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巷には情報が溢れています。しかし情報に翻弄され、ニュース・商品等の正しい姿が捉えらません。溢れる情報に騙されたくない皆様に、山一證券を経てコンサルの筆者のブログジャーナル。

間違いだらけの資格選び③ (国際資格は役に立つ?)

ぼへー 新年を機にキャリアアップを目指し資格取得に挑戦する方が増える時期ですが…。
それだけに、悪徳資格ビジネスに騙される人が、いまだ後を絶ちません。皆さん、甘言に惑わされず、資格ビジネスの現実を知り、気をつけてください!

 前回、具体的な資格をいくつかの職業・分野別に列記しましたが、近年の顕著な傾向として、いわゆる“国際資格”が増えてきました。
 確かに、国際化が進み、重要性が増してきたことは事実でしょう…。
しかしながら、実は本当の理由は、他の所にあるのです。

 資格ビジネスは、バブル崩壊後、どんどん拡大を続けてきました。
まずは、既存の国家資格等の受験指導…etcの従来からあるビジネス。
 それが、頭打ちになってくると、次は、新たな民間資格を創設し、自ら胴元になる団体等が林立してきました。
 また、小泉首相の「構造改革・規制緩和」路線の影響で、独占業務を持つような大型の国家資格は、殆ど増えなくなりました。
 そして、資格ビジネスにとってオイシク、多くの受験者が期待できるビジネス系の資格数は、膨れ上がりすぎ、飽和感が充満してきました。
このままでは、「資格ビジネス」は、ジリ貧になってしまいます!!

→そこで、いよいよ「国際資格」の登場です。
「国際化の時代だから!、グローバルスタンダード、…etc」そうでなくても、「国際」という言葉に弱く、バブル崩壊で自信をなくした日本人には、たまらない甘い囁きだったのです。
 まずは、トップバッターのMBAブームを皮切りに、資格ビジネス業界を挙げた国際資格のオンパレードが展開されていきます。 (古くからアメリカのインチキ大学博士号はありましたが…。)

(しかしながら、MBAも取得者が増えるに従いメッキが剥がれ、本家アメリカでもその有用性が問い直される傾向であり、現在ではあのブームは今どこへ?といった感がありますね。)

 いわゆる「国際資格」について私見を述べさせていただくと、業務上必要な方、又は海外で、その資格の必要な仕事に就こうと考える方以外は、費用対効果を考えると取得の必要はないでしょう。 (ここは日本ですから…。 
また、米国の資格は、日本ほど入り口規制はしないので、現実に取得する必要が生じた時に、取得することが十分可能ですし…。)
 教育機関や資格コンサルタントといった「資格ビジネス」にかかわる側からは、キャリアアップ・高収入など夢のようなキャッチコピーが、語られます (資格取得をしてもらってナンボの商売ですから)が…。
 はたして、国内に居住していて、業務上の必要性もない方が、国際資格を取得して期待している程のプロフィットが得られるのか、甚だ疑わしいものです。
お金・時間は大事ですので、よーく考えましょう!
(まあ、お金も時間もある方が、自己啓発として取得することに、当然異論は有りませんが…。)

 また、「国際資格」という呼び方も日本人の「国際」という言葉に弱いのを利用するかのようで…。
実際は“資格ビジネス大国”「米国」系の資格であることがほとんどです。
それを敢えて「国際資格」などと呼ぶのも…。

  1. 2009/01/08(木) 12:14:38|
  2. 資格
  3. | トラックバック:0

間違いだらけの資格選び② (資格ビジネスにだまされるな)

ぼへー 新年を機にキャリアアップを目指し資格取得に挑戦する方が増える時期ですが。
悪徳資格ビジネスに騙される人が、いまだ後を絶ちません。皆さん、甘言に惑わされず、資格ビジネスの現実を知り、気をつけてください!

前回は、「資格取得をしたい職業・分野に国家資格があるならそれを取得するのが良い」という話をしました。
 今回はいくつかの職業・分野について、具体的に見ておこうと思います。なお、私は、資格コンサルタントなどという輩ではないので、自分の守備範囲の職業・分野を中心に列記しました。
 細かい分類や順序立てはしませんが、資格の現状の雰囲気はつかめるでしょう。

※(職業・分野)の国家資格と民間資格

(会計・税務)
・国家資格:公認会計士、税理士
・民間資格:公認内部監査人 、国際会計検定 、簿記検定試験 、税務会計能力検定 、情報経理士、Global CFO 、BATIC、 CPA、EA、、CFM 、CIA 、CMA 、IAT、経理診断士、財務管理士、『トータル・ライフ・コンサルタント〔生命保険協会認定FP〕(略称TLC)』、『シニア・ライフ・コンサルタント(略称SLC)』、『ライフ・コンサルタント(略称LC)』

(金融・ファイナンシャル)
・国家資格:金融窓口サービス技能士 、FP技能検定(1-3級)
・民間資格:証券アナリスト 証券外務員資格試験 、CFA 、KINZAI金融業務検定 、銀行業務検定試験 、銀行実務検定 、金融内部監査士 、金融内部監査士補 、CMP、CFP 、FA検定、AFP 、アクチュアリー(保険計理人)、DCアドバイザー 、DCプランナー 、確定拠出年金アドバイザー

(経営)
・国家資格:中小企業診断士
・民間資格:経営アナリスト 、経営コンサルタント 、ICG経営コンサルタント 、経営管理士 、経営財務士、 経営士 、MBA、SC経営士 、経営アカデミーマスター 、経営情報士 、中小企業組合検定(組合士)、経営総合診断士 、経営調査士、創造経営コンサルタント

(人事・労務)
・国家資格:社会保険労務士
・民間資格:雇用管理士、生産性賃金管理士、経営労務コンサルタント 、労務管理士、人事法務士、総務管理士

{解説}
このように具体的に見てみると、やはり取得すべき順位は、国家資格が第1位、太字の民間資格は2位、その他はお好みでしょう。
 しかしながら、あらためて集めてみると、資格の数はすごいものです。
それなりに集めましたが、これらの職業・分野でも記載していないものがまだまだあります。(バカバカしいのでやめました。)
あらゆる分野の資格全体では大変な数で、その取得等に費やされる金銭は、どれだけ膨大なものになることやら…。

※[公的資格の闇①]
資格の分類は、一般的には、 1.国家資格 2.公的資格 3.民間資格 と区分されることが多いです。
そして、「公的資格とは、国や地方行政機関が認定する公的性格を持つ民間団体等が実施する資格または試験です。資格を付与するための一定の基準が設けられており、所轄する官庁が認定する資格です。」ということで純然たる民間資格よりは上ということになっています。

 しかしながら、これは“お上”に弱い日本人の体質から「公的資格」といわれると、何かとってもありがたいもののような気がしてしまい、そこを資格ビジネスに付け込まれているというのが実情でしょう。
 実際には、非営利の社団法人・財団法人・業界団体が認定しているからといって良い資格とは限りません。(本当に重要で必要な資格は、国家資格になりますから…)
このような団体にとって資格を作り出すことが存在意義につながり・補助金獲得・受験料・登録料等収入源にもなるので、本当に有用か疑わしい資格をどんどん作り出します。(管轄官庁にとっても、どんどん天下り先が増えるので喜んで協力します。また、国家が直接関与する国家資格に較べれば創設するははるかに容易ですから!)
 逆に、純然たる民間資格の中にも、有用なものはあります。
資格選びでだまされないためには、まずは、国家資格とそれ以外という認識を持つのが基本です。
 国家資格以外はダメというわけでは有りません、ただ、民間資格はそれ自体ビジネスであり、資格の質は、玉石混交ですのでじっくり検討することが必要です。
 私の知人にも、よく調べずに思い立ったが吉日とばかりに、大枚はたいて、民間資格を取得し、当初は喜んでいたものの…。結局、対外的に評価が低く、大して使い道もなかったと後悔している人がいます。せっかくの努力・お金を無駄にしたく有りませんよね!!
(次回へつづく)

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  1. 2009/01/06(火) 12:25:50|
  2. 資格
  3. | トラックバック:0

間違いだらけの資格選び① (資格ビジネスにだまされるな)

ぼへー「一年の計は元旦に有り」ということで「今年こそは資格を取得してキャリアアップ」といった目標を立てた方も多いのではないでしょうか?
しかしながら、悪徳資格ビジネスに騙される人が、いまだ後を絶ちません。
皆さん、せっかくの前向きの気持ちを無駄にすることなく、資格ビジネスの現実を知り、後悔しない資格選びをしてください!

※バブルがはじけて、リストラ・終身雇用の崩壊・能力主義・成果主義…etcといったキーワードが大きく取り上げられるのに比例して、資格取得ブームは拡大してきました。

 それに伴い、「資格ビジネス」は、
         ↓
①第一段階…「従来型のビジネス」
 公的資格の受験指導や受験対策書籍の出版、受験対策ソフトの販売など
         ↓ 
②第二段階 
 ①にとどまらず、新たな段階へ進化しました。(大別すると以下の3類型)
         ↓
   (1)「胴元型ビジネス」
  ※自ら「民間資格」を創出し、その自ら創出した「(イカサマ?)民間資格」の受験・認定・登録…etcといった資格にかかわるビジネスをトータルで行う。
   (2)「FC型資格ビジネス」
  ※ソフトメーカーなどとタイアップし、そのソフトメーカー等の公認などをバックに胴元型資格ビジネスを展開。
   (3)「国際型資格ビジネス」
  ※グローバル化・国際化等の甘い言葉で、「国際資格」(といっているが資格ビジネス先進国:アメリカの資格や学位の場合が多い)に関して資格ビジネスを展開。


 わたしたちとしては、なけなしのお金で、大切な時間を使って資格を取得するわけですから、費用対効果・コストパフォーマンスの高い有用な資格を選ばねばなりません。あまりにも簡単に「資格ビジネス」に乗せられ、だまされ、カネを巻上げられる被害者がまだ世の中には、多すぎる…。

(資格選びの基礎)
1.資格の種類:誰が認定するのかによるランク
1位=国家資格 
2位=取得したい職業・分野に国家資格が無く、かつ唯一の民間資格
3位=民間資格

{解説}
取得したい職業・分野に国家資格がある場合は、原則としてその国家資格をとるべき。
それはなぜでしょうか?
 →大抵の場合、ある職業・分野が発展するにつれ、消費者の保護や業界の信頼性の向上などを目的に、まずは業界団体等で認定する資格ができます。
しかし、その職業・分野が、より一層発展すると、1つの業界でも似たような団体はいくつもできるので、「○○士」「××士」…といくつも似たような資格ができます。(天下り団体などにとって資格試験事務は、補助金・予算・独自の収入を得るのに好都合であると同時に、その団体の存在意義を示す手段にもなるので、むやみに資格を作りたがる。) 
事ここに至ると、業界も混乱し、国民もどれを信じればいいのか分らなくなり、混乱し、苦情も増えます。また、その頃には、その職業・分野の影響大きくなるので、監督官庁も国家資格化に乗り出さざるを得なくなります。
そして、林立する各民間資格の利害調整(これが大変)・統合を経て、国家資格が定められるといったケースが大半です。(これはやはり立法により強制力のある国でなければできないことの一つでしょう。)
 だから、国家資格がある場合はそれが良いのです。

2位については、説明は要らないと思います。事実上それしかない資格や明らかに業界でのデファクトスタンダードである資格。
3位の民間資格について、公的な機関等の資格は“公的資格”と呼んで分ける場合もありますが、最近は、公的団体と民間の棲み分けも曖昧になりつつあるし、公的団体といっても、明らかに天下り団体で、役に立たない業界規制(寄生!)資格もあるので、国家資格以外は、国家資格以外という意味で“民間資格”というひとくくりにするのが、妥当と判断しています。
“民間資格”は、それなりに有用なものから、資格サギまで現れ、まさに玉石混交・魑魅魍魎です。


(次回へつづく)


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  1. 2009/01/04(日) 15:40:32|
  2. 資格
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プロフィール

zam

Author:zam
山一證券を経て、現在エンタメ系企業の役員を務めるかたわらコンサルとして活動中の筆者のブログジャーナル。公金を毀損する輩・高齢者・弱い者を騙す輩を糾弾だ!
※保有資格
宅建/社労士/証券外務員1種/1級FP…

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