役立てていただくことを目的としています。
犯罪情報マップはこちらから◎犯罪発生マップをご覧になる方へ
この地図は、身近な犯罪について、その発生状況や傾向を目に見える形で表すことにより、防犯情報として役立てていただくことをねらいとしています。
犯罪発生マップはこちらから◎交通事故発生マップの目的
この地図は、身近な交通事故や多発している交通事故について、その発生状況を地図上に表示し、特徴をつかみやすい形で表すことにより、交通安全に役立てていただくことを目的としています。
交通事故発生マップはこちらから~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


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↓ 身の回りには、犯罪・危険がいっぱいです。
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<大阪でまたタクシー襲われる> /大分合同新聞社 2009年01月06日
大阪でタクシー強盗また2件
大阪府警によると、6日午前3時すぎ、大阪府高槻市でタクシー運転手が男に襲われて首付近を負傷し、病院に搬送された。けがの程度は不明。府警は強盗殺人未遂事件として捜査している。
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・yahooニュース
<ひき逃げ>兵庫の男性死亡 東京・文京区の都道(毎日新聞) 2月18日0時4分配信
17日午前2時40分ごろ、東京都文京区本郷1の都道で、兵庫県西宮市上ケ原十番町、会社員、北沢澄男さん(59)が倒れているのをタクシー運転手が発見し110番した。北沢さんは頭や腰を強く打っており間もなく死亡した。腰付近に車にはねられたような跡があることから、警視庁本富士署は死亡ひき逃げ事件とみて、逃げた車の行方を追っている。
[記事全文]
<ひき逃げ>59歳男性が死亡 東京・本郷の都道(毎日新聞)2月17日 - 11時23分
無免許・ひき逃げ容疑で逮捕 埼玉・川越市(産経新聞)2月17日 - 8時3分
ひき逃げで無職女性が重傷 和歌山・田辺(産経新聞)2月17日 - 8時1分
女性をひき逃げして死亡させた男が覚せい剤使用(産経新聞)2月17日 - 8時1分
「追悼の夕べ」ひき逃げ事件の犠牲者しのび(産経新聞)2月16日 - 23時20分
酒気帯び、ひき逃げで少年逮捕 茨城県警(産経新聞)2月16日 - 8時1分
<消防団員逮捕>酔って消防車運転、同僚をひき逃げの疑い(毎日新聞)2月15日 - 20時44分
ひき逃げ容疑で会社員逮捕 千葉(産経新聞)2月14日 - 8時4分
ひき逃げ容疑の介護職員逮捕 千葉(産経新聞)2月13日 - 8時6分
ひき逃げ容疑のタクシー運転手を逮捕 神奈川(産経新聞)2月13日 - 8時1分
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<車に乗り込み女性襲う 強盗強姦容疑で無職男逮捕> 2009.2.18 産経ニュース
埼玉県警熊谷署は、駅前の駐車場で、刃物で脅して帰宅途中の女性の車に乗り込み、暴行するなどしたとして、強盗強姦(ごうかん)などの容疑で、同県熊谷市佐谷田、無職、渡部修容疑者(35)を逮捕した。
JR熊谷駅や行田駅などの駐車場で昨年8月から9月にかけ、同様の事件を約10件起こしたと供述しており、同署が捜査している。
同署の調べでは、渡部容疑者は昨年8月27日夜、同県鴻巣市のJR北鴻巣駅前の駐車場で、車に乗ろうとした女性(23)に刃物を突きつけて車内に乗り込み、ホテルに連れて行って暴行し現金4万円を奪うなど、同様の手口で女性3人を襲った疑い。
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<先進国中最悪の歩行中・自転車乗用中の交通事故死者数~> (
国土交通省道路局HPより)
●身近な道路で頻繁に起きている交通事故
歩行中や自転車乗用中に交通事故に遭い死亡する人の割合は、交通事故死者数全体の約4割を占め、先進国中最悪となっています。交通事故の発生状況を見ると、生活道路で歩行者や自転車利用者が事故に遭う割合は、幹線道路の3倍以上もあり、また、歩行中の死亡事故は約6割が自宅から500m以内で発生しています。つまり交通事故は、もっとも身近な道路で頻繁に起きているのです。
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上記に、身の回りの犯罪・危険のいくつかを引用しました。その特徴として、やはり現在、危険や犯罪は自分の身近な道路と切っても切り離せない関係にあるということです。
そこで、今日の本題です。
これから住宅の購入を考えている皆様、住宅は、一生に一度の大きな買物です。
どの街に住むか、どのような視点で選びますか?
若者が、学生時代を過ごすための、アパート選びではないのです。
「子供を育てる」「自分が老人になる」「家族の介護」…etc。ライフイベントを考えると、いろんな視点は有るでしょう…。しかし、まずは「
安全」第一でしょう。
※安全な街選びの重要な視点ランキング ・1位「
人車分離」
まず第一は「
人車分離」の街作りでしょう。
ここで言う「
人車分離」は、民間分譲住宅の宣伝文句にあるその建物だけの「人車分離」ではありません。
街全体の(少なくとも、最寄駅から自宅まで、車道と交差せずに行き来できること)「人車分離」を指します。
ただし、このような街は、非常に少ないです。
ごく僅かに挙げられるのは、旧住宅公団による大規模ニュータウン。
東京なら多摩ニュータウンなど…。
公団亡き後、採算度外視だからこそできたともいえる、このような街は、残念ながら日本に二度と造られることは無いでしょう。
皆さんも一度は、行ってみて、駅から住宅まで歩いてみた方がよいです。本当の“人車分離”が実感できます。
所詮採算重視でその建物の周辺だけオシャレに飾るだけの民間による開発とは、規模も道路・公園の整備も桁違いですから…。
そもそも日本のほとんどの街は、街全体を計画的にデザインするという発想が無く、ただ人口が増えるにまかせて、乱雑に無秩序に、なすがままに出来ています。
そして結果的に、非常に貧弱な道路環境となり、「人車分離」など望むべくも無い街ができ、先進国で最悪と言われるほど歩行者・自転車が轢き殺されていきます。
「雑然とした街のほうが、人間味がある…。文化が…。」とかおバカなことをいう人がいますが、歩行者や自転車が撥ね殺されるような雑然とした街が、情緒があるでしょうか?
車のなかった江戸時代の街じゃないのだから、道路環境整備は、必須ですね。
そのうえ、それでなくても脆弱な道路環境で危険な日本の街に、バブル期以降の規制緩和で北米市場向けの3ナンバーのデカイ車が激増し、より危険度が増しています。
私は、日本の街の異常に貧弱な道路環境による交通事故は、行政の不作為の人災だと思いますね。(ほとんどの街では、幹線道路が渋滞→生活道路を抜け道に→事故多発というサイクルに陥っています。)
安全に暮らすために、。「人車分離」による利点が大きいことは是非覚えておいてください。
日本では狭い生活道路にも、大きな車がどんどん進入してきます。規制緩和により3ナンバー車が増えたこともこの傾向を加速しました。
その結果、交通事故死者のうち歩行者の占める割合が、他の先進国に比べ格段に高いです。「人車分離」により、ご家族の何十年にも及ぶ通勤・通学における交通事故遭遇の確率が、かなり低くなります。
また最近は、子供の連れ去り、女性への暴行・監禁、引ったくり等の犯罪が、激増していますが、このような犯罪も殆どは、車・バイクで後をつけて来て、犯行に及びます。「
人車分離」が徹底している街では、こうした犯罪に遇う可能性が、非常に下がります。
あなたは、毎日毎日、車・バス・バイク・自転車・歩行者が、狭く歩道もロクに無い道路で、ひしめき合う街に、何十年も住めますか?
あなたの家族は、そんな町で事故・犯罪に遭わないでいられるでしょうか?
~続く~


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- 2009/02/19(木) 00:35:49|
- 社会・安全
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